NHK恒例の「番宣」が始まった
毎年、この時期恒例のNHKの「番宣」が始まった。
特に年末の紅白や、来年の大河ドラマへの宣伝がすさまじい。一見、無関係とみられる他の番組にも「番宣」が仕込まれていることが多い。
視聴率が経営に影響する民放とは違って、受信料を強制的にふんだくっているNHKにとって番組の視聴率は関係ないのだ。
関係あるとすれば、番組のディレクターなどの製作者のメンツや社内での評価だけで、国民にとってはどうでもいい事だ。
しかも番組宣伝のための費用は我々の受信料から出ている。こんなバカな話はない。
そんな金があるなら、番組の質の向上に充てて貰いたい。
話題は変わるが、NHKで「いいいじゅう」という番組がある。名前のとおり都会から地方への移住を勧めるという内容で、政府の方針に沿ったものだ。
番組を見ると、地方への移住で成功した例が毎度紹介されている。それはそれで結構なことだが、実際には失敗例も多いのが実態だ。
NHKは公共放送なんだから(確かそうだったよね)、成功例も失敗例も公平に扱うべきではないか。双方の例から教訓を得て、地方移住について適正な選択が出来るようにするのがNHKの使命だろう。
政府のお先棒ばかり担いでいると、公共放送の名が泣くぜ。
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