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2021/04/23

「愛知県知事リコール不正」の藪の中

愛知県の大村秀章知事に対するリコール(解職請求)運動を進めてきた団体事務局の田中孝博事務局長が21日、愛知県庁内で、署名偽造事件への事務局の関与をめぐる最近の報道について見解を述べるとして記者会見した。
その中で田中氏は、昨年の署名活動中に、名古屋市の河村たかし市長から「約10年前の市議会リコールでも多数の不正、無効署名があった」と聞いたと説明。そのために今回の知事リコールでも、「事務局に届いたものは、無効署名と思われるものも含め白紙以外の全ての署名簿を選管に提出した」などと述べた。
この田中氏の発言に対し、25日投開票の名古屋市長選に立候補し、選挙運動期間中の河村氏は強く反発。「田中氏に、市議会リコールでは結果として無効署名が紛れ込んでいた、と話したことはあるが、『不正署名』があったとは言っていない。今回の偽造署名問題とは質的にまったく異なる」と指摘。田中氏の発言について「名誉毀損や偽計業務妨害(選挙妨害)の恐れがある」という自身の見解を、報道陣のぶら下がり取材時やツイッターなどで表明した。
(以上"YAHOOニュース 2021/4/22"より引用)
不正署名の渦中にある田中事務局長と河村市長の主張は真っ向から対立している。どちらかがウソをついていることになる。
「文藝春秋」10月号によれば、リコール署名運動の開始の経緯についても、関係者の言い分は対立しているようだ。
河村氏は「田中事務局長から『高須先生がリコールをやる気になっているので、河村市長から高須先生のところへ電話をかけてくれ』と頼まれたのだ」と説明している。一方、高須氏の方は、「河村市長から『知事が名古屋市を訴えてきた。わしがリコールを成功させる。手伝ってくれんか』との連絡があり、田中事務局長も河村市長から紹介された」と説明している。
これもどちらかがウソをついていることになる。
不正が明るみに出た今、お互いに責任のなすり合いをしているとしか思えない。いずれにしろ、河村市長がキーパーソンであるのは間違えないようだ。
リコール運動に賛意を示していた「文化人」たちが揃って沈黙しているのも、責任逃れとしか見えない。

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