遅まきながら、2016年9月の記事別アクセス数TOP10は以下の通り。
1「睦会~柳家喜多八ゆかりの演目で~」(2016/9/2)
2 鈴本演芸場9月中席・昼(2016/9/12)
3【ツアーな人々】消えた添乗員
4 #69扇辰・喬太郎の会(2016/9/18)
5「小満ん・馬石・文菊 三人会」(2016/9/21)
6 ポール牧の自殺
7 そもそも空港での「液体物持込」検査が無意味だ
8【豊洲市場移転】「盛り土」以前の大きな問題
9 鈴本演芸場8月下席・夜(2016/8/29)
10 #12ワザオギ落語会(2016/9/17)
内訳は落語が6本、旅行が2本、政治1本、その他1本。
先ずは、築地市場移転問題について。
今回の騒動の「そもそも」を言い出すと、東京ガスの跡地に市場を建てるというところからきている。当時の石原慎太郎都知事の片腕だった浜渦武生氏が交渉にあたり、2001年2月に東京ガスと話をまとめたと言われている。いうのは有名だが、その交渉の前に臨海副都心開発の旗振り役をしていた今沢時雄港湾局長が、2000年から東京ガスに顧問として天下りし、そのご取締役に就任していた(現在は退任)という事実に着目する必要がある。豊洲は都の港湾局の管轄下だ。
当初から土壌汚染が分かっていたにも拘わらず、東京都が東京ガスから買い取った理由は、この辺りにあるのだろう。
そうでもないと、あまりに不自然な土地買収の説明がつかない。
これから豊洲市場の問題を議会で審議するのであれば、出発点となった土地売買に関係した幹部たちの喚問は欠かせない。
空港での液体検査についての記事も根強い人気だ。煩雑な割には、国によって液体の定義が異なっているなど、極めていい加減なのだ。
その空港で買った液体物なら機内持ち込みがOKとなっているが、では空港内で販売の液体物はどうやって検査しているのだろう。とても全量検査しているとは思えない。
保安検査自体も国によって空港によってバラバラだ。非常に厳しい国もあれば、かなりユルイ国もある。テロ防止対策なら、同じ基準で行わなければ意味がない。
ポケットの中のハンカチやティッシュペーパー、紙幣までも全部出すように言われ、ベルトと靴も脱がされ、更に全身の透視検査までやる空港に出会うと、いっそうその感を深くする。
落語関係では1位の”「睦会~柳家喜多八ゆかりの演目で~」(2016/9/2)”のアクセスが断トツだった。喜多八を惜しむ声は未だ根強い。
9位の”鈴本演芸場8月下席・夜(2016/8/29)”は、先月分のアクセスを合算すればかなり上位にいっただろう。客席はガラガラだったのに。
数年前に書いた”ポール牧の自殺”に注目が集まったのは理由が分からない。
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