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2021/09/27

「大横綱」になれなかった白鵬

大相撲で長く第一人者として活躍した第69代横綱白鵬(36=本名白鵬翔、モンゴル出身、宮城野部屋)が現役引退の意向を固めたこと報じられている。今後は宮城野部屋付きの親方として後進を指導する意思を持っているとのこと。近く引退届を日本相撲協会に提出するなど、具体的な手続きに入る見通し。
白鵬は右膝のけがや新型コロナウイルス感染で昨年7月場所から6場所連続休場。進退を懸けた今年7月の名古屋場所では15戦全勝で復活優勝を遂げた。しかし関係者によると、右膝の回復が遅れ、進退について熟慮していたという。
白鵬は、2001年春場所初土俵。右四つでの寄りや投げなど多彩な攻めを武器にスピード出世を果たした。新大関の06年夏場所で初優勝。07年夏場所後に昭和以降3番目に若い22歳2カ月で横綱に昇進し、15年にわたって史上最長の84場所在位。10年には同2位の63連勝をマークした。
そして何より、史上最多の優勝45回を誇り、通算1187勝、幕内1093勝など数々の史上1位記録を樹立した記録は立派というしかない。
だが、大相撲ファンとして白鵬を「大横綱」と呼ぶのは躊躇せざるを得ない。この人ほど毀誉褒貶の多かった人は他におるまい。優れた点は先に挙げたような数々の記録で、今後これらを破るのは容易ではない。
その反面、
・立ち合いでレスリングのエルボーの様な、相手の顔面目掛けての肘打ちを多用したこと
・勝負の決まった後のダメ押し
・懸賞金を受け取った後のガッツポーズ
・優勝インタビューの最後に観客とともに行った三本締め
・土俵入りや仕切りの際の雑な柏手(かしわで)の打ち方
など、角界のリーダーとして相応しからぬ行動が度々問題視され、横審からも苦言を呈されていた。
こうした行動を事実上放置してきた相撲協会にも大いに問題があった。もっときちんと指導していたら、歴史に残る「大横綱」として名が刻まれたことだろう。
そこが残念だ。

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