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2022/04/26

山本圭になれなかった

俳優の山本圭が3月31日に亡くなった。81歳だった。私のほうが少し年下だが、ほぼ同年配だ。
思い出すのは1966年にTV放映された連続ドラマ『若者たち』だ。両親を亡くした5人兄弟(男4人、女1人)が、逞しく歩き続けて行く青春ドラマで、ディスカッション・ドラマだったと記憶している。
山本圭は三男の役で、爽やかで正義感の強い男を演じ、憧れの存在だった。ああいう男になろうと思ったが、ダメでした。
先ず外観がいけてない。
初対面で出会う時に、こちらの特長を伝えるのだが、「頭が白く、顔が黒く、目つきの悪いのがいたら、それが私です」と言っておくと、「イヤーOOさん、初めまして」と直ぐに分かってしまう。刑事に間違えられたことが2回、ヤクザに間違えられたことが1回と、およそ山本圭にはほど遠い。
正義感はそこそこあるのだが、爽やかさは皆無。
山本圭になるのは、無理でしたね。
ドラマの主題歌『空にまた陽が昇る時』も流行った。「君の行く道は はてしなく遠い」は今でもソラで歌える。ギター漫談家のペペ桜井がこの歌を、ハモニカを吹きながら歌ってみせる芸を披露している。

山本圭さん、心から哀悼の意を表します。

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コメント

『若者たち』はブロードサイド・フォーによるテーマ曲が気に入って、シングル盤も買いました。ドラマも毎週、8チャンネルで視ていたと思いますが、内容はあまり覚えていません。いつの間にか終わってしまった印象があって、特に最終回は記憶がありませんが、先頃亡くなられた田中邦衛や橋本功、佐藤オリエなど山本圭との4兄弟妹が主人公のTVドラマだったと思います。少々社会派テイストの真面目なストーリーが毎回だったかと…。山本圭さんが81才になられていたのは意外でしたが、何か4兄弟妹の中ではインテリの哲学者タイプだったように感じました。
【合掌】

与太さん
1960年代という時代背景もあったのでしょうか、今では数少ない社会派ドラマでした。人々の記憶に残っているのは主題歌の影響かも知れません。

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