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2023/09/14

祝!阪神タイガース2023年セ・リーグ優勝!

2023年9月14日、阪神タイガースは4:3で巨人を破りリーグ優勝を果たした。おめでとう!
今シーズンは岡田監督を迎えて選手の守備位置を固定化し、内外野の連携プレ-を重視した守りの野球を目指した。
打者には選球眼の向上により四球による出塁を増やし、走塁を絡めた機動的な攻撃を行ってきた。木浪を8番に置き上位打線につなぐ役割を負わせ、1、2番の出塁を中軸が返すという繋がりが成功した。
投手陣では、昨年まで一軍出場が無かったような、あるいは国内FAで獲得した投手をエース格に育て、中継ぎの投手の数を揃えて、質量ともに投手王国を築いた。
こうした努力が9月に入ってからの連勝を生み、ブッチギリの優勝を導いた。
このまま日本シリーズも制覇して欲しい。

2023/08/09

阪神フアンのマナー

首位を走る阪神タイガース、今年こそ優勝とフアンの一人として夢を膨らませている。
残念なのは、一部のフアンのマナーの悪さだ。相手選手への汚いヤジや過剰な応援には眉を顰める。
かつては阪神戦を見に神宮へ横浜へせっせと足を運んだが、ある時から球場へ全く行かなくなった。
これは阪神フアンに限ったことではないが、観衆の多くがゲームを見に来ているというより応援そのものを目的にしているからだ。
「球音」という言葉通りで、野球は音を楽しむスポーツだ。
投手の球が捕手のミットにおさまる時の音、打者のバットが球を捕らえた時の音、野手が球を捕った時のグローブの音、これこそが野球観戦の醍醐味だ。
処が、実際の球場へ行くとそうした音が応援にかき消されてしまう。
さらに悪いのは応援団からの強制だ。こちらはゲームを見に来ているのだ。
困ったことに、試合開始前の練習の時から応援が始まる。試合前のシートノックと守備練習、フリーバッティング、ブルペンでの投球練習、そうした光景をワクワクしながら見るのも野球観戦の楽しみなのだ。
試合終了後のヒーローインタビューで選手が、応援のお陰で活躍できましたなんて答えているが、リップサービスならともかく、本心ならプロ失格だ。応援が無ければ活躍できないならプロとは言えない。
古い話で恐縮だが、かつてショートに吉田、サードに三宅という名手がいた頃の阪神戦では、試合前の二人の守備練習を見るのが楽しみだった。
今の様な過剰な応援を続けていると、純粋にゲームを見に来る人が敬遠する様になるだろう。

2023/07/24

新旧交代が進む大相撲

関脇豊昇龍の優勝と場所後の大関昇進を確実にした大相撲名古屋場所、何といっても場所を盛り上げたのは豪ノ山、湘南乃海、伯桜鵬の3人の新入幕力士の活躍だろう。
記録のことは分からないが、新入幕力士が揃って2桁勝利をあげたのはあまり前例がなかったと思われる。それも対戦相手が三役を含む上位陣だったことを考慮すると立派な成績といわざるを得ない。
3人ともケレン味のない真向勝負の取り口だったことも好感が持てる。
特に入門4場所で優勝争いにからんだ伯桜鵬は将来性を感じる。
いよいよ大相撲に新旧交代の波が押し寄せてきたようだ。
場所前の最大の関心事だった関脇の大関とりも、最年少だった豊昇龍だけが実現したのも新旧交代を強く印象ずけた。
次の大関候補としては、むしろ小結で11勝をあげた琴ノ若の名をあげたい。スケールの大きい取り口で力士としての風格が備わっている。
2年ほど前に国技館に足を運んだ際には、次の大関候補として明生と若隆景に注目していたが、前者はケガで足踏み状態が続き。後者は大きなケガで長い休場が続いている。
土俵の充実のためにも、相撲界として力士のケガ防止対策に本腰を入れる必要がある。
名古屋場所では客のマナーの悪さが眼についた。客もまた大相撲の参加者の一人であることを自覚すべきだ。

2022/12/15

阪神タイガースは来季こそ「アレ」するだろう

毎年、阪神タイガースを応援してきたが、優勝を確信するには至らなかった。
昨年まで指揮をとっていた矢野監督が目指していたのは「面白い野球」だった。
勝負は二の次で、とにかく観客が喜んでくれれば良いというのが矢野野球だった。成績は振るわなくても球場に足を運ぶ人が多く、観客動員数は伸びた。それでも、ともかく4年間はAクラスに留まっていたのは評価できる。
しかし、昨年こそ優勝の絶好のチャンスだったのにも拘わらず、スタートの9連敗が響きペナントを手にすることが出来なかった。それこそが矢野野球の限界だった。
そこで過去に実績のある岡田を監督に迎え、いよいよ来季こそ「アレ」する体制を整えた。
岡田野球は勝つことを目指している。先ずはボロボロだった守備の向上に取り組み、守りの野球に徹しようとしている。
猫の目のように日々変えていた守備位置を固定化する。特に要となるセンターラインを固めることを重点化しようと試みている。
打撃の中心となる大山と佐藤輝はそれぞれ1塁と3塁に固定化し、攻撃に専念できるようにする。
リーグ1といわれる投手陣を軸に、守りの野球に徹しようとしているのが岡田野球だ。
セカンドは中野、センターは近本で、未だ固まっていないのがショートと左右両翼の外野手ということになる。この三つのポジションに誰を充てるのかが、それぞれがどの程度活躍できるかが、「アレ」の鍵を握ることになるだろう。
守りの野球といっても点を取らねば試合に勝てない。大山と近本はある程度計算ができるが、問題は佐藤輝だ。新入団から2年間の成績は、並の選手
なら合格点だが、タイガースの中軸として物足りない。特に、得点圏打率が低いのと、夏場になると調子を落とすのが課題だ。佐藤輝の躍進が、「アレ」のもう一つの鍵となるだろう。
そうして来秋には、岡田監督の「そらそうよ」というセリフを聞きたいものだ。

2022/11/30

来年は誰が大関を奪取するか

大相撲九州場所は3者の決定戦のうえ、平幕の阿炎が12勝3敗で優勝した。平幕力士が3場所続けて優勝したのは史上初。また大関正代の陥落に伴い、来場所は番付が一横綱一大関となるが、これは125年ぶりだ。
上位に飛びぬけた存在がいないことで、良くいえば「群雄割拠」、悪くいえば「どんぐりの背比べ」が現状だ。
先ずは、来年以降に誰が大関に昇進できるかが大きな焦点になる。
今のところ一番手は、東関脇の若隆景で今場所こそ8勝に終わったが、年間最多勝を取ったのは大きい。大関には安定性が求められるので、年間を通して勝ち越す力量がある点は大きな優位性だ。はず押しという型を持っているが、もう一回り体重を増やしたいとこ。
次は西関脇で11勝をあげた豊昇龍で、来場所に二桁勝利があげられるなら三役で33勝以上という大関昇進の条件がクリアする可能性が出てくる。ただ、特定の型を持っていないのが欠点で、今場所も勢いで勝つ相撲が目立った。
若手で期待されるのは、西前頭筆頭で9勝をあげた琴ノ若だ。父親譲りの大きな体と柔軟性を兼ね備えており、未だ相撲は粗いが素材は一級品。
東前頭筆頭で12勝をあげた高安の大関復帰がなるかも注目だ。今年は3場所にわたって優勝争いに絡んでいて、実力は誰もが認めるところ。来年こそ待望の優勝と大関復帰を期待したい。
このところ急速に力をつけてきた霧馬山、翠富士、若元春や、これからの伸びしろが期待される王鵬が楽しみな存在だ。
来年は熾烈な大関争いで、大相撲を盛り上げて欲しい。
【追記】
もう一人、来場所の十両復帰が決まった朝乃山を忘れていた。来年の今頃には三役に戻っていることだろう。

2022/11/28

カタール批判への疑問

現在開催されているサッカー・ワールドカップの開催国カタール国に対して主に西欧諸国から批判が起きている。理由は、同性愛など性的マイノリティの存在をカタールが禁止しているからだ。
それぞれの国の法律や慣習は、宗教や固有の歴史、地政学上など様々な経緯の上に成り立っている。国によって違いがあるのは当たり前のことだ。
西欧諸国の主張は正当だとしても、それに反するからと言って批判するのは大いに疑問だ。
こういう事を言い出せば、これからイスラム教の国々では国際大会が開けなくなる。
今では西欧諸国では性的マイノリティを承認しているが、長い歴史からみればごく最近のことだ。
国の発達段階にも違いがある。そこは認めなくてはいけない。

ロシアがスポーツの国際大会から閉め出されているのも賛成できない。
もちろんドーピングなどの不正が理由であれば、除外は当然だ。しかしウクライナ戦争を理由としているのは正当とは思えない。
それなら、米国がベトナムや湾岸やアフガン、イラクとの戦争の時に、国際大会から除外されただろうか。
これは完全なダブルスタンダードだ。
政治とスポーツを切り分けろとまでは言わないが、節度が必要だ。

2022/10/15

負けるべきして負けた今年の阪神タイガース

阪神タイガースはCS第2ステージでヤクルトに三連敗して、日本シーズ進出の夢は断たれた。
第3戦は3対0でリードしていながら、7回に二死からタイムリーエラーが続き、ヤクルトは1安打で5点とり逆転した。CSでのエラー6個は新記録で、シーズン中のエラーは今年もワーストだった。だから昨日の敗戦は象徴的だったと言えよう。
阪神は投手力で勝つチームだ。先発のコマは揃っていたし、リリーフ陣も充実していて、投手力はセ・リーグNo.1と言って良い。一方、打撃力は完封負けが25回にみられるように見劣りがしていた。
要は守りのチームだったということ。
守りで大事なのは言うまでもなく野手の守備力だ。エラーを減らすことを毎年の最大の課題としていたが、一向に改善されなかった。
この点では指摘されているように、選手の守備位置をコロコロ変える矢野監督の采配に原因があると思う。個々の守備力はもちろん、野手の連携プレーに支障をきたすことは避けられまい。
来季は岡田監督が指揮をとるが、チームの投手力や機動力といった優れた点を活かしながら、守備力をどこまで向上させることができるか、大いにその手腕に期待したい。
打撃面では佐藤輝の長打力が伸ばせるか、優秀な外国人選手を獲得できるかに注目だ。

2022/10/02

阪神のCS進出は嬉しいが

セ・リーグで3位を争っていた4位巨人が10月1日、DeNAに敗れ、阪神タイガースが今季レギュラーシーズン最終戦となる2日ヤクルト戦(甲子園)に敗れても、3位が確定となった。
阪神は4年連続となるクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。
嬉しい反面、ファンの一人としては複雑な気持ちだ。矢野監督が今季限りでの退任をキャンプ前日に表明したり、その影響からか開幕9連敗を喫するなど、苦しいシーズンだった。結果は優勝争いに絡むことも出来なかった。
最後の優勝が2005年だから、阪神はもう17年間もペナントから離れている。
ここまで来た以上は、何とかCSで勝ち抜いて日本一を目指してほしい。

2022/07/25

祝・5割復帰の阪神タイガース

阪神タイガースが、オールスター前の最後の試合でようやく5割復帰を果たした。
開幕9連敗して借金は最大16になり、勝率が.063と日本プロ野球史上最低を記録したのがウソのようだ。
最大の要因は投手力にある。
1962、1964年の優勝時のような小山、村山、バッキーといった絶対エースこそいないが、先発のコマが揃い、特にリリーフ陣が素晴らしい。
投手力だけ見れば、過去のタイガースのどの時代より充実してると言ってよい。開幕ダッシュの失敗さえなければ、今頃は首位を争っていてもおかしくない。
このままセ・リーグの後半戦の台風の目になるだろうし、仮に優勝に手が届かなくても、AクラスいりしてCSで暴れまわって欲しい。

2022/04/22

この分じゃ「トンボ」にも負けるぜ

1955年の1年間だけ、パ・リーグに「トンボ・ユニオンズ」という球団があった。
未だ子どもだったが、とにかく弱いチームだという印象だけは強かった。
どれくらい弱かったというと、シーズン中に監督がノイローゼになり、休養するほどだった。唯一のスター選手は、プロ野球の黎明期を支えたスタルヒン投手だったが(通算303勝、最多勝42勝、通算防御率2.09)、なにせ最晩年でこの年に引退した。
スポンサーがトンボ鉛筆だったし、名前から弱そうだった。
成績は42勝98敗で勝率は0.300に終わり、チームはこのシーズンだけで終わった。
さて、今季の阪神タイガース、4月21日現在で3勝19敗で勝率は0.136。
「トラ」が「トンボ」に負けてるぜ。

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