日記・コラム・つぶやき

2019/04/11

「チケット不正転売防止」には、これしかない

行きたいと思っていたチケットが取れずガッカリしていると、後でそのチケットがネットで転売されているのを見て悔しい、腹だたしい思いをした方も多いだろう。
なんとかならないもんだろうか、そう思った人もいるだろう。私もその一人だ。
こうした不正な転売を防止する有効な手段というのは、現在のところ無い。
一方、購入したチケットの公演が都合で行かれなくなり、他の人に譲りたいというケースもあり、転売そのものを禁止することは不都合が生じる。

従来はこうした不正転売を防ぐための法律は条令で定められていた。
例えば、「東京都条例第103号第二条」では、乗車券や入場券などを「不特定の者に転売し、又は不特定の者に転売する目的を有する者に交付するため」買う行為を禁止している。
しかし、この条例は元々が「ダフ屋」行為を禁止するのが目的であったのと、購入時点でそれが転売目的かどうかを判断するのは困難で、一部悪質なケースが摘発された例はあるが、不正転売防止には役立っていない。

そこで今回、コンサートやスポーツなどのチケットの不正転売を禁止する「チケット高額転売規制法案」が2018年12月8日に成立した。正式名称は「特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律」で、規制対象となる行為は不正転売とそのための仕入れ行為である。
ここで不正転売とは、興行主に無断で、「業」として販売価格以上の値段で転売をすることを指す。
施行は19年6月14日で、違反した場合には1年以下の懲役や100万円以下の罰金が科される。

この法律が施行されれば、従来よりは不正転売が防げるようになるだろう。
但し問題なのは、対象が「業」として転売されたものに限定されており、個別の取引を「業」か否かを判断する基準をどう設けるかという課題は残る。
また、券面に購入者の氏名や連絡先を明記して、本人以外の入場を認めないと言う方策も検討されているようだが、これは個人情報保護の観点から問題がある。

結局、不正転売を防止するのに有効な手立ては、その興業の入場料の「定価以下の価格の転売のみ認める」ことにするしか方法は無い。言い換えれば、定価を超えた金額で販売したものは、転売を目的にして購入したものと見做すということだ。
既に一部の転売サイトでは実施されているが、こうしたルールを徹底すれば、不正転売は根絶できるだろう。

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2019/03/25

「禁煙」ファシズム

最近、舞台で喫煙シーンのある演劇を観にいくと、開演前にそうした場面があることが予告され、使うタバコは無害のものであるとか、希望者にはマスクが配られることもある。
そこまで神経質になる必要があるのだろうか。どうもヤリスギの感がある。
もっと気楽にいこうぜ。
ドラマなどで喫煙シーンがあると抗議を受けることがあるようだが、もはや狂気としか思えない。


私自身はタバコを一度も吸ったことがない。生まれながらの気管支喘息のためにタバコは吸わない。
だが、他人の喫煙には寛容だ。「タバコ、いいですか?」と訊かれれば必ず「どうぞ」と答える。
他人の嗜好には出来るだけ寛容でありたい。


タバコを吸わないかわりに、酒は飲む。飲酒によって他人に迷惑をかけたことも少なくない筈だ。
人間が集団で生活している以上、知らぬうちに迷惑を掛けたり掛けられたりしている。
だから、どこまで許容するかという問題だと思う。


私が若い頃は、男性でタバコを吸わないのは少数派だった。列車など乗り物、映画館や劇場、飲み屋や喫茶店、人の集まる所はどこでも紫煙モウモウだった。会社も喫煙者だらけだった。
「受動喫煙」なんて、そんな生易しいもんじゃなかった。
だが、迷惑だと思ったことはない。
むしろ、タバコを吸う人を羨ましく感じていたほどだ。


喫煙者を見ていると、イライラを鎮めるのに効果的なようだ。怒りや動揺をタバコで鎮めている光景を何度も見てきた。ああいう人は、今はどうやって精神を鎮めているのだろう。
タバコには、会話の「間」が取れるという効果もある。何かを答える際に、喫煙で「間」が取れる人は優位である。
落語の『たちぎれ(たちきり)』で、いきり立つ若旦那を番頭が諫める場面があるが、番頭が悠々とタバコを一服してから説教を始めるのが実に効果的で、タバコのシーンが無かったら気の抜けたものになっただろう。


このままだと、やがて「禁酒法」なんて出来るんじゃないかと、この酒飲みは危惧している。


話は変わるが、近ごろやたら「平成最後」「平成最後」が連呼されているが、「だから何だ」と言いたい。
何事も始めがあれば終りがある。
それだけのことだ。

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2018/11/12

「郵便ポストが赤いのも」

郵便ポストが赤いのも
電信柱が高いのも
チンチン電車が走るのも
みんな私のせいなのよ
(みんな私が悪いのよ)

私が幼かった頃、母が時々こんな事を言ってました。 ちょっと不貞腐れた時に出ていたように記憶しています。
母は明治32年生まれなので、恐らくは昭和初期に流行ったのでしょう。
サイトを見ると、ネタ元を4代目柳亭痴楽としている例がありますが、それは順序が逆で、巷間に伝わっていた俗言を痴楽が自分のギャグに取り込んだと考えるのが妥当だと思います。

ここで今の方に「チンチン電車」についは解説が要りますね。
市街地を走る路面電車の通称で、合図に車掌が紐を引いて鐘を「ちんちん」と鳴らすところから、こう呼ばれていました。
かつて東京でも網の目のように都電(戦前は市電)が走っていました。運転手の他に車掌がいて、停車や発車の合図をチンチンと鳴らしていたのです。
車掌のもう一つの仕事は乗車した客の切符を切ることです。前にカバンを下げて手には鋏を持ち、客から金と引き換えに乗車券に鋏を入れて渡します。回数券を持っている乗客には1枚だけ鋏を入れます。降車の時にそれらを回収していました。

この「チンチン電車」をめぐって一時期流行った下ネタジョークがありますので、紹介します。

あの阿部定さんが刑務所を出所してから市電の車掌になった。
定さんがチンチンと鳴らしてから鋏を手に「切らせてもらいます、切らせてもらいます」と車内を回ると、男性客が一斉に前を押さえながら降りて行ったという。

これも今どきの方には通じないですか。

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2018/03/18

日本も恐ろしい国になってきた

最近とみに感じるのは、日本も恐ろしい国になってきたということだ。

前川喜平・前事務次官が市立中学で講師を務めた授業の内容の報告や録音データの提供を求めた問題だが、要は政権に逆らう者は徹底的に叩き潰すという動きの一つだ。
早くいえば「みせしめ」。
森友問題で逮捕された籠池夫妻が半年以上も拘留され、家族や弁護士も接見できないのも「みせしめ」。
籠池が日本会議の活動を通じて安倍首相夫妻に接近していた頃は、国有地を破格の価格で払い下げを受けるなどの便宜を計らって貰えた。
それが一転して邪魔な存在と見ると、異常とも言える扱いで長期間外部と遮断されている。
今後、財務省の公文書改ざん問題でも同様のことが起こるだろう。

「この国のかたち」そのもを変えなくてはいけない状況に至っていると、そんな思いだ。

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2017/10/21

気象庁による「期日前投票の呼びかけ」は不当だ

報道によれば、10月20日気象庁は、投票日の22日が荒天が予想されるので「事前に投票を済ませた方が安全」として、期日前投票を促す異例の呼びかけを行った。
これは越権行為ではないか。

投票は投票日に行うのが原則だ。
ただ、どうしても当日都合の悪い人のために期日前投票がある。
投票日の天候について予想するのは気象庁の仕事だが、それを受けていつ投票に行くか、投票するかしないのかの判断は、国民一人一人にゆだねられる。
それについて、気象庁はあれこれ口を出すべきではない。
そんな事はどうでもいいから、気象庁は気象や天候について確実な分析や予想を行うことに専念すべきだ。

日頃からTVなどの気象予報で「明日は雨になりそうだから傘を」とか、「寒くなるから上着の準備を」とか、「晴天になるので紫外線対策を」とか、余計な口出しするのを不快に思っていた。
これも大きなお世話である。

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2017/10/13

近ごろの持って回る様な言い方は不快だ

いつ頃からか
「嬉しく思います」
という言い方が多用されるようになった。
あんたは皇族か?
「嬉しいです」
でいいじゃないか。
なんで、「嬉しく」思うんだ。
嬉しい、楽しい、悲しい、悔しい、それでいいではないか。

「・・・させて頂きます」
の多用も気になる。
誰に「させて頂いた」のか、肝心の部分が不明確なのだ。
「・・・します」
で良い。

「元気を貰う」「勇気を貰う」
これも変な表現だ。
元気だの、勇気だのというのは、他人に与えたり他人から貰ったりするものではない。
「元気が出た」「勇気が湧いた」
で十分だろう。
他人から貰っていたら、
「勇気凛々」
にならないではないか。

これらの表現で気になるのは、自分の感情や意思をどこか他人事のように言っている気がするのだ。
能動的ではなく、受動的。


不祥事を起こした時の謝罪会見で決まり文句になっている
「この度は、皆さまにご迷惑とご心配をお掛けして・・・」
も変だ。
不祥事を起こしたんだから、ご迷惑は分かる。
問題は「心配」だ。
心配するかしないかは、こちらの問題だ。だから勝手に決めつけないで欲しい。
誰もあんたの事なんか心配してないよ、と言いたくなる。

首相や大臣の決まり文句
「これからは緊張感をもって、しっかりと・・・」
もどうかと思う。
じゃあ、今まではいい加減にやっていたのかとツッコミを入れたくなる。

「責任者出てこい!」
何だか、人生幸朗・生恵幸子のぼやき漫才みたいになってきた。
今日はこの辺りで。

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2017/06/26

女医さんの前で「恥かし嬉し」

大きな声ではいえないが、陰嚢、つまり玉袋にイボができてしまった。別に他人に見られる心配はないのだが、鬱陶しいし、段々拡がっているようで気になり、思い切って皮膚科を受診。
「この印籠が目に入らぬか」なら水戸黄門だが、「この陰嚢が目に入らぬか」なら「見ろ肛門」だね。

診察室に入ったら、30代と思しき女医さん。
症状を話すと、「下を全部脱いで、そこに仰向けになって」。仕方なく、小さなベッドの上で、妻以外の女性には見せたことがないモノをさらけ出す。
ああ、恥ずかしい!
思わず、片手で前を隠したら、「手をどけて」と言われてしまった。
患部を観察した女医さん、「焼きましょう」と一言。
看護師に「窒素、用意して」と命じると、看護師がプラスチック製の容器に液体窒素を入れて持ってくる。
女医さんは手袋をはめ(バッチイところ触るからか)、ガラス棒の先にガーゼを巻き付けた用具の先端を液体窒素に浸し、治療を開始。
つまり低温火傷を負わせて、イボを焼き切ろうというわけだ。
片手の指先で玉袋をつまみながら、もう片手でイボに液体窒素をしみこませたガーゼを押し当ててゆく。見えないので想像だけどね。
これが飛び上がるほど痛い。なにせ敏感な部分だし、それも何ヶ所もだ。
呻きましたね。
やがて、「ハイ、終りました。下着付けていいですよ」の声で、無事にチン察ならぬ診察が終了。

「2週間後にまた来て見せて下さい」と女医さん。
この病院は曜日によって担当医師が決まっているので、ちょうど2週間後だと今日と同じ女医さんに当たるわけだ。
また下半身完全オープンで、治っていなければもう一度痛い思いをせねばならないと思うと、いささか気が重い。
家に帰って妻に報告したら、一言、「あーら、女医さんで良かったじゃない」だってさ。

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2017/06/23

カラオケ嫌い

私はカラオケが嫌いだ。
現役の時は、仕事上やむを得ず付き合っていたが、イヤでイヤで仕方なかった。
他人の下手な歌を聴かなくていけないなんて、拷問ですよ。自分の下手な歌を他人に聴かせるのほど、厚かましく出来てない。
飲み会の二次会になると、ほぼ100%近く誰かがカラオケに行こうと言い出し、それに決まる。
趣味は人それぞれなのに、何故かカラオケだけは断りにくい。

家の近くに神社の集会所があり、夜になるとカラオケと思しき声が聞こえてくる。きけば、町内の老人会の集まりだそうで、毎回カラオケ大会になるらしい。
先日、その老人会から勧誘がきた。もちろん、断った。真っ平ご免よ。
あのカラオケを聴くくらいなら、早く死んだ方がマシだもん。

スナックへ行っても、どこもカラオケが備えてあり、そこで他人の歌を延々と聴くことになる。
店側とすれば、水割り作って後は客にマイクさえ持たせておけば接客は全て終了。客と会話しないから、楽ではあるんだろう。
でもさ、本当はああした店っていうのは、ママやホステスと会話するのが身上じゃないのかな。客とまともな会話が出来るかどうかで、彼女たちの値打ちが決まる世界な筈だ。
歌うだけなら、カラオケボックスで十分だ。
もっとも、まともな日本語がしゃべれないのでは、ハナから話にならないけどさ。

カラオケが好きな方を妨げる気は毛頭ないが、どうか他人を巻き込まないで貰いたい。
平にお願い申し上げます。

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2017/06/22

老人だって、恋をするさ

週刊誌で、70歳のTV司会者が20歳以上年下の既婚の女性と付き合っていたことが書かれ、話題になっているようだ。
結構なことじゃないですか。
男性の平均寿命が80歳を超えている時代、70歳なんて未だ未だこれからだ。もっと堂々と付き合えばいい。何なら、代わってあげたいくらいだ。
老人だって、恋をしますよ。
いいなと思う人がいて、一緒に食事したりお酒を飲んだり出来たら、最高だ。
いつもよりちょっとお洒落をしてみたり、相手が若い人なら、予めネットでいま話題のニュースをチェックしたりと。

寄席に行くと落語家が、「笑うと脳が活性化するので、健康にいい」なんて言うが、恋はさらに脳を活性化させるのは間違いない。
トキメキは、全身が活性化する。健康増進にはもってこいだ。
既婚者であることを問題にする向きがあるが、要は家庭を壊したり家族に迷惑がかからなければ良い。パートナーが了解していれば済むことだ。

だから、これからも遠慮せずに恋をしましょうよ、ご同輩!

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2017/05/31

PCもネットもない生活を送ってました

室内の改装工事のためしばらく自宅を空けることになり、、PCやネットと縁のない生活を送った。新聞も読まず時々TVのニュースを見る程度だったので情報過疎状態にあったが、それほど不便を感じることもなかった。
この間、京都や奈良のしばらく訪れていなかった寺社を回り、大阪の友人と久しぶりに会い、痛飲し、語り合った。

政治状況はますます悪くなる一方だ。安倍一強を背景にした「忖度体制」が国の隅々にまではびこっている。
安倍本人は関係ないと言い張っているが、森友から加計学園、果ては親しいジャーナリストのレイプ疑惑と、こう次々と周囲に問題が続出しているのだから、周囲が寄って集って総理の御意向を「忖度」した結果としか思えない。
こうなると米国でのトランプの政策に対する捜査機関や司法の動きの方がよほどマトモだ。
疑惑を追及する中で国民が大統領を辞任に追い込んだ韓国の方が正常に見えてくる。

ようやく前川前文科省事務次官による告発が行われ、加計学園問題の真相究明を求める声が大きくなりつつある。
菅官房長官がなぜ現役の時になぜ異議を申し立てなかったのかなどと批判しているが、自分の胸に手を当ててみれば分かることだ。現役の時というのは、みな立場でモノを言っているのであって、本音を語るのは極めて難しいのだ。総理だろうと官房長官だろうと、本音は語っていないのだから。

そんなわけで、又ボチボチ再開してゆきます。

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