悪魔の所業
事件の記事で一番辛いのは、子どもへの虐待だ。
幼い子どもを家族全員で暴力をふるい死亡させてしまった事件。
見舞金欲しさに子どもに食事を与えず数十回も入院させ、その金を自らの遊興費に充てていた事件。
子どもたちを自宅や車に置いて長時間外出し、死亡させてしまった事件。
その子のことを思うと、切なくて悲しくて悔しくて体が震え涙が出る。
どんな動物でも我が子を可愛がり、子どもの成長を手助けする。それが高等動物であるはずの人間が、その真逆の行動をしているのだ。
周りに相談できる人がいればとか、そうした人の相談窓口が必要といった意見があるが、これらの事件の親たちに効果があるかどうかは大いに疑問だ。彼らが自ら相談に行くとは思えない。
現に、いくつかの事件で周囲の人が注意したり、アドバイスしたりしているが耳を貸さなかった。警察から警告を受けていたにも拘わらず、同じことを繰り返し最悪の事態を招いたケースもある。
悪魔の所業には打つ手がないのかと、絶望的な気分になる。同じ人間であることに嫌気がさす。
もはや親になることが罪だったとしか言いようがない。
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