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2008/04/18

祝!三遊亭遊雀「花形演芸大賞」受賞!

この程、平成19年度(2007年度)国立演芸場・花形演芸大賞の発表があり、授賞者は次の通り。

[大賞]三遊亭遊雀(落語)
[金賞]古今亭菊之丞(落語)
   カンカラ(コント)
   林家たい平(落語)
[銀賞]桃月庵白酒(落語)
   翁家和助(曲芸)
   春風亭一之輔(落語)

Yuujaku先ずは、三遊亭遊雀の大賞受賞に祝意を送りたい。
私が一番思い出に残っているのは、平成17年度の表彰式で、大賞を柳家喬太郎にさらわれ、実に口惜しそうな表情を浮かべていたことだ。本人は相当に自信があったと見えるし、この人は見かけより負けず嫌いな人だなと思った。
その後間もなく、当時の師匠・柳家権太楼と行き違いがあって破門。およそ1年のブランクの後、落語芸術協会に移籍し、三遊亭小遊三門下となり、平成18年に最下位の真打としてカムバックを果たした。ブランクが無ければ、とっくに大賞を得ていたと思われる。
近頃、高座に上がるなりいきなりハイテンションで喋り出す噺家が多い中で、古典一筋の落ちついた高座を見せる本格派である。少し顔を斜っかいにして見上げる目に愛嬌がある。
最近の高座では、国立で演じた「お神酒徳利」が印象に残っている。

金賞の古今亭菊之丞も順当な受賞だろう。高座が華やかで、女形に色気がある。
カンカラは、チャンバラ・トリオ風の芸風を定着させて、成功したのではなかろうか。
林家たい平は、林家一門で最も期待される落語家だ。平成12年に喬太郎と同時に真打に昇進、披露公演を観たときはこの二人が将来の落語界を背負っていくのだなと感じた。しかしその後の足取りは、喬太郎に比べやや足踏み状態だと感じている。
今回の授賞を機に、一段の飛躍を期待したい。

銀賞の桃月庵白酒、真打披露公演の感想で、将来生き残っていくのは大変だろうなどと、失礼なことを書いてしまったが、今では自分の位置を確保しつつある。
春風亭一之輔は受賞者の中で唯一の二ツ目、こちらも古典一筋の本格派だ。

なお、表彰式と公演は6月21日(土)13時より、国立演芸場で行われる。

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