「誹謗」の行き着く先は
米国の心理学者のオルボートによると、偏見は段階的に積み上がってゆくものらしい(東京新聞『筆洗』より引用)。
異なる集団に対する「誹謗」
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相手を避ける「回避」
↓
「差別」
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暴力などの「身体的攻撃」
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ジェノサイドや集団殺戮などの「絶滅」
これはナチスドイツのユダヤ人虐殺に見事に当てはまる。
そして今は、イスラエルによるパレスチナ人虐殺が進行中だ。
イスラエルはガザ地区のパレスチナ人3万人以上殺害し、今度はヨルダン川西岸のパレスチナ人への殺害を行っている。
イスラエルは自衛のためと称しているが、それならどんな理屈でも罷り通ることになる。
イスラエルの国会議員の中には、ガザ地区への核爆弾の使用を口にするものまでいる。
しかし、日本を含む西側諸国はこの問題に揃って腰が引けている。
偏に米国がイスラエルを支持し軍事援助を行っているためだ。
私はかつて旅行でパレスチナを訪れた事があるが、出会った人達は親切で優しかったし、日本の援助に感謝していた。
警官の制服が日本の警察のものを使っていて、それだけでも親しみを感じられた。
パレスチナの絶滅を許さないという国際世論が沸き上がることを期待したい。
ブログを運営している者として、批判はしても誹謗中傷のならぬよう心掛けている。
特に、自分と反対勢力や反対意見に対しては気を付けているつもりでいる。
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