フォト
2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

2024/08/12

採点競技ってスポーツと言えるのか?

パリオリンピックが終了したが、特に陸上女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手の活躍が印象に残る。フィールド競技では女性初の金メダルだ。
この人を見てると心がなごむんだよね。

北口は、やり投げの先進国であるチェコに渡り修業をしてきた。
彼女のチェコ語は、会見で受け答えできるほど流暢のようで、頭も良いのだろう。
チェコの人々も彼女の活躍を自国の選手のように讃えていたそうだ。
女子マラソンでは、シファン・ハッサン(オランダ)が五輪新記録となる2時間22分55秒で金メダルを獲得した。
とりわけ、銀メダルとなったティグスト・アセファ(エチオピア)との最後ゴール前のデッドヒートは見ごたえがあった。
こういう白黒がはっきりする競技は見ていて気持ちがいい。
オリンピックに限らずスポーツというのは、早く走る、高く、あるいは長く飛ぶ、遠くへ投げる、相手を倒すといった、誰が見ても客観的に勝負がつくのが本来のあり方だと思う。
球技なら獲得点数が多い方が勝つから分かり易い。
それに対して採点競技というのは、スポーツとしてどうなんだろうか。
選手に演技をやらせておいて、誰かがそれを採点し優劣を決めるというのは、純粋なスポーツと言えるのか。
また無意味の競技が多い。例えば柔道の混合団体戦なんて、どんな意味があるのだろうか。
大会運営員は、ジェンダーと男女混合をゴッチャにしてる。
それと、軽業はスポーツとは言えないと思うのだが、どうだろうか。

2024/07/19

19歳で喫煙、何が悪い!

パリ五輪体操の女子日本代表主将の宮田笙子(19=順大)が、代表行動規範に違反した疑いでチームを離脱することが18日、分かった。関係者によると、喫煙の疑いが浮上。調査を進めている日本体操協会が宮田を事前合宿地のモナコから帰国させる見通し。
(以上、スポニチアネックスの記事より)
成人年齢が18歳に引き下げられても、健康被害への懸念から、飲酒や喫煙はこれまで通り、20歳未満は禁止されている。
しかし可笑しな話だ。
成人が18歳と決めた以上、喫煙や飲酒も同様の扱いにすべきだろう。
そんな制限を加えるのであれば、何のための18歳に引き下げをしたのだろうか。
喫煙や飲酒に健康被害への懸念があるのなら、年齢に関係なく制限すべきではなかろうか。
かっつては20歳未満の飲酒や喫煙は禁止していたが、社会人になっていたら20歳未満でも大目に見られた。働いていたなら構わないという社会的合意があったように思う。
例えば大工の仕事では中卒で就職する場合があったが、建て前などで飲酒しても許されていた。
せっかく日本代表に選らばれながら、たかが喫煙程度のことで競技を諦めざるを得ないというのは気の毒だ。
18歳以上を大人として扱うのなら、意味のない制限は取っ払った方がいい。
因みに、私は喘息の持病がありタバコを吸ったことがない。
しかし周囲の人の喫煙には寛大だし、喫煙の精神安定効果も承知している。

2024/06/16

又も負けたかタイガース

阪神タイガースは6月16日のソフトバンク戦に敗れて、セ・リーグ順位で第4位、遂にBクラスに転落した。
交流戦ではパ・リーグ全球団に負け越しが決まり、成績も12球団中11位となった。
戦時中に「又も負けたか8連隊」と言われていたそうだが、その伝でいけば「又も負けたかタイガース」だ。
最大の原因は極度の打撃不振で、交流戦16試合で32得点しかあげられず、文字通りの「2点打線」なのだ。
投手陣はそこそこ踏ん張っているが、相手チームを1点以下に抑えないと勝てないというのは余りに厳しい。
リーグ戦が始まる前に岡田監督は、連覇するためには去年のままでは戦えず、新しい戦力が必要だと語っていた。
処が、現状では「昨季の戦力ー主力選手の不振+新戦力0」であり、今のままでは連覇は困難だ。
なにしろ、一時期は大山、佐藤輝、ノイジーといった昨季のクリーンナップを打っていた選手が揃って二軍行きだ。
先ずは主力選手が力を取り戻すことが必須。
キャンプで話題になった選手たちも何人かいたが、現状では前川が何とか一軍の戦力になりかけている程度で、他の選手は2軍にくすぶっている。この中から一人でも二人でも頭角を現す選手の出現に期待したい。
投手では、夏場から後半戦にかけての山場に、青柳、岩貞、湯浅、高橋らの復調がなるか、その辺りが鍵を握っている。
リーグ連覇をあきらめず、最後までもがいて欲しい。

2024/02/13

伊藤美誠の主張は正当だ

パリ五輪の代表メンバーから外れた卓球の伊藤美誠選手が、記者会見で「私はリザーブ(補欠)には向かないかなって思ってます。なので、たぶん行くことはないと思います」と語ったことに対し、一部から身勝手だなどと批判が寄せられているようだ。
卓球は個人競技なので、国際大会に出場するかどうかは選手個人の判断に委ねられるべきだ。
まして彼女はプロであり生活がかかっている。
周囲がとやかく言う問題ではない。
何だか近ごろは、世界大会や海外に出てゆく選手をやたら持ち上げる傾向にあり、その過剰な報道を苦々しく思っている。
それも飼っているペットがどうとか、自家用車の種類だとか、およそ本業と関係ないことがニュースでとり上げられている。
伊藤美誠の主張が爽やかに感じられる。

2023/11/05

祝!日本一 阪神タイガース

阪神タイガースは2023年日本シリーズ第7戦に勝利し、1985年以来38年ぶりの日本一に輝いた。
勝因はやはり岡田監督の采配にある。守備を固定して守りを固め、攻撃にあっては四球を重視して繋ぐ野球に徹した。これが奏功し、傑出した花形選手のいない中で勝利を積み上げてきた。
打撃面では近本外野手の活躍が印象に残り、中継ぎ投手陣の健闘とともに、巧みなリードでホームベースを死守した坂本捕手の力も大きかった。
ここまで来れば、是非とも未だ経験したことがないリーグ連覇を目指して欲しい。若い伸び盛りに選手が多いので、実現可能だろう。
この1年間、野球を堪能した。そして何より生きているうちにタイガースの日本一を再び見られて本当に良かった。

2023/10/21

阪神タイガース日本シリーズへ

セリーグ・CSファイナルステージで阪神が無傷の3連勝でアドバンテージを含む4勝とし、14年以来、9年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。
結果は3連勝だが、決して平たんな道ではなかった。
先発した3人の投手は、第1戦の村上、第2戦の伊藤、第3戦の大竹、いずれもシーズン中に比べ明らかに調子が悪かった。やはり短期決戦という重圧があったのだろう。それでも失点を最小に抑えて反撃を呼び込んだ。
この3試合に共通したのは次の点だ。
①いずれも逆転勝利であったこと
②野手の途中交代が皆無であったこと
これは先行されてもじっと我慢して反撃を待った岡田監督の采配によるものであり、それに応えた選手の頑張りだった。
対戦相手の広島カープとの力の差は小さかったが、それでも3連勝できた要因は、
①リリーフ投手陣の差
②守備力の差
であった。
この点はシーズンの優勝の要因と同様であり、守りを主体としたチーム作りの結果だ。
ここまで来れば次は是非日本一を狙いたい。
さらにフアンとして要望したいのは、阪神は過去にシーズン連覇したことがない。つまり黄金時代を経験したことが無いのだ。
連覇して実力が本物であることを見せて欲しい。

2023/09/14

祝!阪神タイガース2023年セ・リーグ優勝!

2023年9月14日、阪神タイガースは4:3で巨人を破りリーグ優勝を果たした。おめでとう!
今シーズンは岡田監督を迎えて選手の守備位置を固定化し、内外野の連携プレ-を重視した守りの野球を目指した。
打者には選球眼の向上により四球による出塁を増やし、走塁を絡めた機動的な攻撃を行ってきた。木浪を8番に置き上位打線につなぐ役割を負わせ、1、2番の出塁を中軸が返すという繋がりが成功した。
投手陣では、昨年まで一軍出場が無かったような、あるいは国内FAで獲得した投手をエース格に育て、中継ぎの投手の数を揃えて、質量ともに投手王国を築いた。
こうした努力が9月に入ってからの連勝を生み、ブッチギリの優勝を導いた。
このまま日本シリーズも制覇して欲しい。

2023/08/09

阪神フアンのマナー

首位を走る阪神タイガース、今年こそ優勝とフアンの一人として夢を膨らませている。
残念なのは、一部のフアンのマナーの悪さだ。相手選手への汚いヤジや過剰な応援には眉を顰める。
かつては阪神戦を見に神宮へ横浜へせっせと足を運んだが、ある時から球場へ全く行かなくなった。
これは阪神フアンに限ったことではないが、観衆の多くがゲームを見に来ているというより応援そのものを目的にしているからだ。
「球音」という言葉通りで、野球は音を楽しむスポーツだ。
投手の球が捕手のミットにおさまる時の音、打者のバットが球を捕らえた時の音、野手が球を捕った時のグローブの音、これこそが野球観戦の醍醐味だ。
処が、実際の球場へ行くとそうした音が応援にかき消されてしまう。
さらに悪いのは応援団からの強制だ。こちらはゲームを見に来ているのだ。
困ったことに、試合開始前の練習の時から応援が始まる。試合前のシートノックと守備練習、フリーバッティング、ブルペンでの投球練習、そうした光景をワクワクしながら見るのも野球観戦の楽しみなのだ。
試合終了後のヒーローインタビューで選手が、応援のお陰で活躍できましたなんて答えているが、リップサービスならともかく、本心ならプロ失格だ。応援が無ければ活躍できないならプロとは言えない。
古い話で恐縮だが、かつてショートに吉田、サードに三宅という名手がいた頃の阪神戦では、試合前の二人の守備練習を見るのが楽しみだった。
今の様な過剰な応援を続けていると、純粋にゲームを見に来る人が敬遠する様になるだろう。

2023/07/24

新旧交代が進む大相撲

関脇豊昇龍の優勝と場所後の大関昇進を確実にした大相撲名古屋場所、何といっても場所を盛り上げたのは豪ノ山、湘南乃海、伯桜鵬の3人の新入幕力士の活躍だろう。
記録のことは分からないが、新入幕力士が揃って2桁勝利をあげたのはあまり前例がなかったと思われる。それも対戦相手が三役を含む上位陣だったことを考慮すると立派な成績といわざるを得ない。
3人ともケレン味のない真向勝負の取り口だったことも好感が持てる。
特に入門4場所で優勝争いにからんだ伯桜鵬は将来性を感じる。
いよいよ大相撲に新旧交代の波が押し寄せてきたようだ。
場所前の最大の関心事だった関脇の大関とりも、最年少だった豊昇龍だけが実現したのも新旧交代を強く印象ずけた。
次の大関候補としては、むしろ小結で11勝をあげた琴ノ若の名をあげたい。スケールの大きい取り口で力士としての風格が備わっている。
2年ほど前に国技館に足を運んだ際には、次の大関候補として明生と若隆景に注目していたが、前者はケガで足踏み状態が続き。後者は大きなケガで長い休場が続いている。
土俵の充実のためにも、相撲界として力士のケガ防止対策に本腰を入れる必要がある。
名古屋場所では客のマナーの悪さが眼についた。客もまた大相撲の参加者の一人であることを自覚すべきだ。

2022/12/15

阪神タイガースは来季こそ「アレ」するだろう

毎年、阪神タイガースを応援してきたが、優勝を確信するには至らなかった。
昨年まで指揮をとっていた矢野監督が目指していたのは「面白い野球」だった。
勝負は二の次で、とにかく観客が喜んでくれれば良いというのが矢野野球だった。成績は振るわなくても球場に足を運ぶ人が多く、観客動員数は伸びた。それでも、ともかく4年間はAクラスに留まっていたのは評価できる。
しかし、昨年こそ優勝の絶好のチャンスだったのにも拘わらず、スタートの9連敗が響きペナントを手にすることが出来なかった。それこそが矢野野球の限界だった。
そこで過去に実績のある岡田を監督に迎え、いよいよ来季こそ「アレ」する体制を整えた。
岡田野球は勝つことを目指している。先ずはボロボロだった守備の向上に取り組み、守りの野球に徹しようとしている。
猫の目のように日々変えていた守備位置を固定化する。特に要となるセンターラインを固めることを重点化しようと試みている。
打撃の中心となる大山と佐藤輝はそれぞれ1塁と3塁に固定化し、攻撃に専念できるようにする。
リーグ1といわれる投手陣を軸に、守りの野球に徹しようとしているのが岡田野球だ。
セカンドは中野、センターは近本で、未だ固まっていないのがショートと左右両翼の外野手ということになる。この三つのポジションに誰を充てるのかが、それぞれがどの程度活躍できるかが、「アレ」の鍵を握ることになるだろう。
守りの野球といっても点を取らねば試合に勝てない。大山と近本はある程度計算ができるが、問題は佐藤輝だ。新入団から2年間の成績は、並の選手
なら合格点だが、タイガースの中軸として物足りない。特に、得点圏打率が低いのと、夏場になると調子を落とすのが課題だ。佐藤輝の躍進が、「アレ」のもう一つの鍵となるだろう。
そうして来秋には、岡田監督の「そらそうよ」というセリフを聞きたいものだ。

より以前の記事一覧