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2021/10/10

柳家小三治の訃報

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柳家小三治の訃報。以下、スポーツニッポン新聞社 2021/10/10付記事より引用。
落語家で人間国宝の柳家小三治(本名・郡山剛蔵)さんが7日、心不全のため東京都内の自宅で死去したことが10日分かった。81歳。東京都出身。一般社団法人落語協会は発表した。
落語協会が10日、公式サイトで「当協会顧問の柳家小三治(本名:郡山剛藏)が、令和3年10月7日(木)午後8時、永眠いたしました(81歳)。故人の遺志により密葬にて執り行われました。お別れ会の予定はございません。謹んでご冥福をお祈りいたします」と伝えた。
柳家小三治事務所も「柳家小三治(本名・郡山剛蔵)は令和3年10月7日20時、心不全のため満81歳にて永眠いたしました。生前のご厚誼に深く感謝し謹んでお知らせ申し上げます」とコメントを発表。「最後の高座は10月2日、府中の森芸術劇場での『猫の皿』となりました。亡くなる当日まで次の高座を楽しみにしておりましたので、突然のことでした」とつづり、「この先予定されていた落語会を心待ちにしてくださっていたお客さまには申し訳なく存じます。また長らくご贔屓いただきましたお客さま、関係者のみなさまには心よりお礼申し上げます」と感謝をつづり、「故人の遺志により過日近親者のみにて葬儀を執り行いましたので、通夜および葬儀・告別式は行いません。お別れの会等の予定もございません」とした。
落語協会の柳亭市馬会長は「つい最近まで、元気に高座に上がっている、と聞いていたので突然の訃報に接し只々、呆然とするだけです。落語史に、大きな区切りの線が引かれたのは、確かです。何事にも迎合することを嫌い、派手を好まず、極めて芸人らしからぬ、孤高の噺家でした。個人的には、師匠先代小さん亡き後、芸について口やかましい事を言ってくれるのは、小三治師匠だけだったので、いよいよ心細く、寂しくなりますが、『もうあんなに沢山、薬を飲まなくてもいいんだな。』と思うと、少しだけほっとします。小三治師匠、長い間、お疲れさまでした。本当にくたびれましたねぇ。どうかゆっくり、お休み下さい。有難うございました」とコメントを発表した。

柳家小三治の思い出は尽きない。
中学の時の親友で落語が上手いのがいて、ラジオ番組「しろうと寄席」に出演したが、鐘二つだった。その番組で高校生ながら、連続合格していた凄いのがいた。その天才少年が、後年の小三治である。
師匠の5代目柳家小さん譲りの滑稽噺の名手で、聴いていて可笑しさがこみ上げてくる芸風だった。
小三治の高座は数え切れないほど観たが、私が聴いた最後の高座は、2019年11月14日の「国立名人会」のトリで、ネタは「粗忽長屋」だったが、本人と遺体が対面する場面は正に抱腹絶倒だった。
心より、ご冥福をお祈りする。

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