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2022/07/03

NATOがいつも正義とは限らない

ロシアのウクライナ侵攻により、米国とNATOが正義で、ロシアは悪玉と言うのが通説になっている。
しかし、歴史を振り返ればそう単純な話ではない。
1999年にはNATOによるユーゴスラビアへの空爆がおこなわれた。国連決議無しで、米国空軍を主力にして、英国やドイツなどNATO軍も加わった。
発端は、ユーゴスラビア国内でアルバニア系住民に対する虐殺が行われたというものだったが、今日ではこれが戦争広告代理店による巧みな情報操作によるものとされている。
空爆は78日間に及び、当初は軍事施設を目標としていたが民間施設も被害を受け、子どもを含む沢山の民間人が犠牲になった。
中国大使館も爆撃を受け、29人の死傷者をだしている(NATOは誤爆だと主張しているが真相は不明)。
この時は、ロシアは米国とNATOを強く非難していた。
それが今度は、ロシアがウクライナに侵攻し、米国とNATOがこれを非難。そうするとロシアは、米国だって同じことをしていたではないかと反論している。
どっちもどっちである。
どちらに正義があるかどうかなんて、分かったもんじゃない。

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