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2022/05/16

ひとでなし国家イスラエル

ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ジェニンで5月11日、取材中の衛星テレビ局アルジャジーラの女性記者、シリーン・アブアクラさんが顔面を銃撃され、死亡した。アルジャジーラはイスラエル軍が銃撃したと主張している。
アブアクラさんは難民キャンプに対するイスラエル軍の急襲作戦を取材していた。銃撃時に「報道」と書かれた防弾チョッキを着用しており、アルジャジーラは声明で「国際法に反する形でイスラエル軍に冷酷に殺害された」と非難した。
13日にはエルサレムでアブアクラさんの葬儀が行われたが、ひつぎが病院から運ばれた際に、イスラエル警察が葬列に突入し、ひつぎを担ぐ人々を次々殴打した。この模様はロイター通信が配信している。
記者を殺害したうえ、その葬儀にまで暴力をふるうイスラエルは、「ひとでなし国家」と言われても仕方ない。
ヨルダン川西岸もエルサレムも、イスラエルの領土ではない。しかしイスラエルが一方的に侵食し、多くの部分を実効支配してしまった。
私はかつて両地域とも訪れているが、現地ガイドがイスラエルの人だったのでイスラエル寄りの解説を聞いたが、それでもイスラエルの不法性は明らかだ。
核兵器を所有し、強大な軍事力を背景に、一方的に国境線を塗り替えているイスラエルに対し、これを黙認している欧米諸国はダブルスタンダードだ。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

以前から感じていたことですが、アメリカ&イスラエル の関係は、中国&北朝鮮 のソレに似ておりますな!?ある意味、「ドラ息子」を溺愛する「親バカな親爺」のようで…。

与太さん
米国としては反米色の濃い中東に親米の政権を橋頭保としてイスラエルを置きたかったのでしょう。今やヤリスギという印象を持っているかも知れません。

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