スポーツ

2022/04/22

この分じゃ「トンボ」にも負けるぜ

1955年の1年間だけ、パ・リーグに「トンボ・ユニオンズ」という球団があった。
未だ子どもだったが、とにかく弱いチームだという印象だけは強かった。
どれくらい弱かったというと、シーズン中に監督がノイローゼになり、休養するほどだった。唯一のスター選手は、プロ野球の黎明期を支えたスタルヒン投手だったが(通算303勝、最多勝42勝、通算防御率2.09)、なにせ最晩年でこの年に引退した。
スポンサーがトンボ鉛筆だったし、名前から弱そうだった。
成績は42勝98敗で勝率は0.300に終わり、チームはこのシーズンだけで終わった。
さて、今季の阪神タイガース、4月21日現在で3勝19敗で勝率は0.136。
「トラ」が「トンボ」に負けてるぜ。

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2022/04/15

フロントがアホやから

プロ野球の開幕を前にして、今シーズンの阪神タイガースには二つのリスクがあると書いてきた。
一つは、守護神スアレスにかわる抑えの投手が決まっていないこと。
もう一つは、矢野監督自身がリスクであること。
17試合戦って未だ1勝しかできない現状をみると、悪い予感が当たってしまたようだ。
ある会社で新年度をむかえて人事も整い、さあこれからという時に、社長がいきなり「私は今年一杯で会社を辞めるから、後は君たちで頑張ってくれ」と言い出したらどうなる。そんな会社はつぶれまっせ。
こんな非常識なことが、今年の阪神タイガースで起きたのだ。
これを許したのは、すべて「フロントがアホやから」。
もう今年は休場にしましょうや。
そして体制が整ったら、再出場する。

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2022/04/03

それではペナント九連敗

原典「それでは勲章九連隊(くれんたい)」
それではペナント(優勝旗)九連敗(くれんぱい)
阪神タイガース、開幕から破竹の九連敗で、ついにセ・リーグ新記録樹立!
やれやれ、今夜もヤケ酒を呑むのか。
♪誰のせいでもありゃしない、みんな矢○が悪いのよ~♪

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2022/04/02

又も負けたか八連敗

原典「又も負けたか八連隊」
阪神タイガース、開幕から八連敗。
こうなりゃ、「便所の火事」で「ヤケクソ」。

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2022/03/28

【大相撲春場所】影の殊勲者は「正代」かな

「荒れる春場所」の諺とおりに、本命の横綱照ノ富士が早々と休場して混戦模様となったが、高安との決定戦を制し、関脇若隆景が初優勝。新関脇の優勝は86年ぶり、福島県出身の力士が優勝したのは50年ぶりという記録ずくめとなった。故郷の福島に明るいニュースが届けられたのは良かった。
祖父の若葉山は私が小学生時代に活躍した力士で、「足取りの若葉山」として有名だった。若隆景はそうした奇襲ではなく、強烈な「おっつけ」で相手の体を下から起こし攻め立てるという技能派のイメージだったが、今場所はそれに「強さ」が加わった。幕内力士としては小柄の方だが、かつての千代の富士を思わせるような精悍な取り口を見せる。
ただ、ここのところ、照ノ富士を別にすれば優勝しても後が続かない力士が多いので、若隆景についても来場所の成績に注目したい。
もう一人場所を盛り上げた高安だが、終盤戦に崩れて、絶好のチャンスを逃してしまった。過去にもこうした傾向がみられ、精神的に脆いのだろうか。実力は折り紙つきなんだから、来場所からの捲土重来に期待したい。
出だしで連敗が続き、「不甲斐ない、やる気がない、大関失格」と散々叩かれた大関正代だったが、終盤は見違えるような相撲っぷりで、面目を保った。特に14日目の若隆景と千秋楽の高安と、二日続けて優勝候補を破り場所を盛り上げた。優勝決定戦という舞台を整えた点で、影の殊勲者は正代と言える。
逆に不甲斐なかったのはもう一人の大関貴景勝で、8勝してカド番を脱出して気が緩んだか、終盤は精彩を欠いた。
新大関の御嶽海は11勝をあげて及第点だ。ここから上を目指すなら、時折り見せる脆さを克服する必要があろう。
若手では、琴の若の活躍が目についた。父親に似た長身を活かした突き押しで相手を圧倒する取り口は魅力だ。未だ技術的には粗削りだが、スケールの大きい力士になることが期待できる。
昨年、2度ほど国技館に足を運んだが、その時に注目したのは若隆景と、もう一人明生がいた。その明生の方は、今場所は別人のようで1勝14敗の成績に終わった。TV画面で見る限りでは、体が小さく見えて、どこか具合が悪いのだろうか。元々は力のある力士なので、来場所以降の活躍する姿を見たい。

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2022/03/25

今季の阪神で気がかりなのは、スアレス・ロスと矢野リスク

いよいよ2022年プロ野球の開幕だ。
昨シーズンの阪神タイガース、途中までは優勝を確信していたが、後半の足踏みが響き、ヤクルトに優勝をさらわれてしまった。
今シーズンだが、とりわけて補強もしていないので、ほぼ昨年なみの戦力で戦うことになるが、気がかりな点が2点ある。
①絶対的な抑えの存在だったスアレスが退団して、穴埋めが未だ定まっていないこと。今季は昨年までと違い、延長が12回になるので、リリーフやクローザーの役割が特に重要になる。いずれにしろ、スアレス以上の成績は期待できないだろうから、マイナスの懸念が強い。
②矢野リスク、矢野監督がシーズン前に今季で退団することを公表してしまった。本人の真意はともかく、非常識な判断と言わざるをえない。特に大事なシーズン後半になると、来期の監督が誰になるかが大きな話題となる。それにより選手が動揺したり、浮足立つことも起こりうる。
今季のセリーグも混戦状態が続くだろうし、どのチームが出てきてもおかしくない。少しの戦力の差が、順位に大きく影響を及ぼすことになる。阪神も優勝の可能性もあれば、Bクラスに沈むこともありうる。
カギを握るのは、今年も藤浪の出来だろう。藤浪がシーズン通して先発ローテを守れるようであれば、優勝のチャンス有りと見ている。
シーズンが終わった時には、美味い酒を呑みたいものだ。

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2021/09/27

「大横綱」になれなかった白鵬

大相撲で長く第一人者として活躍した第69代横綱白鵬(36=本名白鵬翔、モンゴル出身、宮城野部屋)が現役引退の意向を固めたこと報じられている。今後は宮城野部屋付きの親方として後進を指導する意思を持っているとのこと。近く引退届を日本相撲協会に提出するなど、具体的な手続きに入る見通し。
白鵬は右膝のけがや新型コロナウイルス感染で昨年7月場所から6場所連続休場。進退を懸けた今年7月の名古屋場所では15戦全勝で復活優勝を遂げた。しかし関係者によると、右膝の回復が遅れ、進退について熟慮していたという。
白鵬は、2001年春場所初土俵。右四つでの寄りや投げなど多彩な攻めを武器にスピード出世を果たした。新大関の06年夏場所で初優勝。07年夏場所後に昭和以降3番目に若い22歳2カ月で横綱に昇進し、15年にわたって史上最長の84場所在位。10年には同2位の63連勝をマークした。
そして何より、史上最多の優勝45回を誇り、通算1187勝、幕内1093勝など数々の史上1位記録を樹立した記録は立派というしかない。
だが、大相撲ファンとして白鵬を「大横綱」と呼ぶのは躊躇せざるを得ない。この人ほど毀誉褒貶の多かった人は他におるまい。優れた点は先に挙げたような数々の記録で、今後これらを破るのは容易ではない。
その反面、
・立ち合いでレスリングのエルボーの様な、相手の顔面目掛けての肘打ちを多用したこと
・勝負の決まった後のダメ押し
・懸賞金を受け取った後のガッツポーズ
・優勝インタビューの最後に観客とともに行った三本締め
・土俵入りや仕切りの際の雑な柏手(かしわで)の打ち方
など、角界のリーダーとして相応しからぬ行動が度々問題視され、横審からも苦言を呈されていた。
こうした行動を事実上放置してきた相撲協会にも大いに問題があった。もっときちんと指導していたら、歴史に残る「大横綱」として名が刻まれたことだろう。
そこが残念だ。

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2021/07/28

「大相撲」に未来はあるか

7月に行われた大相撲名古屋場所、TV観戦して感じたのは観客の入りの悪さだ。コロナ禍という事情があるにしても、空席が目立つ。収容人数を半分に制限してもチケットが売れてないのだ。それも溜り席、マス席、椅子席とまんべんなく空いている。
今年の3月場所に、久々に国技館で観戦したが、この時もガラガラだった。マス席では、後から5列は殆んど人が入っていなかった。椅子席もパラパラ。明らかに不人気なのだ。
この調子では、コロナが終息して定員に戻しても観客は増えていかないだろう。
原因の一つは、ここのところ横綱不在が慢性化していたことがあるだろう。3月場所も、事前の予想では白鵬と鶴竜の両横綱が出場しそうだと言うことでチケットを買っていたのだが、見事に肩透かしにあった。

気になるのは肝心の相撲協会に危機感がないことだ。
以前から白鵬は東京五輪まで現役を続けることを公言していた。過去のインタビューで、五輪の開会式で土俵入りしたいと語っていた(実現はしなかったが)。この1年の本場所を欠場し、7月場所から復帰したのもその計算からだと思われる。看板力士とはいえ、協会はこうした我が儘を許してきたのだ。
どんなスポーツでも言えることだが、とりわけ大相撲には美しさが求められる。処が白鵬は、横綱土俵入りでの不格好な腕の動きから、 塵手水(ちりちょうず)では柏手(かしわで)がマトモに打てないし、取り組みでは反則技を繰り出し、勝てばガッツポーズとやりたい放題だ。どこを取っても美しさのカケラもない。
横審から再三にわたり注意を受けているのも拘わらず、協会は本人に改めさせようとしない。これでは容認しているとしか思えない。
こんな状態を続けていれば、ファンはどんどん離れていくし、人気は落ちる一方だ。
相撲協会がよほど褌を締め直していかないと、大相撲に未来はない。

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2021/07/24

その通りとなった「呪われた五輪」

たびたび失言をくり返し批判を浴びている麻生太郎だが、時には鋭いことも言う。昨年3月の参院財政金融委員会で発言した「呪われたオリンピック」もその一つ。
麻生によれば、五輪は「40年ごとに問題が起きた」という。1940年冬の札幌五輪と同年夏の東京五輪が日中戦争のために返上。1980年のモスクワ五輪では西側諸国が旧ソ連のアフガニスタン侵攻に抗議しボイコットし、変則的な大会になった。その40年後の2020年の東京大会はコロナ禍で1年延期というわけだ。
2020東京大会は、最初からケチがついていた。
・2015年ー新国立競技場のデザインが予算オーバーで白紙撤回
・2015年ー五輪のエンブレムが盗用疑惑で白紙撤回
・2019年ー竹田JOC会長の五輪招致の際の買収疑惑
・2021年ー組織委員会の森会長が女性蔑視発言で辞任
・2021年ー開会式と閉会式の演出を統括する佐々木宏が女性タレントを侮辱する発言で辞任
・2021年ー開会式の音楽担当の小山田圭吾が過去のイジメを理由に
辞任
・2021年ー開閉式のショーディレクターの小林賢太郎がホロコーストを題材にしたコントを理由に解任
7月23日に開会式が行われたが、この先どんな問題が発生するかは未だ分からない。

菅首相や安倍前首相は何かというと、前回の1964年東京大会での感動を持ち出す。「あの熱狂を再び」というわけだ。確かにマラソンのアベベ、女子体操のチャスラフスカ、そして女子バレーボールの日本チームの優勝は印象に残っている。職場のオッサンたちが晩酌を片手に、TVに映るチャスラフスカの艶技に鼻の下をのばしながら見入っていて奥方に叱られた、そんな話題が賑わっていたっけ。
今と違うのは、当時はオリンピックを無邪気に楽しんでいたこと。高度成長期にあって、日本が東洋で最初の開催国になったという誇らしさもあった気がする。
しかし、現在はオリンピックの様々な負の側面や裏側が明らかになり、以前のように国民あげて歓迎する空気は一新された。それは何もコロナ禍の大会に限ったことではない。巨額の金が動き、公金がIOC幹部やその周辺に流れている仕組みを多くの人が気付き始めている。
高圧的なIOC、安心と安全をただただ念仏の様に繰り返す政府、内部統制の取れない組織委員会、存在感の薄いJOCや東京都。
不祥事の噴出はその結果に過ぎない。
「呪われたオリンピック」はその通りとなった。

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2021/07/20

白鵬のマナー違反に対して、そろそろ手を打つべきだ

大相撲名古屋場所は、白鵬ー照ノ富士による9年ぶりの全勝対決を白鵬が制し、最後の最後に盛り上がりをみせた。
7月19日に行われた横綱審議会では、照ノ富士の横綱昇進が全会一致で承認され、来場所からは久々に東西両横綱の番付が見られる。
その一方で、横審では白鵬の土俵上での振る舞いについては、苦言が呈された。
矢野弘典委員長は、照ノ富士戦での肘打ちのようなかち上げや張り手、ガッツポーズなどを例に挙げ、「見苦しく、どう見ても美しくない。勝つためには手段を選ばないという思いを抱いた人が多かったのではないか。長い歴史と伝統に培われてきた大相撲が廃れていく」と厳しい言葉で批判。「協会で指導してほしい」と要望した。
山内昌之委員は、「13、15日目はもうあり得ない。ほとんど最低のレベルの相撲じゃないですか。横綱としては特に。私は名古屋場所、千秋楽を正面で見ていたのですが、終わった後のガッツポーズとか雄たけびとか鬼の表情とか。あれはなんだい。全然問題外でしょ。なにも語ることはないですよ。横審の全員が厳しい意見でしたよ。理事長からも厳しく、14、15の相撲について呼び出して注意するそうです」と語った。
横審の意見を受けて、理事長から白鵬に厳重注意するだろうが、従来通りで本人は意に介さないだろう。何故なら、白鵬からすればルールを破っているわけじゃないと思っているからだ。見苦しいだの美しくないだのという主観的な言い方では通用しないのだ。
根本的な解決法として、次の提案をしたい。
①規則で張り手は認めているが、拳で相手を張ることは禁じられており反則負けとなる。これを準用して、肘打ちと、相手の顔面目がけてのかち上げを禁じ手として、反則負けとする。
②土俵上でガッツポーズや雄たけびをあげた際には、その場で(観客の前で)審判が注意する。
以上は、全ての力士に対し共通で適用する。
白鵬独自の問題としては、サポーターを巻いた手でかち上げをするのは、止めさせた方がいい。
白鵬のマナーについては、大相撲を国技(神事)と見るか、スポーツとしての格闘技と見るかによって、評価が分かれる。相撲協会があくまで伝統にこだわるなら、力士たちに根本的な考え方を教育することだ。

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