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2021/09/16

八代英輝弁護士の悪質さ

以下は、「Jcastニュース」2021年9月16日付の記事より引用。
大手食品メーカーのキユーピーが、スポンサーを務めるTBS系の情報番組「ひるおび!」のCM放送を見合わせた。2021年9月14・15日の放送への対応で、キユーピー広報によれば、今後についても検討中だという。
番組をめぐっては、コメンテーターをしている八代英輝弁護士が13日の放送で共産党への発言を謝罪したばかりだった。
八代弁護士は、衆院選での野党共闘を特集した9月10日の放送で、「共産党はまだ『暴力的な革命』っていうものを、党の要綱として廃止してませんから。よくそういうところと組もうって話になるな、というのは僕には個人的には感じますね」とコメントした。
これに対し、共産党の志位和夫委員長はツイッターで同日、「共産党は暴力的な革命を廃止していない」といった虚偽の発言があったとして、同党がTBSに抗議し、謝罪と訂正を求めたと明かした。スポーツ紙などの報道によると、TBS側も、「共産党の綱領には記載がなく、発言は誤りでした」と取材にコメントしたとし、13日の放送で対応するとも説明した。
この件について、13日の放送では、番組アナが「日本共産党の綱領にこのようなことは書かれてありませんでした。訂正してお詫びいたします」と八代弁護士の発言について謝罪した。
続いて、八代弁護士が発言し、政府が20年6月に共産党は暴力革命の方針と認識しており破防法に基づく調査対象だとする答弁書を閣議決定したことを元に、「私の認識は閣議決定された政府見解に基づいたものでした」と釈明した。
そのうえで、「一方でですね、日本共産党はそれを度々否定していることも併せて申し上げるべきでした。申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げた。続けて、「テレビで発言する者として、今後はより正確にバランスに配慮し言葉に責任を持っていきたいと思います」と改めて頭を下げた。
この放送後、志位委員長はツイッターで、八代弁護士の発言について、「虚偽発言への撤回・謝罪になっていない」と批判し、党からもTBSに改めて謝罪と訂正を求めたと報告した。
(中略)
キユーピーの広報部は15日、J-CASTニュースの取材に対し、次のように答えた。
「いろんなご意見をいただいており、社内で検討した結果、14日のCMは見合わせました。代わりにACのCMが流れています」
15日のCMも提供しなかったことを明らかにしたが、見合わせた理由については答えられないとした。「今後については、どうするか検討中です。広告代理店を通じて進めていきます」と話している。

八代弁護士の発言のポイントは、共産党が暴力革命を党の綱領としている、という点だ。これは明らかに虚偽である。ひるおびの番組アナが「日本共産党の綱領にこのようなことは書かれてありませんでした。訂正してお詫びいたします」と謝罪したのは当然のことだ。これに対して八代は、「私の認識は閣議決定された政府見解に基づいたものでした」と釈明している。しかし、閣議決定では「政府が20年6月に共産党は暴力革命の方針と認識しており」としているが、暴力革命を党の綱領としているとは書いてない。従って八代の発言は弁明にもなっていない。さらに、「日本共産党はそれを度々否定していることも併せて申し上げるべきでした」「今後はより正確にバランスに配慮し言葉に責任を持っていきたいと思います」としているが、これでは虚偽を認めたことにはならない。謝罪より、むしろ開き直りに聴こえる。
国際弁護士の八代英輝が、共産党の綱領を知らずにこうした発言をしたとは思えない。この放送前に、立憲民主党と共産党などが市民連合と政策協定を結んでいて、それを牽制するために承知の上で虚偽の発言をしたものと推察する。内容はともかく、「共産党は怖いというイメージ」をTVを通じて流せればいいわけで、彼の目的は十分に達成したことになる。
八代の今回の発言は、言論テロともいうべき悪質なものだ。

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