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2021/07/18

小山田圭吾の言動はイジメを遥かに超えている

東京オリンピックの開会式で作曲を担当しているミュージシャンの小山田圭吾が、過去に雑誌のインタビューで学生時代にいじめを行っていたことを告白していた問題が大きな波紋をよんでおり、海外の大手メディアでも報じられている。
小山田は7月16日にツイッターに謝罪文を投稿し、大会組織委も報道各社にコメントを出した。小山田の発言について、「不適切だ」とする一方、「本人は発言について反省しており、現在は高い倫理観をもって創作活動に献身するクリエーターの一人であると考えている。1週間後の開会式に向けて、引き続き最後まで準備に尽力していただきたいと考えている」とし、辞任や解任はしない意向を示した。
この一連の出来事は海外の大手メディアでも報じられている。
しかし、これを本人のツイッターでの謝罪や、組織委のコメントだけで片づけていいだろうか。
小山田圭吾が行ったイジメについて、日刊スポーツが詳報している。読むに堪えない内容だが以下に紹介する。

東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会が発表した五輪開閉会式の制作メンバーに、作曲家として名を連ねた小山田圭吾氏(52)の過去発言が炎上している件で、日刊スポーツは、いじめを告白している雑誌の2冊目も入手した。
邦楽誌「ロッキング・オン・ジャパン」(ロッキング・オン)の1994年(平6)1月号で、学生時代に、いじめに加担していたことを認めた上で「全裸にしてグルグルにひもを巻いてオナニーさしてさ。ウンコを喰わしたりさ。喰わした上にバックドロップしたりさ」「だけど僕が直接やるわけじゃないんだよ、僕はアイデアを提供するだけ(笑)」(原文まま)などと悪びれることなく語っていた。
サブカル誌「クイック・ジャパン」(太田出版)95年8月号のインタビューでも、いじめを告白し、非難の声が相次いでいることが既に判明。22ページにわたり、いじめを語っていた。小山田氏が、障がい者というAさんに対し「みんなで脱がしてさ。(局部を)出すことなんて(Aさんにとって)別に何でもないことだからさ」「障害がある人とかって図書室にたまる」「きっと逃げ場所なんだけど」と認識しながら「みんなで見に行こう」と行動していたこと、体育倉庫で「マットレス巻きにして殺しちゃった事件とかあったじゃないですか、そんなことやってたし、跳び箱の中に入れたり」と詳細な記憶として明かしている。
掲載当時、小山田氏は26歳。分別のつく成人が、ダウン症の生徒が通う特別支援学校を笑い話にしたり、本人いわく「朝鮮人」という男子へのいじめを告白している。インタビューはAさんとの高校卒業式での会話で締めくくられている。進路を聞き「ボランティアをやりたい」と答えたAさんに対し、小山田氏は「おまえ、ボランティアされる側だろ」と。
東京2020大会のコンセプトの1つは「多様性と調和」だ。起用は正しいのか。国立での開会式まで1週間という土壇場で、SNSでは「ふさわしくない」「開閉会式は絶対に見ない」「音楽を聴かない」などの批判が飛び交っている。
(日刊スポーツ 2021年7月16日)

もはやイジメを通り越して、完全な犯罪行為である。しかも、反省するどころか、出版物の中で得々と自慢している感覚が許せない。人間としてクズだ。
小山田圭吾の音楽家としての技量については判断する材料を持ち合わせていないが、こうした人物を敢えてオリンピックの開会式の作曲に起用し、なんの根拠も示さず「現在は高い倫理観をもって」と本人を擁護している組織委の判断は承服しかねる。

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