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2021/09/21

ネットを荒らす「ネット民」

私が最初にブログを開設したのは2004年で、ブログ元年と呼ばれていました。定年退職してから間もない時期で、退屈まぎれに始めたのです。ある弁護士でもある国会議員が、弁護士の資格を悪用した犯罪(その後、裁判で有罪が確定した)について批判する記事を書きました。処が、その記事に対して日々コメントが寄せられ、内容は、その議員が拉致被害者を支援して、そういう人を批判するのはけしからんというものでした。当方は、それと犯罪とは別であり、批判は妥当なものだと反論したのですが、非難のコメントは数が増すばかり。それも「お前はバカか」とか「あなたは最低の人間です」といった人格攻撃が激しくなりました。ネットの世界は双方向だと思っていましたが、最初から意見交換する意思など全くないのです。見たことも会ったこともない人から毎日人格攻撃を受けて嫌気がさし、結局ブログを閉じることにしたのです。その後、他のブログを見ていると、何かの記事をきっかに非難を浴びているのを幾つも見つけ、私同様にブログを閉じた人もいました。
そこで気付いたのですが、彼ら「ネット民」は、自分の気に入らないサイトを炎上させ、ネットから排除するのが目的なのだと。放置しておけば、ネットは「ネット民」だけが跋扈する世界になってしまいかねない。そう思い直して、改めて開設したのが今のブログです。と言っても、別に使命感に燃えている分けではなく、世の中の役に立たない事をおもうまま書いてきた次第です。
当ブログでも、過去に何度か炎上しかけたのですが、サイトのブロック機能を利用してブロックしたり、あまり悪質なものは相手のIPアドレスを晒すといった強硬手段をとりました。目には目をです。そのせいか、ここ数年は悪質なコメントが寄せられることは無くなりました。
「ネット民(住民、住人)」とは、「実用日本語表現辞典」によれば、「一日のうちかなりの時間をネットに費やしている人物、あるいは単なるネットユーザー、またはネットユーザーの中でも特にインターネットを『社会』としてみなしているような人物を意味する語」とされています。日本国内のネット利用者は、およそ5千万人と推定されていますが、「ネット民」とされるのはごく一部です。私の感覚では、「頻繁に様々な掲示板に意見を書きこむ人」で、「主に相手に対し罵詈雑言を浴びせる人」が該当するのではと思っています。ネットの「炎上」とは上手く言ったもので、おそらく放火犯と同じ様な心理状態ではないでしょうか。消火活動は困難です。

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