統一教会と日本の安全保障
「世界平和統一家庭連合」(以下「統一教会」とする)及び勝共連合などの関連団体から支援を受けている政治家に問う。
①アメリカ合衆国下院調査小委員会の報告書では、統一教会について朴正煕大統領の個人的な指示の下、韓国の政治的目的を達成する為にKCIA(大韓民国中央情報部)部長金鍾泌により設立されたとされている。
②文鮮明の教義の一つとして、文教祖の恨(ハン)を晴らすのは「エバ国家日本をアダム国家韓国の植民地にすること」「天皇を自分(文教祖)にひれ伏させること」としている。
③「サタン(悪魔)の国であるエバ国家日本は「金のなる木」の場所として、アダム国である韓国と国内外の統一教会に全てを捧げる教義が教えられている。
④幹部の一人だった副島嘉和は、1970年代の10年間で日本から韓国へ約2000億円が送金された事など、文藝春秋1984年7月号に18頁に渡る手記を内部告発した。
⑤フランスとロシアでは、統一教会を安全保障上の問題があるとして規制と監視対象とした。
先ず、統一教会及び勝共連合などの関連団体から支援を受けている政治家に問いたいのは、上記の教義や実態についてどう思うのかだ。
日本で集められた資金の大部分が韓国の本部に流れているが、それだけではない。日本で集められた情報もまた、韓国の本部に流されているは容易に想像できる。
政治家にくい込んで得られる情報は、政府や政党の実態から、個々の政治家の考えや動向まで、幅広い。
韓国の情報機関としてはいずれも貴重な中身だ。
フランスとロシアが、統一教会を安全保障上の問題があるとして規制と監視してるのは、その為だろう。
日ごろ、愛国心だの国益だのを声高に主張している議員たちが、これに真っ向から反する行為を行っているのだから、呆れるしかない。
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