蓮舫はなぜ負けたのか
都知事選の結果は小池の当選が確実となった。
都知事選では過去、現役は12勝0敗という圧倒的優位があり、現役の小池に対する蓮舫の戦いは最初から厳しいと思われていた。
それでも蓮舫は果敢に挑戦したのだから、それなりの思いはあった筈だ。
ある新聞社が主要候補者に「小池都政を評価するか」というアンケートを取ったところ、蓮舫だけが未回答だった(他の候補者は全員回答した)。
この姿勢が全てを物語っている。
現職の小池に挑むわけだから、小池の悪政を糺し、その対抗軸となる政策をぶつける以外に勝ち目はなかった。
しかし、蓮舫の政策を見る限り、小池との決定的な差異は感じない。
結局、蓮舫は何をもって都知事になろうとしていたのかが、最後まで不明瞭だった。
それが最大の敗因。
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仰る通りですね。
ほんきで都政を勉強していなかった。
たんなる印象批判で、反自民票が取れると思ったのが甘かったですね。
立憲の、いや日本の根本問題、どういう社会をつくるのかの大きな絵を描けない。
投稿: 佐平次 | 2024/07/08 10:15
佐平次さん
蓮舫のビラは何回か入っていましたが、私の様な人間でもその思いは伝わって来なかった。それが全てです。
投稿: home-9 | 2024/07/08 16:45