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« 「ウクライナ戦争」私たちは正しい情報を得ているか? | トップページ | 阪神のCS進出は嬉しいが »

2022/10/01

「動員令」というプーチンの大博打

戦前に流行った代表的な兵隊節に『可愛いスーチャン』があるが、1番の歌詞は次の通り。
 お国の為とは言いながら
 人の嫌がる軍隊に
 召されて行く身の哀れさよ
 可愛いスーちゃんと泣き別れ
今のロシアではこうした思いを抱きながら動員されてゆく若者が多いだろう。しかもロシアの場合は「人の嫌がる戦争に」なので、よけいに深刻だ。
ウクライナの一部戦線で追い詰められたロシアのプーチン大統領が9月21日、ついに動員令を発動した。
国民総動員ではない「部分的動員」だが、ロシアのショイグ国防相は動員数を「30万人」と述べている。しかし、ロシア語メディア「ノーバヤ・ガゼータ・ヨーロッパ」はロシア大統領府の筋の話として、非公開の動員令第7項目に書かれた動員数は「100万人」だと伝えている。
召集令状が高齢者にも渡されていて、60代の年金生活者たちがバスで徴兵手続きに連行されたとも報じられている。
20代の女性看護師に「衛生兵」として召集令状が渡されていた。軍務経験が無いのに、いきなり前線に投入されるのだ。
抗議の声は全国に拡がり、初日だけで38都市で1400人が逮捕された。
権力側は対抗し、「反動員」を訴えたモスクワの若者に召集令状を送付した。召集令状を使って言論弾圧を図っている。
動員逃れのため海外へ逃げたロシア人は数万人にのぼる。
あるロシア語メディアは、「テレビで見ていただけの戦争が『画面から自分の家庭に飛び込んでくる』と突然ロシア人は気づいた」と報じている。
ここが重要で、今まではウクライナ戦争は軍人の戦争だったが、動員令を境に「自分たちの戦争」になったのだ。
ウクライナ東部4州を強引に併合したプーチンだが、これからの戦局次第では失脚する可能性がある。
ソ連時代からロシアの首脳が突然失脚した例は多い。但しロシアは依然としてロシアであり続けた。
政策の根本的な転換は期待できないかも知れない。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

あなたの9月29日づけの記事「ウクライナ戦争、私たちは正しい情報を得ているか」には感心しました。日本にいては得られない貴重なウクライナの現実を報告してくれたと思ったからです。
しかし、10月1日の記事ではまたプロパガンダべったりの記事になってしまいましたね。
わたしもロシアが劣勢にあることは否定しません。これはウクライナとロシアの戦争ではなく、実質的には世界最強の兵器を持っているアメリカと、ロシアの戦争だと思っていますから。
「可愛いスーチャン」の歌をひきあいに出したのももっともですが、この戦争はロシア国民にとって「人の嫌がる戦争」でしょうか。そもそもプーチンのやったことが、いわれているほどひどいものでしょうか。

エマニュエル・トッドの本によれば、米英両国はウクライナに西側の兵器を配備しようとしていたそうです。
むかしキューバ危機のとき、アメリカは世界大戦も辞さない勢いで、軍艦を派遣してソ連のミサイルがキューバに配備されるのを止めました。それと今回のプーチンのやったことはどこが違うのでしょう。
あなたはプーチンがどん大統領なのか、きちんと知っていますか。
あなたがウクライナ旅行に行ったとき、ガイドが、クリミアの人たちがうらやましい、ウクライナは汚職まみれの貧しい国だと答えたそうですが、ロシアがこの戦争で敗北し、プーチンが失脚すれば、ロシアもそのままオリガルヒに支配された無法国家に回帰しかねません。
これはもはや兵隊同士の戦争ではなく(ウクライナのほうはとっくに国民総動員体制です)、国家と国家の戦争だと思えば、動員令もやむを得ないでしょう。
だれでも死ぬのはイヤですから、戦争を忌避するロシア人の気持ちもわかりますが、傍観者のわたしたちまでがプーチンとロシアを非難する必要があるのでしょうか。

酔いどれ李白さん
いかなる理由があろうと、他国に侵攻したり他国の領土を一方的に編入することは許されない。これを守らないと世界秩序は保てなくなります。国家と国家の戦いであるのはその通りですが、ウクライナにとっては防衛戦争ですから、そこが違います。

いかなる理由があってもですか。
ボスニアヘルツェゴビナの戦争では、アメリカ軍が空爆をしたおかげで、戦争を止めることができました(あのころの米国はいまよりまともな国だった)。
たとえば北朝鮮やミャンマーのような国が、国民を食い物にし、逆らう者を虐殺し始めたとしても、ほかの国がぜったいに手を出してはいけないのでしょうか。
カンボジアでもひどい虐殺がありましたが、ベトナムが侵攻してやめさせました。
戦争の原因はそんなに単純なものばかりではないので、あまり単純化するのはまずいような気もしますが。

世界秩序は守らなければいけないといって、ひそかにウクライナを西側に引き込み、そうやってロシアを包囲する。
ほうっておけばウクライナはロシアにとって、ひじょうに危険な国になるところで、もしも軍事進攻がいけないというなら、ロシアはそれを黙って見てなければいけないことになります。
しかもあなたが見てきたように、ウクライナは汚職まみれの腐敗した国だった。
そんな国がプーチンに干渉されたくないといって、NATOの兵器でハリネズミのように武装しようとする。
昨日まで盟友と思っていた国が、明日には敵対国になってしまう。
ロシアからすれば、これも広義には世界秩序の変更にはなるのではありませんか。

いったい世界秩序というのは・・・・なんて言いだすとキリがないので、このへんでやめますが、わたしがいいたいのは、無責任な宣伝工作にひっかかって、単純にロシアが悪いと信じる人が多すぎるということです。

酔いどれ李白さん
旧ユーゴへの米国とNATOによる空爆は、現地を見たり関連する本を読む限りでは誤りです。「あのころの米国はいまよりまとも」という評価には同意できません。根本的な意見の相違がありますので、これ以上の論争はやめて置きましょう。

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