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2023/02/02

美しい日本の歌

かつては教科書に載っていたが、今ではあまり耳にしない美しい歌を集めてみた。
日本の原風景が文語体で描かれていて、これからも残しておきたい曲ばかりだ。
ある程度の年配の方なら、メロディも浮かんでくるだろう。

『ほととぎす』
1 
おぐらき夜半を 独りゆけば  
雲よりしばし 月はもれて
ひと声いずこ 鳴くほととぎす 
見かえる瞬間(ひま)に 姿消えぬ
夢かとばかり なおもゆけば  
またも行手に 暗はおりぬ
2 
別れし友よ 今はいずこ    
今宵の月に 君を想えば
心は虚ろ 思い出消えず    
悩める胸に 返るは彼の日
星影たより ともに語りし   
昔の言葉 今ぞ偲ぶ

『星の界』

月なきみ空に きらめく光
嗚呼その星影 希望のすがた
人智は果てなし 無窮の遠(おち)に
いざその星影 きわめも行かん

雲なきみ空に 横とう光
嗚呼洋々たる 銀河の流れ
仰ぎて眺むる 万里のあなた
いざ棹させよや 窮理の船に

『旅愁』

ふけゆく秋の夜 旅の空の
わびしき思いに ひとり悩む
恋しやふるさと なつかし父母
夢路にたどるは さとの家路
ふけゆく秋の夜 旅の空の
わびしき思いに ひとり悩む

窓うつ嵐に 夢もやぶれ
はるけきかなたに 心まよう
恋しやふるさと なつかし父母
思いに浮かぶは 杜のこずえ
窓うつ嵐に 夢もやぶれ
はるけきかなたに 心まよう

『冬景色』

さ霧消ゆる 湊江の
舟に白し 朝の霜
ただ水鳥の 声はして
いまだ覚めず 岸の家

烏啼きて 木に高く
人は畑に 麦を踏む
げに小春日の のどけしや
かへり咲の 花も見ゆ

嵐吹きて 雲は落ち
時雨降りて 日は暮れぬ
若(も)し灯火の 漏れ来ずば
それと分かじ 野辺の里

『浜辺の歌』

あした浜辺を さまよえば
昔のことぞ しのばるる
風の音よ 雲のさまよ
寄する波も 貝の色も

ゆうべ浜辺を もとおれば
昔の人ぞ しのばるる
寄する波よ かえす波よ
月の色も 星のかげも

はやちたちまち 波を吹き
赤裳のすそぞ ぬれひじし
病みし我は すべていえて
浜の真砂 まなごいまは

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