クズ
いわゆる「部落」への差別が依然として横行していると報じられている。ネット社会になってから却って酷くなったという見方もあるようだ。確かにそうしたサイトが存在するし、アクセスする人も少なからずいるようだ。
私の経験では、以前から部落が話題になることはなかった。部落の存在を知ったのは10代の半ば頃で、小説や映画存在を通して初めて知ったくらいだ。だから差別意識は皆無だ。
元々、部落自体は人為的なもので、差別を受ける理由などない。
しかし、差別する連中は、どの地域に多いとかどの名字が多いとか、そんな事をほじくり返して喜んでいる。
関東大震災で多くの朝鮮人が殺された、これは歴史的事実だ。
私の両親は二人とも関東大震災を経験していたので、子どもの頃から震災の話は聞いていた。その中であまり詳しくはなかったが、朝鮮人たちが酷い目に逢ったということも聞かされていた。
処が、これを否定する人たちがいるようで、そういう連中がグループを組んで行動していると報じられている。9月1日に行われた朝鮮人犠牲者の法要祭に押しかけて妨害したとある。
こうした言われなき差別でしか自己のアイデンティティーを保つことができない人は、クズとしか言いようがなく、同じ日本人として恥ずかしい。
言論の自由は保証せねばならないが、同時に差別は唾棄すべきものだ。
明らかなヘイトに対しては、人権保護の立場から取り締まりの対象にすべきだ。
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