「東京五輪」選手やボランティアへの抗議・嫌がらせは、やめよう
強行される東京五輪への抗議活動が活発になっているのは当然のことだ。
しかし、出場選手や大会ボランティアに対して抗議や嫌がらせする事態も起き、先日は聖火リレー参加者に液体をかける事件もあった。これらは行き過ぎというより、全く無意味だ。彼らは大会開催についてなんら決定権を持たないからだ。悪いのはアの人とスの人と、IOCと組織委員会だ。
抗議する側としては「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という心境かも知れないが、とんだ「お門(おかど)違い」というものだ。
話は変わるが、大会ボランティアに対して組織委員会が、ユニホーム姿で競技会場に来るよう指示が出されている。会場に更衣室がないというのが理由だそうだ。ボランティアの人の更衣室ぐらい準備してやればいいのに。更衣室の他に、「街に祝祭的な彩りを与えて欲しい」という狙いがあるという。これじゃまるで「チンドン屋」代わりだね。
どうも組織委員会というのは上部にはヘイコラする癖に、目下の人間にはまるで奉公人扱いだ。
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