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2023/08/26

懐かしい昭和の風景

【MP】
ミニタリー・ポリスの略、進駐軍の憲兵にあたる。米兵が暴れたときは日本の警官など全く役に立たないが、ジープに乗って銃を抱えたMPが来ると、どんな米兵もおとなしくなった。MPは神様に見えた。
【浮浪児】
震災で家族を失った子どもたちをを指す。上野駅の地下道に大勢いた。やがて収容施設ができてそこで暮らせるようになる。NHKラジオで「鐘の鳴る丘」としてドラマ化される。
【傷痍軍人】
戦争で負傷した元兵士が生活のために街頭で募金活動を行った。白衣姿で二人一組、一人がアコーディオンを弾くというスタイルが多かった。
【モク拾い】
タバコの吸い殻を拾い集めて、ほぐしてから紙に巻き紙タバコとして再生させる。簡単な道具があって、タバコのカクテルが出来上がった。
【パンパン】
不特定多数の進駐軍人を相手の売春婦。派手なワンピースを着ていたので直ぐに分かった。敵国に体を売るといって蔑まれたが、彼女らのお陰で戦後に生きていけた家族も少なくなかった。
【オンリー】
特定の進駐軍人の愛人となった女性。パンパンよりちょっと格上に見られてた。
【犬殺し】
狂犬病になる野犬を増えたので、捕獲するのを職業とした人たちがいた。捕らえた犬は保健所に送り薬殺していたのでこの名で呼ばれていた。
【銀シャリ】
食べ物が無かった都会に住む人にとって、米の飯は最高の贅沢だった。米といっても外国からの米、外米が主だったが、それでも銀シャリは憧れだった。
【軍事将棋、駆逐水雷】
戦争の影は子供たちの遊びにも残されていた。「軍事将棋」は将棋の駒が将校やタンク、飛行機、軍旗、地雷、スパイなどで構成されていた。「駆逐水雷」は鬼ごっこだが、両軍に分かれて争い、艦長を取られると負けというルール。
【汲み取り】
都内でも便所はほとんどが汲み取り式だった。便壺に溜まった糞尿を柄杓で組み合あげ、樽にに入れて運びだす。集めたものは汚わい舟に乗せて、東京湾に投棄していた。
【DDT】
戦後は不衛生だったので、蚤、虱、南京虫などに悩まされた。これを防ぐためにDDTやBHCと呼ばれた消毒剤の粉末を散布した。後にこれらは有毒物質として使用禁止となるが、当時はそんな事を言ってられなかった。

近ごろ、昭和を懐かしむのが流行りのようだが、決して良い思い出ばかりでは無かった。

2023/08/23

身近な美女に逢える確率は40年に一人

人生を振り返って、身近にいた人(一緒に行動したり会話を交わしたりした)の中で美女と思ったのは2人だけだ。近々80歳を迎えるので、遭遇確率は40年間で一人ということになる。
小三治が10年に一人と言っていたが、あちらは行動範囲が広いから多いのは当たり前かも。
2人を仮にAさんとBさんとしておくと、ABに共通していたのは清楚な美女で、それでいてちょっとコケティッシュな面を覗かせていた。
Aさんの時は未だ私が純情可憐な時期で、好きだと告白することもできず悶々としていた。
Bさんとの出会いの時は私は既に結婚していて、彼女も付き合っている人がいたので、とても好きですなんて言える状況にはなかった。
スタイルは別にして容貌だけなら、舞台や街やネットで見る女性で彼女たちを超える人はいない。
唯一超えるとしたら、当ブログのアイコンとして使用している少女。スペイン旅行の時に出会い写真を撮らせてもらったが未だ7-8歳だったと思われるので、成人になってどういう風に変わったか。
AB共にその後再会する機会はなかったので、青春のアルバムの1ページに記憶として残っているだけだ。

2023/08/17

「個人的意見ですが」は不要

よく会話の中で「個人的意見ですが」とか、「これはあくまで個人としての見解ですが」と言う人がいて、SNSでもこうした表現が見られる。
当たり前だろ、誰もあんたに政府の公式見解なんて求めてないよとツッコミを入れたくなる。
会話にせよSNSにせよ、主張はほぼ100%個人的意見だ。だから、そんな前置きは不要なのだ。
ある著作や記事を引用したとしても、それを引用すると決めたのは個人の見解だ。
もちろん、この記事も私個人の意見であって、一個人の一つの意見として主張しているに過ぎない。
時折り、自分の主張が国民の声や世論であるが如く断定しているのを見かけるが、僻見としか思えない。
主張や意見は全て個人の見解であり、責任も個人が負わねばならぬのは言うまでもない。

2023/08/03

日本人のさもしい根性を映しだす「ふるさと納税」

総務省は8月1日、ふるさと納税の2022年度の寄付額が前年度比約1.2倍の9654億600万円だったと発表した。
納税額は毎年のように最高額を更新している。
寄付を受けた自治体の金額ランキングでは、魅力ある返礼品を揃えた自治体が上位っを占め、ふるさと納税の目的の多くが返礼品にあることを示している。
当初はこの「ふるさと納税」はとても良い制度だと思っていた。
自分はいま都会で暮らしているけど、故郷である自治体、父や母が暮らす自治体、過去に世話になった自治体、思い出に残る自治体に寄付をして、その金額に応じて住んでいる自治体の住民税が控除される。
結構な事だし、寄付行為としてはこれで十分に完結している。
処が政府は、エサとして返礼品を付けてしまった。寄付という善意の行為に返礼品を設けるという最もやってはいけない制度を政府自らが作ってしまった。
制度の目的が、返礼品競争に置き換わってしまった。
もはや「ふるさと納税」とは名ばかりで、日本人のさもしい根性をかき立てる制度に堕してしまったのだ。
この制度を作った当時の指導者たち、口を開けば道徳だ倫理だとわめいていた連中の性根なんて、こんなものなのだ。

2023/07/14

喫煙者が羨ましかった

生まれながらの喘息持ちで、50歳のある日突然治るまで発作止めの吸入器をいつも持ち歩いていた。
そんなわけでタバコを吸ったことがない。
私の若い頃は男性の多くがスモ-カ-で、周囲は紫煙に溢れており、いつも煙もうもうの中で過していた。
受動喫煙なんて概念がなかった時代だ。
私から見て喫煙者が羨ましかった。
喫煙していると会話に間が取れる。なにか声を掛けられても一服吸ってから応答できる。時間が稼げるのだから、あれはいいよね。
特に不便を感じたのは、バ-のカウンタ-席に座ったときだ。タバコを吸っていないと間が持たないし、サマにならないのだ。隣でホステスにタバコの火をつけさせているのを見て、こちらは損した様な気分になる。
近ごろは健康上の問題から、タバコが嫌われている。
タバコの効用として精神安定効果があげられているが、そっちの方はどうなっているんだろう。
例えば怒りでカ-となったりイライラした時に、一服することにより冷静さを取り戻すなんていう効果がある気がするのだが。
喫煙の効用とリスクのバランスは検討に値するのでは。

2023/07/12

近ごろの新入社員は・・・

娘が時々遊びに来ると、しばしば新入社員のことが話題にのぼる。
娘に言わせると、ここ1,2年に入社した社員は離職率が高く、それも一つのパターンを成しているとのこと。
会社を休むようになる→鬱病と診断され長期の休暇に入る→数か月後に退職する
きっかけは、
①馴れない仕事に就かされる
②仕事のミスで注意される
というパタ-ンが多い。
しかし、新入社員だから馴れない業務に就くのは当たり前のことだし、ミスをすれば注意を受けるのも当然のことだ。
娘の勤める会社では、新入社員の退職に神経質になっていて、退職者が出ると直属の上司は事情を訊かれるので、ビクビクしながら腫れ物に触るような扱いになっているようだ。
新入社員同士がLINEでつながっていてお互い情報交換しているというのはいかにも当世らしいが、
”どうしたら楽な部署に異動できるか”
といったノウハウを交換し、実行しているとのこと。
こんな甘ちゃんを続けていたら社会人として成長しないし、将来苦労することになるのは眼に見えていると思うのだが。
技術や知見、ノウハウの伝承には、多少なりとも強制力を伴うのは避けられない。
自分を振り返っても、叱られながら覚えた事も沢山ある。
これは新入社員に限らず全体的に言えることだが、いまセクハラやパワハラに厳しい目が向けられている。
私自身の経験から言わせてもらえば、セクハラは注意すれば避けられるが、パワハラの方は自信がない。
暴力は論外だし、恫喝や脅迫は当然アウトだ。
しかしメディアの報道からの感想だが、あの程度のことでパワハラとされるのは気の毒に思うケースがある。
従業員の中には、考えられないような大きなミスをする人もいる。重大なミスにはついつい強い言葉で注意するのは止むを得まい。「お前はダメだなぁ」と嘆息したくなることもあろう。
ミスをした方が悪いのであって、注意した方に罪はない。
ここで一つ言えることは、”いま現役でなくて良かったよ”。
ご隠居さん、そうおもいませんか?

 

2023/07/10

自衛官を大幅に増やす秘策を教えましょう

自衛官の定員割れが続いています。
岸田首相は軍事費を倍増すると言ってますが、いくら立派な装備を揃えても、それを動かす人がいなければ宝の持ち腐れです。
政府は今のところ自衛官を一気に増やす有効な手段を考えていない。
そこで、自衛官を大幅に増やす秘策を教えましょう。
皇族、総理大臣経験者、国務大臣及び財界の役員の子弟(子孫も可)は、全員自衛官に自ら進んで応募するのです。その前に防衛大学に入学するのも選択の一つです。
こうした人々が自衛官になれば、日本人は「セレブ」に弱いですから、自衛官の応募に殺到すること間違いなしです。
どうです、名案でしょう。

 

2023/06/25

IZUMIとオレの物語(下)

IZUMIとのことは余り内緒にできないので、妻に話すことにした。
妻は「その子と逢ってみたい」と言う。IZUMIに話したら「私も奥さんに逢いたい」、となった。
そのころIZUMIは前にいた店が閉店となり、銀座の別のスナックで働いていたが、その店に夫婦で出かけ、店がはねてから3人で合うことにした。
妻はめずらしく和服姿で、事情を知っているスナックのママから、「奥さんは勝負服ね」とからかわれた。
銀座の深夜営業していた店に超ミニ姿のIZUMIがで来て、お互い挨拶を交わした後で会食。
なぜか妻とIZUMIは和気藹々で、オレそっちのけで二人で盛り上がり、「今度は二人で会いましょう」なんて言いあっていた。
妻はIZUMIのことを可愛がって、旅行に行ったとき「IZUMIちゃんにお土産、どれがいいかしら」なんて探していたほどだ。
でも、この一件があってからIZUMIはオレから引き始めた。
やがてIZUMIが、前の男と分かれ別の男と同棲を始めたと言ってきた。
相手は酒屋のボンボンで遊び人という。写真をみたらいかにもそれらしい男が写っており、この相手なら上手くいくかも知れないなと思った。
しばらくして、IZUMIへの電話もメールも通じなくなり、ここいらが潮時だったんだなと悟った。
およそ2年間だったが、けっこう密な付き合いだったかな。
それから1年以上経って、IZUMIから突然電話がかかってきた。
何か用件がありそうな口ぶりだったが、こっちもいい加減に冷めていたので、「また都合の良い時に電話して」と言って切ってしまった。
3か月ほどでオレは定年を迎え、携帯も会社のものから個人に切り替えたが住所録の移転が上手くいかず、IZUMIへの連絡先も消えてしまった。
これで、お互いの連絡手段がなくなり、IZUMIとオレの物語は終了。
これは以前のことだが、IZUMIにSMに興味があると聞き、かつてSM雑誌の編集長をしていた男を知っていたので紹介してやった。
そうしたら、二人で会ってSMプレイをしたと男から報告があった。
「IZUMIって変なヤツだね」と言うから、その通りだと答えたら、「あんたも変だよ」と言われてしまった。
まあ、そうかも知れないね。
IZUMIは元気で幸せにしてるかなと、ふと思うことがある。
(完)

2023/06/23

IZUMIとオレの物語(上)

IZUMIに出会ったのは、時々行っていた銀座の店でIZUMIがバニーガールをしていた頃だった。
オレは57、IZUMIは23だった。
何人かいるバニーガールの中で、IZUMIは美人タイプじゃなかったが、一番グラマラスで愛嬌があったので人気が高かった。
こういう場でオレは、女性たちに社交辞令の様に「一緒に飲みに行かない」「美味しいもの食べに行かない」と声をかけることにしている。大概は「嬉しい!」とやはり社交辞令が戻ってきて終わりだが、IZUMIからは「いつ連れて行ってくれるんですか?」と言われ、こりゃ本気なんだなと思い、「今週の金曜日でどう?」で日にちが決まった。
店がサラリーマン相手だったので土日は休みだったから、金曜ならユックリできるからだ。
金曜日の店が終わってから、二人で深夜営業で個室がある新宿3丁目の和食屋に向かった。
店に着いたのは深夜0時を回っていた。
二人は歳が30歳以上離れていたし、会社員と水商売で生きてきた世界が違うのだが、やたら話が弾んで早朝まで飲み続けた。もっともオレは専ら聞き役だったが。
そこから何度か二人で飲みに行くことがあった。
ある時、行きつけの歌舞伎町のスナックで二人で飲んでいると、IZUMIが「この前やっちゃいました」と言ってきた。
「何だお前、オレにはダメだと言っていて、そいつとはやったのか」と、ここからは強面モードに切りかえた。
「そいつを呼んでこい!」と言うと、IZUMIが相手の男にこっちに来るように電話した。
オレと二人だし、時間が11時を回っていたたのでどうかと思っていたが、それから30,40分して本当に男が現れた。惚れた女の力は強いんだな。
名刺交換したら男は精密機器メーカーのエンジニアで、色白で眼鏡を掛けていかにもそれらしい外見だった。
「あんた、IZUMIとやったんだって?」
「はい」
「結婚する気はあるんか?」
「そうしたいと思っています」
「じゃ、飲もう」
「私、酒は飲めないんです」
「何言ってんだ、とにかく飲め!」
と無理に勧めたら、男は2,3杯で酔いつぶれ、カウンターに突っ伏して寝てしまった。
IZUMIは隣でニヤニヤ笑っていたが、
「こいつ、目障りだから連れて帰ってくれ」と頼み、タクシー代を渡してIZUMIに男の自宅まで送らせた。
あの二人じゃきっと上手く行かないなと、そう予感した。
スナックのマスターが、「どうなるかと思っていたら何も起きなかったね」と言うから、「ゴッツイのが現れたらどうしようかと思っていたよ」と答えた。
マスターは昔の新宿のことをよく知っていて、オレとウマが合ったのでこの店にはよく通うようになっていた。
くだんの男から後日、これからも色々相談に乗って欲しいとのメールがきたが、「断わる」と返信した。
(続く)

2023/04/14

Uberは不便

Uber(ウーバー)に会員登録し何度か使ってみたが、いくつか不便さを感じて今は使用を控えている。
・タクシーの配車
①かなりの頻度で配車が出来ないというケースがあり、他の無線タクシーを呼ぶことが多い。
②配車手配ができて、到着まで後1分となったところで急に画面が変わり、「配車を手配している」という表示に切り替わるという事例が2件続いた。その理由について何ら説明がなく不親切だ。
・料理のデリバリー
①メニューが店舗とデリバリーでは異なるケースがあり、デリバリーメニューはかなり割高に感じる。特に寿司店でその傾向が強いようで、デリバリー専門店の方がメニューが豊富で値段も安い。
②配送料の他に加工費が上乗せられるケースがあるが、この理由が不明だ。
いずれにせよ利用者が納得いくような説明が必要だろう。

より以前の記事一覧