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2024/09/06

「和製〇〇」と呼ばれる歌謡曲の名曲

レコード店などへ行ってジャンル別に分けられた棚に「演歌」という項目で歌謡曲が区分けされているのが腹に立つ。
演歌はあくまで歌謡曲の一分野であり、日本の歌謡曲は様々リズムやメロディはを採り入れながら豊かな世界を形成してきた。
今回は「和製〇〇」と呼ばれる歌謡曲の名曲をいくつか選んでみた。
曲が古いのは選んだ人間が旧いせいだ。

【和製タンゴ】
タンゴのリズムを採り入れた歌謡曲は数多く、名曲を選ぶのに苦労するほどだ。
霧島昇『夢去りぬ』
服部良一が外国人の名前で作った曲で、歌詞も曲も素晴らしい。霧島昇も独特の低音の美しさを響かせて歌い上げている。
松島詩子『マロニエの木陰』
戦雲せまる時代によくこいう歌が出来、そして流行ったものだと感心する。日本の歌謡曲の中の不朽の名作と呼んでもいい。
【和製ハワイアン】
こちらも数が多く、好みで選んでみた。
岸恵子『ハワイの夜』
同名の映画の主題歌で、あまり知られたいないがメロディがとても美しい。若い頃この曲を聴いてはハワイに憧れたもんだ。
大橋節夫『南国の夜』
メロディが美しく大橋節夫の甘い歌声が効いている。
【和製シャンソン】
二葉あき子『巴里の夜』
セーヌ河の畔に越かけながらパリの夜空を見上げている、そんな情景が目に浮かんでくる。
岸洋子『夜明けのうた』
岸洋子の朗々たる歌声は感動的だ。
【和製ブルース】
エト邦枝『カスバの女』
退廃ムード一杯の曲をエト邦枝が退廃ムード一杯に歌っている。
ディック・ミネ 『上海ブルース』
異国情緒一杯の曲をディック・ミネが低音を効かせて歌唱。

ここからはちょっと変わった曲。
【和製マンボ】
トニー谷『さいざんすマンボ』
コミックソングの傑作。
【和製ボサノバ】
敏いとうとハッピー&ブルー『星降る街角』
やたら調子の良い歌。

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コメント

>トニー谷 『さいざんすマンボ』
アイ・ブラ・ユーには驚きました。
ソロバン勘定、家庭の事情・・・
実にどうもこれが、ウイットの利いた歌ですねぇ。

福さん
トニー谷がそろばん片手に踊りながら歌う姿はボードビリアンの面目躍如でした。

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