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2023/11/22

他人の不幸を願う人々

プロスケーターの羽生結弦が離婚を発表した。彼の結婚には何の関心も感慨もなかったが、行き過ぎたメディアの報道やいわれのない誹謗中傷、ストーカー行為などで、二人やその家族たちを守ることが出来なくなったという離婚理由には気の毒に思う。
世界的なフィギュアスケーターで、容姿も写真集を出すほどのハンサム。そのお相手が良家のお嬢さんでバイオリニストとしてTVにも出演していた芸能人。
そんな幸せそうなカップルが許せないんだね、きっと。
何かアラを見つけては不幸になって欲しいと願う。そんな人間がネット社会になって増殖しているようだ。
オレがこんな境遇なのに、あいつらばかりいい思いをして許せねえってわけだ。
この場合、相手が本当に幸せかどうかは問題じゃない。幸せに見えるだけで嫉妬心を燃やすんだからタチが悪い。
皇族の娘の結婚相手が米国の資格をとって、先方で優雅な生活を送っているらしいのが気に食わない。何かケチをつけたくなる。
日本人が米国の弁護士の資格を取るのはどれだけ大変か、その努力は無視されるし見ようともしない。
高い収入を得てニューヨークに住んでいることが許せないのだ。
交通事故で最愛の妻と娘を失うという極めて不幸な事態に陥った人が、賠償金を得た。そんな事で悲しみが消えるわけではない。これからも辛い人生を歩んで行かねばならない。
処が、賠償金の金額だけに眼がいってしまい、嫌がらせや脅迫を繰り返す人間が出てくる。血も涙もない連中とはこのことだ。
他人の幸せを妬み、不幸になることを願う、人間の感情にとって最も醜い部分だ。だから日常生活の中では表に出すのが憚れる。
そこで匿名であることを利用してネットで憂さを晴らしている、実に情けない連中なのだ。
ただ、明らかな脅迫でない限りは、法律では取り締まれない厄介な問題でもある。

羽生結弦の離婚声明について、外野からの意見であることは承知の上、
いくつかの疑問もある。
①結婚についてある程度のリアクションがあることは予想されていただろう。それが実際にはどれほど並外れていたのかがよく分からない。
②当初、結婚相手を明かさないという方針であったようだが、芸能として一定の実績を持った人であったことを考慮するなら、隠し通すことは不可能だっただろう。この見通しはどうだったのだろうか。
③相手の女性の意志はどうなのだろうか。結婚から離婚に至るまで、相手の方の声が聞こえてこず、それはやや正常とは言えない様な気がするのだが。

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