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2024/04/29

有難や!有難や!「アリマタヤのヨセフ」

腎不全の入院が終わったと思ったら、今度はS状結腸が捻じれて救急で内視鏡手術のため又入院。
いい加減イヤになる。
こういう時は神頼みで、今回も聖書の中から脇役ともいうべき人物をとりあげた。

名前は「アリマタヤのヨセフ」。
エルサレム観光で現地ガイドから説明があって名前を知ったのだが、キリスト教が巨大な教団になるのは、この人の貢献が大だと思った。
どんな功績かというと、架刑に処せらたキリストの遺体を引き取った人物だ。
本来なら、キリストの遺体は他の死刑囚と一緒に穴倉に投げ込まれるところを、この地方の総督ピラトに願い出て遺体を引き取ったのだ。
ピラトはキリストの処刑を命じた人物であり、その人を説得したのだからアリマタヤのヨセフは身分の高い人だったのだろう。
キリストの支持者でもあった。
議員だったという説もある。
キリストの遺体は女性たち(その中にマグダラのマリアがいた)によって清拭され、香油を塗られて、墓に納められた。
墓は横穴式の洞窟で、手前に大きな岩を置いて蓋にしていた。
後日女性たちが墓を訪れると墓の中が空になっていて、キリストの復活を知ることになる。
こうして見ていくと、もしキリストが他の死刑囚と一緒に穴に投げ込まれていたら、復活が出来なかったかも知れないと思うのだ。
アリマタヤのヨセフの功績は大だ。
有難やのヨセフである。

もう一つ、これは聖書には書かれていないが、当時の十字架刑では最後に囚人の足を折って、耐え難い苦しみの中で死んでゆくという処刑方がおこなわれていた。
アリマタヤのヨセフは、キリストの苦しみを和らげようとして、槍で絶命させる方法にしたという。
アリマタヤのヨセフの一連の行動は、最高権力者の方針を逆らうもので、かなりの勇気が必要だったろう。

それに対して12人の使徒はどぅなのか。
キリストの処刑に抵抗するどころか、処刑の時は誰一人として姿を見せなかった。
遺体の収容にも立ち会わなかった。
彼らに忠誠心を感じないのは、信者じゃないからか。

2024/04/21

コント「イエス・キリストの誕生」

エルサレム旧市街を観光していると宗教施設だらけで、とりわけキリスト教系の教会の多さが目につく。
なかでも印象的だったのは、キリストの父親であるヨセフを祀った教会だ。
大きな肖像画に描かれているヨセフは、何か深刻な顔をして悩んでいる様子(ここまでは事実です)。

そりゃそうだろう。
妻であるマリアとの間は何も無かったにも拘わらず、子どもが出来たのだ。
これはどう考えたらいいんだろうか、ヨセフは悩んだに違いない。
マリアは「この子は神のお告げで妊娠したんだから、神の子よ」と言うのだが、どうも納得がいかない。
ヨセフは赤ん坊に「お前は本当に神の子なのか?」と尋ねると、
赤ん坊が「イエス!」。
かくして、イエス・キリストが誕生した。

このエピソードには、産まれた子どもの父親が誰か知っているのは母親(パートナー)だけという、永遠の真理が提起されている。
ヨセフの悩みは全ての男性の悩みを代表しているとも言える。
しかし、ヨセフは自分の子ではないと知りながら、キリストを育てあげた。
ヨセフは、男の鑑である。

2024/04/19

小池百合子は学歴詐称から逃げ切るだろう

小池百合子の学歴詐称問題がクローズアップされている。
以前から指摘されていたことだが、彼女のカイロ大学卒業という経歴に対して、旧知、知人、元側近らの証言が相次ぎ、最早小池は詰んだ状況にある。
カイロ大学卒は彼女の候補者としての経歴にも掲載されており、虚偽が明白であれば公選法違反となり、布告人となって現在の地位も失うことになる。
以前はカイロ大主席卒としていた時期もあったが、さすがに気がさしたのか「主席」はいつのまにか消えているが。
小池がカイロ大卒に拘っているのは、これを除くと学歴が関西学院大学中退になり、一流政治家として箔がつかないからだろう。カッコ悪いのだ。
かつて小池は、立候補する度に所属政党が変わり、政界渡り鳥の異名を得ていた。
時々の権力者におもなて次第に階段を上りつめ、首都の知事から首相候補に名前が上げられるに至った。
その上昇志向は大したもんだと思うが、背伸びし過ぎて無理した結果が、カイロ大卒となったわけだ。

さて、小池の学歴詐称問題がこれからどうなるかだが、この行く末については残念ながら悲観的というしかない。
大事なポイントは、カイロ大を卒業していないという証明が出来るかだ。カイロ大学が小池は卒業していないという声明を出せば問題は簡単だが、これが難しい。
日本政府はエジプトに対して毎年多額の援助を行っている。
一方、あちらの大学は概して政府の影響力には逆らえない。
エジプト政府としては、この問題で日本政府と事を構える気はないだろうし、してみるとカイロ大学が首都東京の知事の地位を否定させるような声明なり証明を出すことは考え難い。
こればかりは、「待てばカイロの日和あり」とはいかない様だ。
従って、小池百合子は都知事の地位を保ち続けることになろう。
後は選挙で東京都民がどう判断するかだ。
ただ、小池の首相の目はなくなったと思われる。

2024/04/17

現在の病状について

私的なことで恐縮ですが、当方の病状は次の通りです。

病名:腎不全 人間の体にとって大切な腎臓が機能しなくなっている
治療:人工透析 血液を循環させるなかで腎臓の機能を医療器械に負わせる
そのため一日置きに4時間程度、透析の措置を受ける。前後を含めると6時間ほど時間が取られる。
腎臓は良くなることが無く、透析は悪化を防ぐだけなので一生続くことになる。
そう考えると気が重くなるが、現状を受け容れるしかありません。

この他。腸と肛門をつなぐ器官として「s状結腸」があるが、私の場合これが長大で捻じれやすい。
結腸が詰まると大腸が閉塞してしまう。
厄介なのは、「s状結腸」の捻じれがいつ起きるかが予測できず、予防もできない。
症状が起きれば直ちに内視鏡による処置が必要で、時には救急医療のご厄介になる。
いわば体内に爆弾を抱えているようなもので、常に不安がつきまとうのです。

今のところ、「脳」だけは正常(自分だけはそう思っている)の様なので、何とかブログは続けたいと願っています。

2024/04/15

お知らせ

長らく入院生活を送っていてブログも長期中断していましたが、先日ようやく退院しました。
未だ体調は万全とは言えませんが、ボチボチ記事を書いていこうと思っています。
当ブログを閲覧しておられる方へ、もうしばらくお待ち下さい。

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