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2024/05/30

蝶花楼桃花が31日間連続口演

蝶花楼桃花が、7月に池袋演芸場で31夜の連続独演会を行う。
「桃花 31夜」と題して31日間ネタおろしを含む、異なる演目を披露するという。
落語家の中には、これだけ演じる力量がある人はいるだろうが、問題は31日間客が入るかどうかだ。それだけの集客力があるかだ。
現在の桃花の人気から充分にいけるという確信があるのだろう。
何せ、真打昇進後4か月で寄席のトリをとったのは、落語協会では最速の記録だ。
前座でデビューしたのは2007年、当時は春風亭ぽっぽの高座名でネタは「平林」を演じたが、上手い女流が出てきたなという印象で、当ブログに感想を載せた。
私は元々女性は落語家には向かないという信念があったが、桃花と同じ時期に前座でデビューした立川こはる(現在は立川小春志)の二人を見て、考え方を変えた。
2011年、二ツ目に昇進し「春風亭ぴっかり☆」に改名。寄席や落語会で何度か高座に接したが、古典を磨くという姿勢は好ましく感じた。そして着実に力をつけてきた。
2022年3月下席より真打に昇進して「蝶花楼桃花」に改名した。
残念ながら、その頃から当方は体調を崩し、寄席や落語会にも行けない状態になった。従って蝶花楼桃花になってからの高座は未見である。
何時の日か、健康が戻れば桃花の高座を見たいと願っているが、難しそうだ。

2024/05/27

ブログの墓標

またまた2週間ほど入院していた。
この分じゃ、墓仕舞いや賀状仕舞いならぬ「ブログ仕舞」をそろそろ検討しないと、という思いもある。
ブログの中には中断したまま数年間放置されているのを見かけることがある。
管理者が中断したのか、あるいは死亡したのかは分からないが、まるで「ブログの墓標」の様に見えてしまう。
削除する決断が出来なかったのか、あるいは内容が資料的な価値があると思い残したものか。
当ブログの管理人もブログを削除するか残すか、いずれかの選択を迫られる時が来るだろう。
その日まで、もう暫く続けたいと思う。

2024/05/07

リニア新幹線工事の遅れは川勝知事のせいなのか

リニア中央新幹線の工事遅れが川勝静岡県知事に原因があるかのような報道が行われて、非難を一身に浴びた形で知事を辞任することになった。
しかし、リニア中央新幹線工事の遅れはかなり深刻で、川勝知事の抵抗はそのごく一部に過ぎない。
JR東海が進めている東京~名古屋間の工事では、2027年の開業計画を断念した。
用地買収も残されていて、停車駅も確定できていない。工事の入札も未着手の所が残っている。
難関とされている南アルプスのトンネル工事では、2026年完工予定のところ未だ4割程度の進捗状況、大幅の遅れは避けられない。
都市部で行われている大深度シールド工法も大きな壁にぶつかっており、2021年に始まった品川の工事では300mを半年で掘る予定が、2024年4月段階で120mに留まっている。
こうした工事も遅れは工事費の膨張を招き、当初5兆5千億の予算が、3年前に1兆5千億に上積みさいるが、今後は更に増加するのは避けられまい。
予算の膨張は、運賃の高騰に跳ね返ってくる。

ここまで来ると、リニア中央新幹線が果たして必要だったのかという疑問が生じる。
東海道新幹線の時は、当時は東京~大阪間の輸送能力が限界に達していて、高度経済成長む迎えて新幹線がどうしても必要だった。
それに比べて、リニア新幹線はどうか。
人口減少と共に、東京~名古屋を利用するビジネス客は大幅に減少するだろう。
開業は恐らく2040年頃を見込むとして、その時点で高い運賃を支払ってまでしてリニア新幹線を利用する人間はどれだけいるだろうか。
計画自体に無理があったとしか思えない。

2024/05/03

不「健康食品」は使わない

TVのCMや新聞広告でもいわゆる健康食品やサプリメントが大々的に宣伝されている。
あれだけ広告費を使えるということは、よほど利益率が高いんだろう。
よく「これから30分以内にお電話頂いたかただけに・・・」と言って、5割から8割引きの提供価格が表示されるているが、実はこっちの方が本当の定価ではと疑ってしまう。
私は健康食品やサプリを利用したことがない。
理由は信用してないからだ。
今から40年以上前のサラリーマン当時に、半年間ほど健康食品に携わったことがある。
自社で開発した商品のPRや、他社との連携の可能性を探るためだった。
そこで分かったことは、健康食品業界の杜撰さだ。
効能を証明するデータの改ざんや、都合の良いデータだけを表示するなんてことは普通に行われていた。
目覚ましい効果があれば副作用があるのが普通だが、そこは説明しない
皆がやってるから誰も指摘しない。
そこから得た結論は、私が所属していたような企業は手を出すべきでないということだった。
今の健康食品業界は当時より正常化されているかも知れないが、昨今の健康食品やサプリのトラブルを見てると、根本的な改善が行われているか疑問だ。
もっとも「健康食品やサプリを利用したことがない」なんて言ってるから、しょっちゅう病気に罹るんだと言われと、グーの音もでないのだが。

2024/05/01

「九ちゃん(坂本九)」に会いたい

1985年8月12日(月)の夕方、私は深川・門前仲町の居酒屋で同僚と飲んでいた。
店の奥のTVに突然「東京から大阪に向かっていた日航機との交信が途絶え、機体は行方不明」というテロップが流れた。
私は即座に飲み代を払い、自宅に向かった。お盆の時期の東京ー大阪の便ならもしかして知人や関係者が搭乗しているかも知れないと思ったからだ。
その日は深夜までTV画面に見入っていた。
報道は次第に日航機が遭難したとの事実が伝えられ、搭乗者名簿が公表された。
知った人の名は確認されなかったが、「坂本久」のを見たとき、これはもしかして「九ちゃん」じゃないかと胸騒ぎした。
その後の報道で坂本九本人であることと、死亡が伝えられた。胸の中にポッカリ穴が開いた、そんな心境だった。

九ちゃんは私より3つ年上だが、彼の全盛期と私の青春期は重なっている。
ダニー飯田とパラダイスキング(パラキン)から独立し、ソロ活動を開始して次々とヒットを飛ばしていた。
TVで九ちゃんを見ない日が無かったような人気者だった。
歌手に限らず俳優や司会者と、日本には数少ないエンターテインメントの芸人となることが期待されていた。
坂本九の死は日本の芸能界にとっても大きな損失だった。
最近になって青山透子氏がこの日航機事故に対する様々な疑惑をとり上げて話題になっているが、政府やJALが真相に向き合っていくことが事故の遭難者への供養になると思う。

坂本九の数々のヒット曲から、私が選んだTOP10を以下に順不同で紹介する。
・上を向いて歩こう
・戦場に陽は落ちて
・一人ぼっちの二人
・あの娘の名前はなんてんかな
・見上げてごらん夜の星を
・明日があるさ
・幸せなら手をたたこう
・サヨナラ東京
・九ちゃん音頭
・レットキス(ジェンカ)
「戦場に陽は落ちて」は九ちゃんには珍しい反戦歌
「レットキス(ジェンカ)」は縦列になって踊った
最後は「九ちゃん音頭」で締め
 とかくこの世はままならぬ
 愚痴はよそうぜ 歌でも歌おう
 それがね それが浮世と云うものさ
 キタサ ホイサッサ

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