パソコン・インターネット

2017/05/06

1%の人が20%の意見をを占める-ネット社会

ネットワーク社会論を研究する立教大学の木村忠正教授とインターネットポータル企業のヤフーが共同で、ヤフージャパンで2015年4月の1週間に配信された政治・社会分野の記事1万件と、そこに付けられたコメント数十万件を分析した。
コメントにしばしば登場する単語を見ると、1位から3位までが日本、韓国、中国だった。韓国、朝鮮など韓国に関連した単語を含むコメントは全体の20%に達し、中国関連まで合わせれば25%に達した。このうちの多数は“嫌韓”や“嫌中”意識が濃厚なコメントだった。特に、侮蔑的コメントだけを見れば、全体の80%は韓国関連だった。
また、今回の分析で1週間に100回以上コメントをした人が全体の1%いたが、その1%が付けたコメントがコメント全体の20%を形成していた。

上記の調査は、ヤフージャパンが配信したニュースに対するコメントを分析したものだが、他のサイトでも同様の結果になるだろう。
時おり、いくつかの掲示板を見ることがあるが、同じような用語を使った同じような文章が実に多いのだ。
頻繁に出てくる用語としては、「在日」「反日」「工作員」が目立つ。自分たちの意見に反対するような人間はすべからく在日であり、反日であり、朝鮮や中国の工作員であると決めつける。相手が日本人だと分かると、今度は「なりすまし日本人」認定とくるのだから始末が悪い。
同じ様な用語を使い、同じ様な文体で文章を書く。同一の人があちこちに書いていれば、似るのは当然だろう。
日本人全体の中ではごく一部と見られるが、調査結果が示すように1%の人が20%を占めるという現実のもとでは、あたかもそれが多数意見であるかの様にに思われてしまうのだ。

ネットで書かれたことがニュースとなることがある。
ネットではこういう意見があるとか、こういう意見が多数だとかいう類だ。
しかし、前記の調査結果が示すように、バイアスがかかっていることに注意が必要だろう。

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2013/12/10

「ネットで世論調査」なんて出来ない

近ごろ「ネット(00サイト)の世論調査」という表現を時おり眼にするが、現状ではネットの世論調査はできない。
世論調査というのは、ある社会集団の構成員について世論の動向を明らかにする目的で行なわれる統計的社会調査、またはその調査技法をいう。
例えばある特定の問題について国民の世論を調査するなら、本当は国民全員の意見を調べなければならない。しかし時間的にも費用面でもそれは不可能なので、一定数の人々を標本として、設問し回答を集約することにより、国民全体の世論を推定することになる。
「世論調査」というのは統計理論に基づいた標本調査でなくてはならない。
この場合大事なのは、調査対象全体(母集団)から偏向なくサンプリングを行わなければ結果は不正確なものとなるということだ。
ネットでは世論調査が出来ないというのは、現状では「偏向なくサンプリング」が出来ないからだ。ネットの利用者が限られているし、調査対象がサイトに接続しているか、あるいはサイトの会員に限られている。
ネットで出来るのは、そのサイトの利用者や会員の意見の集約だけで、いわゆる「アンケート調査」である。
今回の「特定秘密保護法」の調査で、マスコミの世論調査とネットの調査で賛否に大きな隔たりがあるとされているが、当然のことだ。
もちろん、定期的に調査していれば、その変化により動向を把握できるという可能性はある。
また将来、国民の大半がネットを利用するようになり、従来手法の調査とネットの調査との偏りが修正できるようになれば、ネットを使った世論調査も可能になるかもしれないが、かなり先の話だ。

現在はどのような方法で世論調査が行われているかだが、TV局や新聞社では一般に「RDD方式」を採用している。
この方法は、コンピュータで乱数計算を基に電話番号を発生させて電話をかけ、応答した相手に質問を行う方式で、従来の固定電話を対象として行なわれる。NTTなどの電話帳に掲載されていない電話番号も抽出対象となりえる。
比較的偏りがない方式ではあるが、問題点もある。
先ず固定電話を持たない人は対象外になってしまう。
回答率も問題で、低くなればなるほど精度は落ちてくる。
「無回答・分からない」という回答をどう評価するかによっても判断が分かれる。
朝日新聞の調査には回答を拒否しても、産経新聞の調査には応じるなどといった、調査主体の影響もある。

この他に、設問の仕方によっても回答が変ることもある。
「消費税率を上げることについて」という設問で、回答欄が「賛成、反対」という場合と、「やむをえない、反対」という場合では、回答が異なるだろう。
設問の前段に「日本はこれから少子高齢化社会をむかえ、社会保障費の財源不足を補うために消費税率を上げることが予定されているが」と書き加えれば、これまた賛否は大きく変わる。
世論調査に名をかりた世論誘導もある。
調査結果だけでなく、調査方式、設問の仕方、回答方法など中身を見ておく必要があるわけだ。

いずれにせよ世論調査の定義を考えたら「ネットの世論調査」などという表現は不正確だ。

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2013/09/26

暴言官僚の「匿名」が「実名」に変るとき

ネットを利用している人の大多数は「匿名」であると信じているかも知れないが、いついかなる時に「実名」が明らかにされるか分からない。
そういう怖ろしさをこの人はひしひしと感じているに違いない。

「復興は不要だと正論を言わない政治家は死ねばいい」と、2年前に匿名ブログに書き込まれた一文が、ここ数日インターネット上に広まり、騒ぎになっている。閲覧者らが身元を割り出し、筆者が経済産業省のキャリア男性官僚(51)であることがばれたためだ。事態をつかんだ経産省も「遺憾であり、速やかに対応する」として、処分を検討し始めた。
ブログでは匿名だったが過激な書き込みが目立ち、仕事にかかわる記述から閲覧者らが身元を割り出したとみられる。24日午後から、実名や肩書がネット上にさらされた。

ネット上に書き込まれた内容の一部は次のようだ。なおブログは既に削除されているとのこと。

東北大震災の復興について
「もともと、ほぼ滅んでいた東北のリアス式の過疎地で定年どころか、年金支給年齢をとっくに超えたじじぃとばばぁが、既得権益の漁業権をむさぼるために そいつらの港や堤防を作るために そいつらが移住をごめるためにかかる費用を 未来のこともたちを抱えた日本中の人々から ふんだくり、綺麗事をいうせいじ」
「増税の是非ではなくパパは復興は不要だと正論を言わない政治家は死ねばいいのにと思う」

鳩山政権の時の日航(JAL)再建問題について
「JUL(JALのこと)株をひと山あてようと10万円近く買ってみた。株価98円くらいで仕入れて、くるっぴぃ(鳩山のこと)政権が、いつものとおり何も決断できずに、ずるずる、よろよろ引き延ばして、挙句に公的資金で救済してでるたぁ~航空の指揮下に入って、瞬間的に株価が倍くらいになってパパは、10万円くらい濡れ手にあわわ!の予定であった」

金田正一と張本勲が映ったテレビ画面の画像を掲載して
「チョンコンビ」「早く亡くなっていただきたいと思った」「早く死ねばいいのにと心のそこから思うよ」

高齢者らによる野球チームを紹介した番組の画像を掲載して
「早く死ねよ」「まだ死なないか」 「ただのバケモノ」「腹の出たおやじにすぶりを教える禿げおやじ」 「ゴキブリたち」

この他にもストレスがたまると、飼い犬の耳を「輪ゴムで止めてカチューシャにしたりしてはけ口にしている」と、画像を掲載して自慢した。また、娘も飼い犬に八つ当たりして蹴飛ばすそうで、その時の犬の表情を撮影した画像もあった。

ミラノ万博について
「パパは10年ぶりに『わんぱく(万博のこと)』の仕事をすることになった わんぱく自体は大して面白いわけではないのだが、わんぱくの仕事はこれがなかなか面白いのである 愛知わんぱく時代の仲間は鉄の結束である」

この最後の一文とミラノ万博での調印式を報道する写真とで、身元がバレタらしい。
この男性は、05年の愛知万博(愛・地球博)に博覧会協会の事業管理室長という立場で携わっており、ブログが書き込まれた半月ほど前の13年6月28日付けでJETROの展示事業部博覧会・渉外担当審議役に異動している。ミラノ万博の日本代表だ。

既に実名がネットで晒されている。
どうやらこの人物は、経済産業省のキャリアで、安全保障貿易管理課課長などを務めた後藤久典氏のようだ。

被災者を見下し、老人をバカにし、インサイダーで金儲けを企み、ヘイトスピーチから動物虐待まで。
ここまでくると高級官僚うんぬんより、人間としてどうなのかと疑いたくなる。
こういう人物が日本を動かしているんだと想像すると背筋が寒くなる。
「匿名」を信じて勝手なことを書いていたんだろうが、ネットでの発言は常に「実名」が晒されるリスクを負っている。
2ちゃんねるの一部利用者の情報について、履歴と共に実名を公開されてしまったのは記憶に新しい。
それ以外にも、ネットで脅迫など行うと本人が突き止められて逮捕されるという報道をしばしば眼にする。あれは捜査当局が要求すると、プロバイダーが本人の個人情報を提供するからだ。
もちろん、これは刑事事件に限ったことではなく、いわゆる公安筋の情報も対象とされているのだろう。
ネットを利用するなら、実名リスクを頭に置いておくことが必要かも知れない。

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2012/09/20

「ネット社会」は人間を幸福にするだろうか(上)

「図書」2012年9月号に作家・赤川次郎の「ネット社会の闇」という記事が掲載されている。
小説を映画化やドラマ化する場合は、先ず出版元に企画してもよいかという問い合わせがきて、次に作者がOKするかそうか判断できるように「企画書」の案が送られてくるのだそうだ。
作者が了解すると「企画書」が映画会社なりTV局に提出される。
作者に送られてくる「企画書」に”イメージキャスト”というのが記載されていて、こういうタイプの役者をイメージしていると作者に伝える。
その役者が分からないとイメージできないので、その時はネットで検索して調べるのだそうだ。
昨年のことで、赤川次郎のある作品の企画書が手元に送られてきて、イメージキャストにあげられていたアイドルが知らない名前だった。
検索すると既にCMに出ているような女の子だったが、ネットを見て驚いたとある。
以下は記事からの引用。

【この女の子に関するデータと並んで様々な悪口が書き込まれていたからである。
もとより、スターやアイドルの好みは人さまざまだ。好き嫌いは他人がとやかく言うことではない。しかしわざわざ「嫌いなアイドル」の悪口を、それも何度も執拗にネットに書き込むのはどういう心理だろう。
特に見過ごせないのは、この女の子の目が細いことを、「チョン顔だな」「こいつはチョンだろ」と書き込んであったことだ。
「チョン」はいうまでもなく「朝鮮人」の蔑称で、決して使うことは許されない言葉である。匿名でなければ言えるはずのないことが、「ネットの投稿」として、時に「炎上」などという現象まで引き起す。】
(中略)
【その悪口は、むけられた相手を傷つけるだけではない。その「書き手」をも、確実に毒し、むしばんでいる。
「文字にする」ということは、単に友だち同士のおしゃべりとは別の次元のものだ。
実名を出して、あるいは直接その当人に向かって、そんな言葉は口にできないだろう。そこには「口に出してならない言葉」を発しない、人間の理性と知恵があるからだ。しかし、顔が見えないのをいいことに、人をののしり続けていれば、その人間の精神はその言葉にふさわしいものにしかなれない。
「言葉、言葉、言葉・・・・・」
と、ハムレットは言ったが、一つの言葉を使うか使わないか、そこには人の品性が現れるのである。】
(中略)
【「言葉」一つ一つの重さについて、絶えず考えていなければ、ネット社会は人間を幸福にしないのではないかと私は思う。】
と記事は結ばれている。

下手なブログを書いている身としては少々耳が痛いけど、著者の指摘は至極もっともだ。
先ず「目が細い=朝鮮人」と断定する、なんという知識の貧しさか。
眼が細い日本人もいれば、眼の大きな朝鮮人もいる。こんな簡単なことさえ理解していなくて、よく掲示板に書き込みが出来たものだ。
この記事で大事なのは後半のパラグラフ、
「その悪口は、むけられた相手を傷つけるだけではない。その「書き手」をも、確実に毒し、むしばんでいる。」
「顔が見えないのをいいことに、人をののしり続けていれば、その人間の精神はその言葉にふさわしいものにしかなれない。」
と指摘してる点だ。
たまに”2-ちゃんねる”などの掲示板をのぞくことがあるが、あまりの言葉の汚さに気分が悪くなり早々に退散してしまう。人間はあそこまで悪意を抱けるものだろうかと。
日常的にああした世界に浸っていれば、精神の荒廃は避けられないのではなかろうか。

娘の会社の同僚がうつ病になった。入社してから20年、快活でとてもうつ病になるなど考えにくい人だったとか。
原因がネットでの悪口と聞き、娘がその同僚の本名で検索すると確かにある掲示板にその同僚の悪口がわんさと書かれていた。
内容からみて内部の事情を知る者で、それも同じ部署の人間なのは明らかだった。
この会社が数年前に企業合併していて、その同僚がしかるべき役職に就いたのが合併の相手方の社員に不満だったようでターゲットにされ、嫌がらせの書き込みを行ったようだ。
卑劣としか言いようがない。
中にはそれを苦に自殺するケースさえあるわけで、これはもう犯罪である。
こうした市井の人間さえターゲットにされる掲示板の存在が、なぜ許されているのだろうか。

ネットは実に便利だ。
しかし人間を幸福にしていけるのかどうか、そこを考えてみたい。
(続く)

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2009/06/28

やはりシマンテック社はおかしい

ネットニュースの“JANJAN”で、松田まゆみ記者が「驚くべきシマンテック社架空請求の手口」というタイトルで記事を書いている。
内容はシマンテック社の(ウイルス対策ソフト)ノートン・インターネット・セキュリティの更新をしていないにも拘らず、代金が請求されていたというものだ。つまり架空請求ではないかという指摘だ。
昨年からダウンロード版をカード決済で購入、有効期限は今年の5月中旬だったが、期限前にノートンをアンインストールして他社のウイルス対策ソフトをインストールした。
ところが、4月30日付けで昨年と同額の請求がきてしまったというわけだ。

シマンテック社側の説明では、ダウンロード版では自動的に更新されることになっていて、ユーザーが停止手続きをしなければ自動的にクレジットカードに課金されるとのこと。
この場合、期限が切れる37日前にメールで自動延長について知らせが届き、15日前には延長完了の知らせが届くことになっているのだそうだが、実際には松田記者には通知がされていなかった。
交渉の結果、3ヵ月後には返金されたが、クレジットから自動引き落としのため気付かない人もいるのではというのが、松田記者のコメントだ。

この件で思い出すのが、私が書いた「“Norton Internet Security”は欠陥商品では?」という記事だ。
ソフトの有効期限が翌年1月だったのに(コンピューター購入時からずっと同社の製品を継続して使っていた)、ある日突然前年の9月に期限が変更されていて、本当にその日に期限切れになってしまった。
これなど詐欺行為だと言って良い。
私の場合、この製品は他にもトラブルを起こしていたので、もう二度とシマンテック社の製品は使わないと決めて、クレームせずに他社製品に切り替えた。それ以後トラブルも解消した。
アメリカではシマンテックとマカフィーが自動更新でトラブルとなり、罰金を課せられたそうだが、こうなると企業体質が問われる。

セキュリティ・ソフトの企業にとって、信用力が命だ。
そのことをシマンテック社はどう思っているのだろうか。

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2009/05/01

「アメブロ」のやり方はアンフェアーだ

人気タレントなどのいわゆる有名人(セレブ)ブログというものを見たことが無いが、ナンでも大変な人気らしい。なかには毎日数千件のカキコミがあるサイトもあるというから驚きだ。
こうした有名人だろうと、私のような無名人だろうと、プロバイダーは平等に扱ってくれていると思っていたら、それがどうも違うらしいのだ。

現在約1300人もの有名人ブログを運営する「Ameba」(アメーバブログ、通称アメブロ/株式会社サイバーエージェント)では、こうした有名人ブログに力を入れるために、特別の運営管理を行っているというのだ。
同社のアメーバ事業本部・エンターテイメントディヴィジョン・ゼネラルマネージャー(長い肩書きだ)藤井琢倫氏は、次のように語っている。
「タレントブログのサポートを専門に、社員と社外に委託している人員を含め、合計30人ほどの監視チームが24時間体制で管理に当たっています。明らかに誹謗中傷と思われるコメントを発見したら、即時に削除します。機械に頼らず、すべて目視で確認しているため、完璧に近いほど柔軟に対処することが可能です」。
24時間体制でカキコミをチェックし、問題となりそうなコメントは即座に削除しているというのだ。削除の判断は、担当者個人に任されているのだろう。
アダルトサイトへの勧誘や特定の商品の宣伝など違法なコメントは別にして、内容をチェックして事前に削除するとなると、これは情報の検閲を行っていることになる。
事実、批判的なコメントは徹底的に削除され、好意的な、ヨイショ・コメントだけが掲載されるという指摘がある。

またアメーバブログでは、「タレント自身の記述で問題になりそうな個所を発見した場合は、タレント事務所に逐一連絡し、炎上を未然に防ぐ」システムを備えているのだそうだが、これは一体どういうことだろう。
批判コメントはアメブロ側が削除するのだから、そうなると問題となりそうな記述の書き換え、手直しを要請することを意味しているのだろうか。
それにしても、わざわざタレントの所属事務所にまで逐一連絡を入れているというのだから、破格の待遇だ。反面、ブログの記事に対して、ある種の検閲を行っているかにも受け取られる。

こうした特別サービスは、果たして芸能人だけが対象なのだろうか。
恐らくはタレント議員や、芸能人と政治家の二足のワラジをはいている人たちも、同様の恩恵を受けていると思われる。その場合、反対意見が抹殺されることになりはしないか。

ネットの世界は、情報を発信するが側と受け手との双方向コミュニケーションが基本だ。良いことも悪いことも、あくまで双方の直接的なヤリトリで処理すべきであり、それ以外の第三者が介在すべきでない。
有名人サイトの多くが「公式ブログ」を名乗っているが、「公式」と銘打つ以上は本人及び所属する事務所が記事に責任を負っていることを意味している。
仮に、その記事に対して批判が多く寄せられようと、それはブログの管理者である本人たちが対処すべきことだ。批判への反論もまたコミュニケーションだ。採りあげるかどうかの判断も、管理者の責任である。
プロバイダー側は有名人ブログを増やしたいがために過剰サービスを行っているのだろうが、結果は発信受信双方への検閲であり、情報の統制につながりかねない。
また有名人に対する特別扱いは、サイトの利用者に対する選別でもある。

アメブロの運営方針は、アンフェアーだと言われても仕方がない。

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2008/04/04

「ほめく」アクセスランキング・2008年1-3月

恒例の当ブログへのアクセスランキング。2008年第一四半期の結果は次の通りです。
(1)記事別
当ブログへのアクセス全体の約30%は、トップページです。
画像へのアクセスは全体の約15%でした。画像目当てのアクセスは、画像だけで記事を見ることは殆んどありませんので、アクセス集計より除外しました。
トップページ、プロフィール、各カテゴリーを除いた記事別アクセスのランキングは次の通りです。
① 「生協(co・op)」の看板が泣く
② 【ツアーな人々】当世海外買春事情
③ 米原万理さん、さようなら
④ 「ベガーズ・オペラ」@日生劇場
⑤ 五木ひろし「日本歌謡史100年―昭和編―」in国立劇場
⑥ 「プール天井材落下」は設計ミス
⑦ こまつ座公演「人間合格」
⑧ 立川談春「与話情浮名横櫛」他
⑨ 石川さゆり音楽会@青山劇場
⑩ 三浦和義の掌で「世間は踊る」
今回トップ・10で特徴的なのは、芸能関係の記事が半分を占めたことです。
半世紀ぶりに歌謡曲歌手のコンサートを聴きに行った記事が、YAHOOなどのサーチエンジンで上位にランクされたのは意外でした。観客が多いにも拘らず、記事を書く人が少ないことが影響しているのでしょう。
落語の独演会では唯一、立川談春の会がランク入りしました。ネタの背景を詳しく書いたのは評価されたのだと思います。
1位となったのは、「毒入りギョーザ」事件での生協の対応をとりあげたもので、図らずも現在の生協が利益本位に走っていることが明らかになりました。
2位の「海外買春」の記事が注目されたのは、驚きました。類例の大半が買春のhow toもので、このテーマをマジメに扱ったのが評価されたのでしょう。女性の読者が多かったようですね。
3位の「米原万理」の追悼記事は、本ブログの超ロングセラーです。年数を経ても一向に人気が衰えないのに感心します。
6位は、豊田市にあるスポーツ施設の天井材が落下した事故をとりあげたもので、故黒川紀章氏の設計ミスを指摘したものです。こうした記事が多くの方に読まれたことは、とても嬉しいですね。

(2)検索サイト
トップ・3は次のような順位になっており、圧倒的にYahooの一人勝ちです。ただ全体の15%を占める画像へのアクセスの大半はGoogleなので、トータルとしてYahooとの差は縮まります。
① Yahoo 81.3%
② Google 9.1%
③ goo    4.4%

(3)検索ワード
トップ・10次の通りです。
① 半井小絵
② 米原万理
③ 人間合格
④ こまつ座
⑤ 石川さゆり
⑥ 浅尾美和
⑦ 三浦和義
⑧ ちあきなおみ
⑨ 石原銀行
⑩ 柳家喬太郎
今回もブッチギリの1位に半井小絵が入りました。以下8位までは、広義の芸能人といえるでしょうから、ネットでは相も変らず芸能ネタが好まれているようです。
政治ネタで石原銀行が、落語家では唯一喬太郎がランクインしました。

(4)滞在時間
アクセスは1分でも1時間でも同じ1アクセスとしてカウントされますので、その記事にどれだけの時間が割かれたかも重要なファクターです。
当然ですが「トップページ」が断トツで時間が長く、次いで複数の記事が表示されるカテゴリーの時間が長くなります。
これらを除くエントリー別の滞在時間のトップ・10を、以下に示します。
① “当たり”の喬太郎「竹の水仙」 6時間40分39秒
② 「3幼児死亡事故」世間のジョーシキ裁判の非ジョーシキ 4時間45分44秒
③ 立川談春「与話情浮名横櫛」他 4時間25分01秒
④ 「レジ袋」有料化に異議あり! 4時間02分17秒
⑤ 「生協(co・op)」の看板が泣く 3時間53分02秒
⑥ こまつ座公演「人間合格」 3時間31分23秒
⑦ 五木ひろし「日本歌謡史100年―昭和編―」in国立劇場 3時間29分31秒
⑧ 【寄席な人々】寄席と独演会 3時間25分41秒
⑨ “Norton Internet Security”は欠陥商品では? 3時間21分24秒
⑩ 「再生紙」が環境を破壊する 3時間14分09秒
1、3、8位に寄席に関係する記事がランクインしたのは、こうした記事がじっくり読まれている証明でしょう。
4位の「レジ袋」と10位の「再生紙」の記事は、共に「環境保護」や「温暖化対策」として行われている運動の誤りを批判したものです。環境問題の解決には科学的視点が大切ですが、なぜか非常に情緒的な方向に走っていると感じています。
9位は人気のアンティウイルスソフトの不具合を記事にしたもので、寄せられたコメントを見ても、私と同様の経験をされている方が多いと思われます。

(5)リモートホスト(プロバイダ)
① ocn.ne.jp 14.1%
② bbtec.net 11.3%
③ dion.ne.jp 7.3%
④ infoweb.ne.jp  7.1%
⑤ plala.or.jp   4.1%

(6)OS(端末)
① Windows XP   71.3%
② Windows Vista  8.6%
③ Windows 2000  5.6%
④ MacPowerPC   4.7%
⑤ MacOS-X     2.3%
Windows XPが圧倒的で、Vistaへの転換はあまり進んでいないようです。

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2008/03/29

40%がスパムブログとは

先日、現役の時に在職していた会社の人に連絡することがありメールを出したところ、スパムメールと識別されて届くのが遅れたとの連絡を受けました。OBをナント心得るかと怒っても仕方ありません。スパムメール対策で拒否設定を増やしていたら、いつの間にか知人のメールまで自動削除されたことがあります。
こういうのは、正にスパムの二次被害といえるでしょうね。

ネットでブログを公開していると、日々スパムメールやスパムブログが送られて閉口しているという経験は、多くの方がされているでしょう。削除に手間がかかる上、あまりセキュリティを上げ過ぎると、必要なものまで拒否され、全く困り者です。法律で規制はあるものの、摘発を受けるのはほんの一握りなので、あまり効果が現れていないのが現状です。

どの位スパムブログが存在しているのかいう点について、3/26にniftyの調査結果が公表されました。ご覧になっていない方のために、以下に要約します。

先ずは【スパムブログの定義】で、次のようになっています。
(1)自動生成系
・引用スパム
他ブログやニュース記事、検索されやすいワードの検索結果スニペット(検索サイトでの結果ページで表示される、検索語が含まれるテキストの抜き書き)などの引用を自動的に取得して、記事を生成している。
・アフィリエイトスパム
商品写真とそのアフィリエイト(広告)リンクを大量に自動で掲載しているブログ。内容がほとんどない。
・ワードサラダ
文章をフレーズ単位で機械的に組み合わせて生成しているブログ。一見、人間が書いているように見えて、良く見ると文章の意味が通じていない。
・自動マルチポスト
同一記事を複数のブログに機械的に大量に投稿する。
(2)アダルト系
・わいせつ記事
・出会い系
・ワンクリック詐欺
こちらは解説不要ですね。

検索に示されているスニペットから本文にアクセスすると、似ても似つかぬ記事にぶつかることがありますが、あれが「引用スパム」なんですね。
同一の記事をアチコチのブログにアップする「自動マルチポスト」というのも、よく見かけますね。
「ワードサラダ」ですか。もっとも人間が書いたものでも、支離滅裂な文章になっているサイトもありますけど。
広告だらけのブログも見かけますね。当「home-9(ほめく)」では、ご覧のようにアフィリエイトを一切載せていません。まあ載せても誰も見ないでしょうけど。
私は個人的には、私的なブログなどには、アフィリエイトを載せるべきでないと考えています。もちろん用語辞典のような公的な性格を持っているサイトであれば、社会貢献の代償として一定の広告収入を得るのは当然ですが、こんな雑文を書いて収入を得ようなんざぁ、不届き至極でしょう。

実際には「アダルト系」が、スパムの大半を占めていると思われます。
おっと、当ブログでは「出会い系」を拒否キーワードに設定していますので、もしコメント送られる際はご注意を。

それではniftyが行った【国内のスパムブログの状況】調査結果ですが、次の通りです。
「BuzzPulse」(ニフティのブログ評判分析サービス)で分析対象としているブログ記事のうち、2007年10月~2008年2月の各月ごとにそれぞれ約10万記事をサンプリングして、スパムブログの割合を調査しました。その結果、5ヶ月間の平均で、約40%がスパムブログという結果が分かりました。

4割がスパムブログですか、ナルホド。あれやこれやを含めれば、おおよそ半分くらいが迷惑ブログに分類されるのでしょうか。
お金を儲けるのは自由ですが、是非他人に迷惑をかけぬ様、スパムブログやスパムメール管理者に強く要望したいと思います。
なに? お前のブログも迷惑だって?
放っといてくれ!

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2008/02/25

“Norton Internet Security”は欠陥商品では?

自宅でPCを使うようになってから、ウイルス対策ソフトとしてシマンテック社(symantec)の製品を使ってきた。当初は”AntiVirus”だったが、数年前から“Norton Internet Security”を毎年インストールしていた。部分的に不満はあったが信頼性には問題ないと判断したのと、元々の性格が保守的で一度決めるとなかなか変えようとしない性向があるからだ。

Nortonシリーズの一番の問題点は、重くなってPCの速度が落ちることだ。これは気にはなったが我慢してきた。
昨年はじめに購入しインストールした“Norton Internet Security 2007”では、一層そうした傾向が強まったと思われ、PCの電源を入れてから使えるようになるまで、最低10分間かかるようになった。
別に急ぐ旅でもないから、それも我慢した。
処が、使い始めてしばらくすると、WORDの既存の文書を開こうとしてアイコンをクリックしても、WORDのソフトだけが立ち上がり、既存の文書が出てこなくなった。「開く」をプルダウンして呼び出せば済むのだが、いちいち面倒だ。WORDを一度閉じて再度アイコンをクリックすると、2回目には必ず既存文書が開かれることが分かったので、これも我慢することにした。

我慢できなくなったのは、とんでもない時期にいきなり「期限切れ」になってしまったことだ。我が家では最初から年の初めに新版を購入してインストールすることにしており、およそ10年間同じことを繰り返してきた。
“Norton Internet Security 2007”も、2007年の1月初めにインストールしているので、有効期限は2008年の同一月日までとなる。
処が、2007年9月下旬に、いきなり残り3日で「期限切れ」が表示された。何かの間違いだろうと放置していたら、本当に3日後には期限が切れて、アンチウイルスの更新が止まってしまった。
これはいくら何でもヒドイ。
ソフトに何か根本的な欠陥があるとしか考えられない。

なぜこんなことが起きたのか、どう対処すれば良いかを早速問い合わせすることにした。メールという手もあったが、クレームでもあり直接話をしたかったのと、メールだと何回かヤリトリが必要になる。既に使用不可の状態になっているのだから、急を要するのだ。ここは電話しかないだろう。
そこでシマンテック社の電話窓口に電話をかけたのだが、これがいつかけてもお話中でつながらない。10数回トライしたが、最後は諦めた。同社の電話窓口がつながらないのは有名であり、それを改善しようとしないのは経営姿勢そのものではないかと考える。

ここに至ってシマンテック社の製品は止めようと決め、キャノンシステムソリューションズの”NOD 32”へ切り替えた。
切り替えた途端、WORDの既存文書が一発で開けるようになり、やはり原因は“Norton Internet Security”に起因していたようだ。
PCの立ち上げも2分間程度と大幅に短縮され、他のソフトの動きも速くなった。
毎日のように使うものなので、不具合があるとかなりのストレスになる。もっと早く切り替えておけば良かったと今は思っている。

“Norton Internet Security 2007”について、我が家と同様のトラブルが他でも起きていると想定される。シマンテック社はどう考えているのだろうか。

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2007/05/16

スパム・迷惑メール対策の妙案は?

Ikeuchi_hiromi心配していた通り、dejavue様のコメントとTBがスパムではねられたとのご指摘があり、申し訳ありません。
他にも同じように嫌な思いをされた方がおられるかと、この場を借りてお詫び申し上げます。
自分で投稿したコメントまで、「これはスパムです」と拒否されたような次第で、実にお恥ずかしい。
又、メールの拒否設定がそのままトラックバックにも適用されていたようですが、これは想定外でした。

連日のようにスパムTBと、スパムコメントが入ってきていて、その度に相手のURL、メールやIPアドレスを拒否設定に加えるのですが、敵はアドレスを変えながら次々打ってくるので、全く効果がありません。まるで「モグラ叩きゲーム」です。
次は相手の共通項を見つけ出して、網を少しずつ広げていってる内に、ある時からパッタリとスパムが止まりまして、これは大成功と喜んでいましたら、この有り様です。
今回取り敢えず、拒否設定を解除しましたが、根本的な解決にはなりません。

スパムとそうでないものを完全に峻別する何か良い方法がありましたら、是非ご教示ください。

この他に、個人のメールアドレスに入ってくる迷惑メール、これも結構悩まされますね。
私の場合、迷惑メールのドメインがほぼ100% ”yahoo.com” です。彼らの特質が無差別・大量の送信ですから、プロバイダー側でコントロールが出来ないものでしょうか。

これらとは全く別ですが、特定のサイトに対して、主にイヤガラセを目的としたメールを集中させる、「アラシ」などと呼ばれる迷惑メールがあります。
それが原因でサイトを閉鎖するケースも多く、社会的影響は無視できません。

医師の勧めで病気の治療のためにブログを書いている方がいますが、以前そうしたサイトにイヤガラセメールをネチネチと送っている人間がおりました。
ブログの管理人が、日に日に激情にかられていくのを、楽しみにしている様子でした。
完全な愉快犯で、放火して燃え上がるのを楽しむのと、同じ心理ですね。
こうなると犯罪と言っても過言ではありません。

犯罪といえば、先日評論家の池内ひろ美に対し、2Ch掲示板に脅迫的な書き込みをしたという容疑で、男が逮捕され初公判が行われました。池内氏のブログの記事に、気に入らないことが書かれていたというのが、犯行の引き金のようです。
池内氏の講演会場が血の海になるとか、灯油をまいて火をつけるといった書き込みを掲示板に行い、講演会を中止に追い込んだ、実に卑劣な手口です。

面白いのはこの男の人物像です。40才で無職、4年前に自己破産し、今はアパートで一人暮し。年金生活の両親から毎月20万円を受け取って、借金返済や風俗店への支払いにあてていました。
こういう情けない人間も、世の中にはいるものですね。
2Chへの書き込みは、1521回だったそうです。
勇ましい言葉とは裏腹に、素顔はショボクレ男だったわけです。

イヤガラセメールを送ったり、脅迫めいた書き込みをするような連中は、暇があって社会性に乏しい人間と推量していましたが、この被告の姿は、あまりにベタです。
こうしたヤカラが跳梁跋扈するネット社会というのは、あまり健全とはいい難いですね。

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