スポーツ

2022/11/30

来年は誰が大関を奪取するか

大相撲九州場所は3者の決定戦のうえ、平幕の阿炎が12勝3敗で優勝した。平幕力士が3場所続けて優勝したのは史上初。また大関正代の陥落に伴い、来場所は番付が一横綱一大関となるが、これは125年ぶりだ。
上位に飛びぬけた存在がいないことで、良くいえば「群雄割拠」、悪くいえば「どんぐりの背比べ」が現状だ。
先ずは、来年以降に誰が大関に昇進できるかが大きな焦点になる。
今のところ一番手は、東関脇の若隆景で今場所こそ8勝に終わったが、年間最多勝を取ったのは大きい。大関には安定性が求められるので、年間を通して勝ち越す力量がある点は大きな優位性だ。はず押しという型を持っているが、もう一回り体重を増やしたいとこ。
次は西関脇で11勝をあげた豊昇龍で、来場所に二桁勝利があげられるなら三役で33勝以上という大関昇進の条件がクリアする可能性が出てくる。ただ、特定の型を持っていないのが欠点で、今場所も勢いで勝つ相撲が目立った。
若手で期待されるのは、西前頭筆頭で9勝をあげた琴ノ若だ。父親譲りの大きな体と柔軟性を兼ね備えており、未だ相撲は粗いが素材は一級品。
東前頭筆頭で12勝をあげた高安の大関復帰がなるかも注目だ。今年は3場所にわたって優勝争いに絡んでいて、実力は誰もが認めるところ。来年こそ待望の優勝と大関復帰を期待したい。
このところ急速に力をつけてきた霧馬山、翠富士、若元春や、これからの伸びしろが期待される王鵬が楽しみな存在だ。
来年は熾烈な大関争いで、大相撲を盛り上げて欲しい。
【追記】
もう一人、来場所の十両復帰が決まった朝乃山を忘れていた。来年の今頃には三役に戻っていることだろう。

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2022/11/28

カタール批判への疑問

現在開催されているサッカー・ワールドカップの開催国カタール国に対して主に西欧諸国から批判が起きている。理由は、同性愛など性的マイノリティの存在をカタールが禁止しているからだ。
それぞれの国の法律や慣習は、宗教や固有の歴史、地政学上など様々な経緯の上に成り立っている。国によって違いがあるのは当たり前のことだ。
西欧諸国の主張は正当だとしても、それに反するからと言って批判するのは大いに疑問だ。
こういう事を言い出せば、これからイスラム教の国々では国際大会が開けなくなる。
今では西欧諸国では性的マイノリティを承認しているが、長い歴史からみればごく最近のことだ。
国の発達段階にも違いがある。そこは認めなくてはいけない。

ロシアがスポーツの国際大会から閉め出されているのも賛成できない。
もちろんドーピングなどの不正が理由であれば、除外は当然だ。しかしウクライナ戦争を理由としているのは正当とは思えない。
それなら、米国がベトナムや湾岸やアフガン、イラクとの戦争の時に、国際大会から除外されただろうか。
これは完全なダブルスタンダードだ。
政治とスポーツを切り分けろとまでは言わないが、節度が必要だ。

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2022/10/15

負けるべきして負けた今年の阪神タイガース

阪神タイガースはCS第2ステージでヤクルトに三連敗して、日本シーズ進出の夢は断たれた。
第3戦は3対0でリードしていながら、7回に二死からタイムリーエラーが続き、ヤクルトは1安打で5点とり逆転した。CSでのエラー6個は新記録で、シーズン中のエラーは今年もワーストだった。だから昨日の敗戦は象徴的だったと言えよう。
阪神は投手力で勝つチームだ。先発のコマは揃っていたし、リリーフ陣も充実していて、投手力はセ・リーグNo.1と言って良い。一方、打撃力は完封負けが25回にみられるように見劣りがしていた。
要は守りのチームだったということ。
守りで大事なのは言うまでもなく野手の守備力だ。エラーを減らすことを毎年の最大の課題としていたが、一向に改善されなかった。
この点では指摘されているように、選手の守備位置をコロコロ変える矢野監督の采配に原因があると思う。個々の守備力はもちろん、野手の連携プレーに支障をきたすことは避けられまい。
来季は岡田監督が指揮をとるが、チームの投手力や機動力といった優れた点を活かしながら、守備力をどこまで向上させることができるか、大いにその手腕に期待したい。
打撃面では佐藤輝の長打力が伸ばせるか、優秀な外国人選手を獲得できるかに注目だ。

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2022/10/02

阪神のCS進出は嬉しいが

セ・リーグで3位を争っていた4位巨人が10月1日、DeNAに敗れ、阪神タイガースが今季レギュラーシーズン最終戦となる2日ヤクルト戦(甲子園)に敗れても、3位が確定となった。
阪神は4年連続となるクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。
嬉しい反面、ファンの一人としては複雑な気持ちだ。矢野監督が今季限りでの退任をキャンプ前日に表明したり、その影響からか開幕9連敗を喫するなど、苦しいシーズンだった。結果は優勝争いに絡むことも出来なかった。
最後の優勝が2005年だから、阪神はもう17年間もペナントから離れている。
ここまで来た以上は、何とかCSで勝ち抜いて日本一を目指してほしい。

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2022/07/25

祝・5割復帰の阪神タイガース

阪神タイガースが、オールスター前の最後の試合でようやく5割復帰を果たした。
開幕9連敗して借金は最大16になり、勝率が.063と日本プロ野球史上最低を記録したのがウソのようだ。
最大の要因は投手力にある。
1962、1964年の優勝時のような小山、村山、バッキーといった絶対エースこそいないが、先発のコマが揃い、特にリリーフ陣が素晴らしい。
投手力だけ見れば、過去のタイガースのどの時代より充実してると言ってよい。開幕ダッシュの失敗さえなければ、今頃は首位を争っていてもおかしくない。
このままセ・リーグの後半戦の台風の目になるだろうし、仮に優勝に手が届かなくても、AクラスいりしてCSで暴れまわって欲しい。

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2022/04/22

この分じゃ「トンボ」にも負けるぜ

1955年の1年間だけ、パ・リーグに「トンボ・ユニオンズ」という球団があった。
未だ子どもだったが、とにかく弱いチームだという印象だけは強かった。
どれくらい弱かったというと、シーズン中に監督がノイローゼになり、休養するほどだった。唯一のスター選手は、プロ野球の黎明期を支えたスタルヒン投手だったが(通算303勝、最多勝42勝、通算防御率2.09)、なにせ最晩年でこの年に引退した。
スポンサーがトンボ鉛筆だったし、名前から弱そうだった。
成績は42勝98敗で勝率は0.300に終わり、チームはこのシーズンだけで終わった。
さて、今季の阪神タイガース、4月21日現在で3勝19敗で勝率は0.136。
「トラ」が「トンボ」に負けてるぜ。

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2022/04/15

フロントがアホやから

プロ野球の開幕を前にして、今シーズンの阪神タイガースには二つのリスクがあると書いてきた。
一つは、守護神スアレスにかわる抑えの投手が決まっていないこと。
もう一つは、矢野監督自身がリスクであること。
17試合戦って未だ1勝しかできない現状をみると、悪い予感が当たってしまたようだ。
ある会社で新年度をむかえて人事も整い、さあこれからという時に、社長がいきなり「私は今年一杯で会社を辞めるから、後は君たちで頑張ってくれ」と言い出したらどうなる。そんな会社はつぶれまっせ。
こんな非常識なことが、今年の阪神タイガースで起きたのだ。
これを許したのは、すべて「フロントがアホやから」。
もう今年は休場にしましょうや。
そして体制が整ったら、再出場する。

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2022/04/03

それではペナント九連敗

原典「それでは勲章九連隊(くれんたい)」
それではペナント(優勝旗)九連敗(くれんぱい)
阪神タイガース、開幕から破竹の九連敗で、ついにセ・リーグ新記録樹立!
やれやれ、今夜もヤケ酒を呑むのか。
♪誰のせいでもありゃしない、みんな矢○が悪いのよ~♪

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2022/04/02

又も負けたか八連敗

原典「又も負けたか八連隊」
阪神タイガース、開幕から八連敗。
こうなりゃ、「便所の火事」で「ヤケクソ」。

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2022/03/28

【大相撲春場所】影の殊勲者は「正代」かな

「荒れる春場所」の諺とおりに、本命の横綱照ノ富士が早々と休場して混戦模様となったが、高安との決定戦を制し、関脇若隆景が初優勝。新関脇の優勝は86年ぶり、福島県出身の力士が優勝したのは50年ぶりという記録ずくめとなった。故郷の福島に明るいニュースが届けられたのは良かった。
祖父の若葉山は私が小学生時代に活躍した力士で、「足取りの若葉山」として有名だった。若隆景はそうした奇襲ではなく、強烈な「おっつけ」で相手の体を下から起こし攻め立てるという技能派のイメージだったが、今場所はそれに「強さ」が加わった。幕内力士としては小柄の方だが、かつての千代の富士を思わせるような精悍な取り口を見せる。
ただ、ここのところ、照ノ富士を別にすれば優勝しても後が続かない力士が多いので、若隆景についても来場所の成績に注目したい。
もう一人場所を盛り上げた高安だが、終盤戦に崩れて、絶好のチャンスを逃してしまった。過去にもこうした傾向がみられ、精神的に脆いのだろうか。実力は折り紙つきなんだから、来場所からの捲土重来に期待したい。
出だしで連敗が続き、「不甲斐ない、やる気がない、大関失格」と散々叩かれた大関正代だったが、終盤は見違えるような相撲っぷりで、面目を保った。特に14日目の若隆景と千秋楽の高安と、二日続けて優勝候補を破り場所を盛り上げた。優勝決定戦という舞台を整えた点で、影の殊勲者は正代と言える。
逆に不甲斐なかったのはもう一人の大関貴景勝で、8勝してカド番を脱出して気が緩んだか、終盤は精彩を欠いた。
新大関の御嶽海は11勝をあげて及第点だ。ここから上を目指すなら、時折り見せる脆さを克服する必要があろう。
若手では、琴の若の活躍が目についた。父親に似た長身を活かした突き押しで相手を圧倒する取り口は魅力だ。未だ技術的には粗削りだが、スケールの大きい力士になることが期待できる。
昨年、2度ほど国技館に足を運んだが、その時に注目したのは若隆景と、もう一人明生がいた。その明生の方は、今場所は別人のようで1勝14敗の成績に終わった。TV画面で見る限りでは、体が小さく見えて、どこか具合が悪いのだろうか。元々は力のある力士なので、来場所以降の活躍する姿を見たい。

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