ファッション・アクセサリ

2009/06/02

閣議の「クールビズ」姿って、みっともないね

毎年6月初めの閣議で、クールビズとして閣僚全員が「かりゆし」姿を披露するのが恒例となっている。確か小泉政権時代に始められ、今年で5年目だと思う。
閣議といえば政府としての最高決定機関だろうに、あのカッコウは無いだろう。あれじゃ、閣議だかハワイアンセンターの宴会だか分からない。
かたいと言われるかもしれないが、オフィシャルな場ではきちんとしたカッコウをすべきではなかろうか。

麻生首相は、野田聖子大臣から「首相が一番すっきりしていた」と持ち上げられていたようだが、写真で見る限りでは、昔の日本映画に出てくる東南アジアの麻薬密売人みたいだ。
要は、似合わないのだ。
それに写真を見れば分かる通り、上下のバランスが悪い。
わたしの母親が、「軍服が似合わない男と白衣が似合わない女は死んだ方がマシ」と言っていたが、一面の真実だ。
ダサイだの暑苦しいだのいわれながら、ビジネスマンがスーツにネクタイ姿にこだわるのは、あのカッコウだと、どんな男でもサマになるからだ。
哲学者ヘーゲルがいうように、「現実的なものは理性的である」のだ。

以前、羽田という元首相がさかんに半袖スーツ姿を売り物にしていたが、誰も真似しようとしなかった。
エコのPRなのか、普段あまり気にかけない沖縄へのエクスキューズなのか知らないが、付け焼刃でなにかやっても効果があるとは思えない。
クールビズのデモストレーションも、そろそろ「脱小泉」したらどうか。

Photo

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2006/04/06

世に偽ブランドの種は尽きまじ

Brand
2005年に全国の税関が差し止めた偽ブランド品など(知的財産権の侵害品)が、約13500件で過去最高となり、2004年に比べ47%も増加しています。これは数量が増えたのか、税関の取り締まりが厳しくなったのかは分かりませんが、いずれにしろ実際に輸入された偽ブランド品は相当な金額となっているのは間違いありません。
中国と韓国からの輸入が全体の9割を占め、中でも中国品は前年より87%増えて韓国を抜いてトップとなり、躍進ぶりを示しています。

私自身はブランド品に全く興味がありませんが、家族に頼まれて海外のブランド店で買い物をしたことは数回あります。どこに行っても、日本人の女性客が多いのが目に付きました。血相を変えて目的の品物を探す人、大きな袋に買い漁ったバッグを次々詰め込んでいる人もいます。
フィレンツエでイタリアブランドのバッグを買った時に、価格が2-3万円の小さなバッグが売られていました。店員に何に使うのか聞いたところ、日本人のお土産用として販売している商品で、実際に日本人しか買わないとの答えでした。欲しいのは商品では無く、ブランド(印)ということなのでしょう。
海外のブランド店で、日本人はあまり歓迎されていないと聞いたことがあります。確かに商品を沢山買ってくれるのですが、庶民的な格好の客が増えると、店の高級感が薄れるのだそうです。当店のバッグは、それに相応しいお客様に持って頂きたいということなのでしょう。
売り上げに貢献しているのに、迷惑がられているのですから、日本人はいい面の皮ですね。

数年前に中国の青島に行った時に、初めて偽ブランド品を買いました。中国人に同行をお願いして、現地の人が買い物をする偽ブランド店に連れて行って貰いました。大きなショッピングセンター内に数店ありましたが、案内してくれた中国人が推薦してくれた店に入ると、中は現地に若い女性で一杯でした。
店員から希望の商品は何かと聞かれたので、取り敢えずルイヴィトンのバッグと答えたら、1級品か2級品かと聞かれ、1級品と答えました。そるとルイヴィトンの最新カタログを持ってきて、この中のどれが希望かと聞かれました。最新の商品まで全て取り揃えてあるのだそうです。
そこで1年前に娘に頼まれて購入したタイプと同一のバッグ、中年女性向けの落ち着いたデザインのバッグと、定番の財布を指で示しました。

店員はそれぞれの商品を数点ずつ取り出してきて、気に入ったものを選んでくれと言いました。偽ブランドと言っても出来不出来があるそうで、客自身が1点1点品質チェックする必要があるそうです。なかなか商売が良心的ですね。
良くわからないので、適当に3点選んで購入しましたが、合計で1万円でおつりがきました。ルイヴィトンのマークの入った布袋やダンボールに包まれ、丁寧に製造番号まで入っていて、この辺り実に芸が細かい。
更にローレックスの時計を1万円でどうかと勧められましたが、そちらはお断りしました。
とにかく安い!という印象は受けました。

せっかくの機会ですから、店員に中国の偽ブランド事情を聞きました。
先ず製造工場ですが、現在世界各国のブランド品の多くが、コストの安い中国で生産されているそうで、製造技術も必要な資材も手に入るから、これだけ精巧な物が出来ると言ってました。又韓国や他の東南アジアで売られている偽物も、殆ど中国から供給しているとの説明でした。

その後日本へ持ち帰って、そのうちの1点は娘が本物を持っているので、早速彼女に比較して貰いました。隅々まで検査した結果、本物との違いは細かな所数ヶ所が見つかっただけで、普通に使っているぶんには区別がつかないという結論でした。
本物は確か12万円ほどでしたから、3000円との価格差は余りに大きい。売値が3千円ということは、メーカー出荷価格は1500円以下でしょう。とすればコストに対する売価の比率は100倍近いことになります。ブランド品の製造原価がいかに安いか、流通コストと利幅がいかに莫大なものかが、これで窺われます。
ブランドの付加価値は当然としても、売価が適正レベルかどうかは大いに疑問です。

一部日本人の盲目的なブランド信仰と、ブランド企業側のいびつな価格体系が共存する限りは、法の網をかいくぐっての偽ブランドの輸入は、これからも続くでしょう。
世に偽ブランドの、チョ~ン、あっ、種は尽きねえ。

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