芸能・アイドル

2009/09/18

のりピー、とても立派だったよ!

Photoのりピー、昨日の「復帰会見」、とても立派だったよ。
保釈になった酒井法子は少しも悪びれた様子がなく、歩く時も真っ直ぐ前を向き、とても堂々としていた。
ときおり報道陣に見せる笑顔には、貫禄さえ漂っていた。「たかが覚せい剤吸ったからって、それがなによ」と目が語っていた。
いつもお世話になっている建設会社社長が後ろ盾になってくれたし、何より記者会見で逮捕時まで所属していたサンミュージックの相澤正久副社長と、ビクターエンタテインメントの三枝照夫会長が、それぞれ前座をつとめてくれたのが心強かった。
もう受け入れ体制はマカシトキっていうところだね。
形だけの謝罪ではお約束の涙もポロリと流し、後は復帰への決意を語る。
佃煮にしたいほど集まったウゾオムゾオのマスコミ連中が、会見にハナをそえてくれたし。
これって、もしかしたら、今回の覚せい剤騒動じたいが「ヤラセ」だったんじゃないのと思えたくらいだ。
今は世間は大騒ぎしているが、人の噂も七十五日。数ヶ月もすれば事件の記憶はすっかり薄れ、あとに残るのは全国津々浦々に鳴り響いた知名度。
金になるのが分かってくれば、なにを差しおいても飛びつくのは芸能界。なあに、5億円損したって10億円稼いでやりゃ、文句ないでしょってわけさ。
酒井法子の、したたかな作戦勝ち!

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2009/09/08

【酒井法子】もうカンベンしたれや

酒井法子事件とは、一芸能人が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕・起訴されたというもので、それ以上でも以下でもない。あとは裁判の審理の中で事実が明らかになり、有罪か無罪か、有罪ならどの程度の量刑になるのかが焦点になるだけだ。
どっちにどう転ぼうと、それで世の中がどうなるわけではない。
日々、酒井法子のプライバシーが暴露されているが、家族に暴力団員がいようと、自宅が散らかっていようと、それと今回の容疑とはなんの関係もない。
覚せい剤を使いながら、その事実を隠蔽するために逃げまわったことが非難されているが、それでは警察に自ら進んで出頭し、覚せい剤の使用を認めた人間なんているのだろうか。普通は隠すだろう。
違法行為には違いないが、殺人や放火などといった凶悪犯罪ではない。
裁判でどのような判断がなされようと、ある意味、社会的制裁はもう十分に受けたといえる。
「世間」も、そろそろタタキ飽きてきたころだ。

過去にも沢山の芸能人が麻薬や覚せい剤で捕まり有罪判決を受けてきた。
その時点では大騒ぎするが、しばらくしてホトボリが冷めると、いつの間にか芸能界に復帰している。再犯と復帰を繰り返した人間だっている。
かつて事件を起こしたことなどすっかり忘れ去られて、人気者として活躍している芸人も多い。
酒井法子にしても、本人に意志と才能があれば、いずれ復帰は時間の問題だろう。

酒井にとって最悪のシナリオは、不起訴になることだった。逃げ回った末に罪を逃れたとなれば、卑怯者というイメージが一生ついてまわるからだ。
それより罪をつぐない再出発したほうが、世間から受け入れられやすい。
子どもからお年寄りまで、全国誰もが酒井法子の名前を覚えてしまった。芸能界としては、この知名度の高さを利用しない手はない。
酒井本人としても、清純派を脱皮して汚れ役もこなす女優に転進するいいチャンスかも知れない。

上げて下げて又上げる、芸能界とはそういう世界だ。

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2009/08/14

そりゃもう「アグネス・ラム」




コネタマ参加中: 水着姿にグッときた、女性タレントといえば誰?


1970年代後半に日本全国の男性のコカンを熱くした、元祖グラドル「アグネス・ラム」でしょう。
理由ですか? 画像を見りゃ分かりますよ。

Agnes07
  (クリックで画像が拡大)

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2009/08/12

酒井法子にみる「逃げ得」社会

昔から「三十六計逃げるに如かず」ということわざがあり、辞書によれば「作戦はいろいろあるが、逃げるべきときには逃げて身の安全を保ち、のちの再挙を図るのが最上の策である。」とある。
この教えは、どうやら現在も立派に通用しているようだ。
日々膨大な情報がマスコミを通じて流されているにもかかわらず、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕されている酒井法子容疑者が、どうも不起訴(起訴猶予)となりそうな気配らしい。
捜査関係者や法律専門家の見通しとして、ここ数日いくつかのメディアが伝えている。

なぜ不起訴になりそうなのか、そのポイントは三つあり、いずれも物証に乏しいというのが理由だ。
(1)覚せい剤は1回の平均使用量が約0.03グラムとされ、起訴される事件の多くはそれ以上の分量を所持したケースである。酒井容疑者の自宅から押収された覚せい剤の量は0.008グラムと微量であり、通常なら不起訴となるケースである。
(2)覚せい剤の使用を立証するには尿検査が一番の決め手となるが、逮捕後の尿検査の結果、覚せい剤反応は検出されなかった。
(3)吸引に使っていたみられるパイプやストローの付着物のDNA型が酒井容疑者の型と一致したが、DNA鑑定や毛髪鑑定では使用の時期が特定できず、そのため公判維持は難しい。

酒井法子が夫の逮捕後逃げ回り、尿検査に引っ掛からないことを見越してから出頭し、思惑どおり検査にパスしたということだ。
日ごろから覚せい剤を常用していれば、その程度の知識はとうに持っていたはずだ。
酒井容疑者が逮捕の翌日からスラスラと自供しているのも、弁護士からの入れ知恵だろうが、起訴はされないとタカを括っているからだろう。
警察も検察もなめられているのだ。

不思議なのは、酒井法子が行方をくらましていた理由を「夫の逮捕で気が動転したから」と供述し、捜査関係者もその言い分を認めていることだ。
もし夫が逮捕されたとしたら、普通の母親であれば一番に子どもを守ることを最優先させる。自分の父親が警察に捕まるというショックは極めて大きく、そういう時こそ母親は子どもをしっかりと抱きしめて励ましていく、それが人の道というものだ。
それを親族でもない知り合いにあずけて逃げ回るとしたら、覚せい剤を使用の証拠隠滅のために逃亡し時間を稼いでいたとしか考えられない。
酒井法子は、人間の道を踏み外している。

酒気帯び運転で事故をおこした人間が逃げて、アルコールが抜けたころを見計らって出頭してくるケースが多いが、今回の酒井法子の手口はこれと同じだ。
もし「逃げ得」や「逃げるが勝ち」で不起訴になったり減刑されるようなら、法律が社会規範や道徳を壊すことになる。
そんな世の中にして欲しくない。

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2009/08/08

芸能界に「清純派」は存在しない

Photo戦後ワタシの実家は中野で水商売をしていた。国民全てが食うや食わずの時代にそんな所に来る人間というのは、ヤクザかミュージシャン(当時はバンドボーイと呼ばれていた)だった。
彼らは店に入ってくると、まず注射器を取り出して腕に打ちはじめる。ヤクザとミュージシャンとの境など無い。
子供だったワタシはその光景が不思議で、親に「あの人たち、何してるの?」とたずねたら、チョット顔をしかめながら「ヒロポン(覚せい剤:メタンフェタミンの別称)だよ」と答えた。
その表情から、あまり芳しくないモノだというのは子供心にも察しはついたが、大人になるとああいう注射をするのかなと漠然と考えていた。
もしあのまま我が家が水商売を続けていたら、きっとワタシ自身も麻薬や覚せい剤に対して抵抗感がないまま育ったのかも知れない。
ここ数日の酒井法子夫婦や押尾学らの麻薬や覚せい剤さわぎを見ると、この世界は昔も今も変らないなとつくづく思うってしまう。

酒井法子はその役柄から「清純派」というイメージが定着している。そのイメージが買われて麻薬追放キャンペーンのポスターだの、裁判員制度のPRビデオへの出演といったお堅い仕事もしていた。
どうも世間の中には、演じている役柄と本人の性格との区別がつかない人がいるようだ。
学校教師役の俳優が教育問題の講師をしたり、タコ社長を演じた太宰久雄が中小企業の経営者に講演したり、理解し難いところだ。
清純派を演じるということと、本人が清純だということとは全く無関係だ。
もしそうなら、悪役専門の役者は暴力団員からスカウトせねばならないだろう。
酒井法子の逮捕状が執行されたとき、本人を批判するのは当然としても、「あの清純派タレントがなぜ?」式の報道は、マト外れも良いところだ。

芸能界を多少でものぞいたことのある人なら、清純な人間が生き残っていけるほど甘い世界でないことはご存知だろう。
アイドルタレントひとつとりあげても、毎年大勢の人間がデビューし、その大半は消えてゆく。
その中で他の競争相手を蹴落として生き残るのは並み大抵ではない。いかがわしい人間の多い業界を泳いでいくには、相当の精神力が必要だ。
仕事をもらったり、有力な後援者を獲得するためには、時には「身体を提供」せねばならない。
そうして一握りの人間だけが勝ち残っていく。
売れないアイドルはどんどん水着の面積が小さくなり、やがてはヌードになる。
アイドルから脱落したタレントの多くは、高級娼婦などの風俗やアダルト業界へ、あるいは水商売のホステスなどの道に進む。

本人の努力だけではどうにもならない業界だから、ある人は精神が不安定になり、ある人は新興宗教にはまる。
そしてある人はクスリに手を出す。
昔から芸能界と暴力団はお隣さん同士だから、入手が容易なのだ。

酒井法子というタレント、ワタシは以前から彼女の「素」の表情の時に見せる、いかにも底意地の悪そうな顔に注目していた。悪役顔なのだ。
彼女の覚せい剤取締法違反事件はこれからどう進展するかは分からないが、罪を償って復帰できたら、思い切って悪役に転進したらどうだろうか。
だから早く出頭して、子どものためにもやり直しを模索すべきだろう。
元々、清純派など似つかわしくなかったのだ。

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2009/04/30

「北野誠処分問題」記事へのコメントと見解

先のエントリー「松竹芸能社は北野誠の処分理由を明らかにすべきだ」に対し、ある匿名の方からつぎのようなコメント(原文ママ)が寄せられましたので、紹介します。
【コメントが抑えられてしまって何も見えてこない、
何か大きな組織に怖がっている、
黙っていて「誰もが」何も言えない状態、
これって社会的に異常な状態ではないのでしょうか?
知らない方が身の為って、
いくら人の悪口言ったって、ただの「ひとつの意見」として受け止めればいいのにね被害者さん
マスコミなんかは普段「いらない」コメントで一般人に散々迷惑をかけているのに「なぜ」この問題だけナイーブに対応しているの?
かわからない、とゆうより卑怯だね】

このコメントへの回答は少々長くなりますので、以下の通りこちらに書くことにします。

今回の北野誠の処分問題について、大きく分けると二つの問題があります。
一つは、当事者である松竹芸能社と朝日放送社の対応
もう一つは、これを報道するマスコミの姿勢
コメントの主張は、主に後者に対する指摘です。

今回の件で、日本音楽事業者協会(音事協)としてABCと松竹芸能に抗議が行われ、かつ両社を事実上組織から追放処分としています。
音事協の会員名簿を見れば明らかな通り、賛助会員として主だった全国ネットのテレビ局、ラジオ放送局の殆んどが会員となっています。
組織内で起きたこれほど大きな問題である以上、当然のことながら会員会社には事実関係が通知されているはずで、そうしたメディアと資本関係にある新聞各社にも情報は入っていると想定されます。仮に情報が入っていなければ、新聞各社が取材により内容を把握しているでしょう。

問題だと思われるのは、
・被害者は誰で
・被害の実態はなに
という肝心の点について、各マスメディアがいっせいに口をつぐんでいることで、まるで緘口令でも敷かれているかのようです。知っていながら知らないそぶり、この点では朝日から産経まで一蓮托生です。
報道しないのか報道できないのか、こうしたマスコミの姿勢に疑問を抱くのは当然のことです。

ネット上では専ら、マスコミがこの件を報道すると「被害者」から報復される。それを恐れて報道しないという風説が流されています。
もしこの情報が事実なら、被害者を明らかにすることも、被害の内容を報道することも、マスコミのタブーとなっているというわけです。
私は、今の日本のマスコミが、そこまで腰抜けだとは信じていません。もう少し骨があると思っています。
しかしこのまま沈黙を続けるようであれば、やはり噂は本当だったのだ。日本のマスコミは外部からの圧力で情報操作されているんだと、指弾されることになるでしょう。

名誉毀損なのか、言論弾圧なのか、そこが問われていると思います。

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松竹芸能社は北野誠の処分理由を明らかにすべきだ

Kitano_makotoタレント・北野誠が28日大阪で謝罪会見を開いたが、これが実に不思議な光景だった。
「謝罪会見」としながら、肝心の誰に対して何を謝罪したのか、最後まではっきりしなかった。
もっと不思議なのは、こういう会見で通常は蜂の巣をつついたような騒ぎになるべき記者や芸能レポーターが、この肝心の点について一切ツッコミを入れなかったことだ。
さらにこのニュースをTV各社がワイドショーなどで取り上げたが、私の見た限りではコメンテイターたちも口をつぐんでいた。

ここで今回の北野誠騒動の経緯を簡単に振り返ってみたい。
3月8日 北野がレギュラー出演していた大阪・朝日放送(ABC)ラジオ「誠のサイキック青年団」が、3月29日の最終回を前にして、突然打ち切られる。
3月中旬 「誠のサイキック青年団」のリスナーからの投書を受けた日本音楽事業者協会(音事協)が、調査依頼を兼ねた抗議書を松竹芸能とABCに送付。
3月31日 松竹芸能とABCが音事協を退会。
4月13日 松竹芸能が北野誠への無期限謹慎処分、及び関係の役員と社員への懲戒処分を発表。
4月27日 名古屋・CBCラジオ「ごごイチ」の出演を最後に、北野誠はすべての番組から降板。
4月28日 北野誠が大阪で謝罪会見し、無期限謹慎に入る。

日本音楽事業者協会(音事協)というのは芸能プロダクションが加盟する業界団体だ。従って音事協として協会員である松竹芸能社と賛助会員であるABCに抗議書を送ったということは、北野誠のラジオ番組での発言が音事協自体、またはその加盟協会員の名誉を汚す内容だったという事になる。
その結果が
・松竹芸能社とABCの音事協からの退会
・番組の打ち切り
・北野誠の無期謹慎処分
・関係役員と社員の懲戒処分
となれば、これはよほど重大な過失があった筈だ。
音事協が腹に据えかねることがあって、関係者全員にオトシマエをつけさせたと見るのが普通だろう。

ところが、28日の北野の謝罪会見では、問題とされた発言について、こう言っている。
・宗教団体、芸能プロダクション関係者への誹謗中傷は「全くございません」と否定
・「一部マスコミの報道では外部団体の要請で処分が決まったとありましたが、私と松竹芸能で話して決めた」と自主的に判断したと強調
この説明は完全におかしい。
経緯から明らかなように、元々が音事協からの抗議が発端で処分が行われたものであり、宗教団体ウンヌンはともかく、芸能プロダクションとは無関係というのは有り得ないことだ。

かなり以前からネットの世界では、北野の発言がバーニングプロダクション側の怒りに触れ、今回の厳しい処分となったという情報が流されて、これが世間一般に流布している。
これに輪をかけて、バーニングプロの背後に暴力団がついているとか、バーニンングプロを批判した人物が生命の危険にさらされたとか、警察ともつながっているとか、ある事ない事書きたてられている感がある。
もちろん事実関係について知りうる立場にないが、普段やかましいマスコミが揃いも揃ってこの問題に口を閉じているところを見ると、単なる噂と片付けられないのではと勘ぐってしまう。

問題の重大性と、世間に広まる不確かな情報を正すためにも、松竹芸能社は北野誠に対する処分の理由を公表すべきではなかろうか。
このまま真相にフタをしていると、むしろ噂が信憑性を帯びてくる。

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2008/12/13

元祖ボンテージ女王「ベティ・ペイジ」が死去

11日にベティ・ペイジが亡くなったと報じられた。享年85歳とのこと。
今の若い方には全くお馴染みが無いだろうが、1950年代に女優やモデルとして活躍した。いわゆるキワモノ女優であり、ボンデージの女王の元祖とでもいうべき女優だった。
決して美人とは言えなかったが、その刺激的ポーズで、一部のマニアには熱狂的人気があった。
例えば、下の写真のような格好を得意としていた。
これでもこのブログの品位を落さぬよう、ベティ・ペイジの画像としては最も上品なものを選んだつもり。
Betty_pages

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2008/11/07

「おふくろさん」の裏に「紅白」あり

歌手の森進一が過去のヒット曲の一つである「おふくろさん」を歌えるようになったと大騒ぎだ。2006年暮れの紅白で、森が勝手に歌詞を書き加えたと作詞家の故川内康範の怒りをかって歌唱が禁止されていたが、この度川内側の遺族と和解して封印が解かれたものだ。
TVのワイドショーは連日この話題で持ちきりだし、一般紙も社会面で報道していた。つまりこれは社会的な「事件」という扱いなのだ。

世間の人はそんなに森進一の「おふくろさん」を渇望しているのだろうか。ちなみに手持ちのCDにこの曲が入っており、聴きたければいつでも聴ける、それは誰も同じだろう。そうなると問題は、ライブでこの曲を聴きたいというファンにとっては切実な問題なのかも知れないが、果たして日本国民全体の中で何パーセントいるのだろうか。
好みの問題だろうが、「おふくろさん」はオリジナルの方がずっと良い。森が付け加えたあの変なヴァースは、却って曲想を壊している。川内康範が怒ったのも無理がない。
それと、数ある森のヒット曲の中で、とりわけ「おふくろさん」だけが名曲だとは思えない。

歌唱を禁止した川内康範の意図はともかく、森側がこの騒動を最大限利用しようとしたことは、容易に推定できる。例の川内への「おわび行脚」からして、いかにもわざとらしく演出の臭いがプンプンしていた。
ここ最近ヒット曲に恵まれず、森昌子との離婚に加え、森進一自身の声が急に衰えてきて、このままでは歌手生命にもかかわる事態だったのだろう。
芸能人にとって一番大事なのは、忘れ去られないようにすることだ。世間に「オレオレ」「ワタシワタシ」を必死にアピールする。そのためにはスキャンダルさえ利用するのが常套手段である。
森進一にとって「おふくろさん」禁止は、正に「天佑」だった。

この時期に和解したのも意味がある。恐らく年末のNHK紅白歌合戦で歌う作戦に違いない。
NHKサイドにしてみれば、視聴率低下に悩む「紅白」の、またとない話題作りだ。しかもコストがかからないのだから、笑いが止まらない。
「おふくろさん」和解騒動は、森進一とNHKサイドの宣伝に世間がまんまと引っ掛かったということだ。

話題が外れるが、先日のNHK歌謡コンサートで秋川雅史という歌手が「イヨマンテの夜」を歌ったが、あれはひどかった。曲の肝心の冒頭部分「アアホイアー」から「イヨマンテ」まで、全て音程を外して歌っていた。実に器用である。しかしあれこそ「イヨマンテ」の曲に対する冒涜ではなかろうか。
むかし会社の同僚が宴会で、始めから終わりまで音程を外して歌うのを特技としていた人がいたが、まさかプロが同じことをするとは思わなかった。
NHKは受信料を取っているのだから、話題作りだけに励むのではなく、まともな歌番組を作ってほしい。

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2008/11/06

「小室なる無常の奢り」~小室哲哉を歌う~

小室なる無常の奢り
苦悩深くKCO悲しむ
山をなす借り入れ減らず
著作権売るもよしなし
しろがねの家も車も
日に溶けて泡行き流る

香港に実利はあらず
世に満つる怒りを浴びて
浅くのみ知恵は霞みて
顔の色わずかに青し
捕り人の群れはいくつか
同行の道を急ぎぬ

落ち行けば先行き見えず
歌哀し詐欺の口立て
ファミリーにいざよう涙
拘置所の壁を眺めつ
臭い飯臭けど食みて
腕枕しばし慰む

***********

千曲川旅情の歌
島崎藤村作

小諸なる古城のほとり
雲白く遊子悲しむ
緑なす蘩蔞(はこべ)は萌えず
若草も藉(し)くによしなし
しろがねの衾の岡辺
日に溶けて淡雪流る

あたたかき光はあれど
野に満つる香りも知らず
浅くのみ春は霞みて
麦の色はつかに青し
旅人の群はいくつか
畑中の道を急ぎぬ

暮れ行けば浅間も見えず
歌哀し佐久の草笛
千曲川いざよふ波の
岸近き宿にのぼりつ
濁り酒濁れる飲みて
草枕しばし慰む

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