旅行・地域

2009/08/07

海外旅行先での事故




コネタマ参加中: 思わず冷や汗をかいた経験を教えて!【ココログ選手権】


「冷や汗」といえば、海外旅行での事故だ。
ざっとこんな具合。

・初めての海外のエジプトで、政府高官の自宅を撮影していて”スパイ”の疑いをかけられ、陸軍の駐屯地に連行されて取調べを受けた。軍用トラックの荷台からマシンガンを持った兵士数名がバラバラッと降りてきたときは、血が逆流した。
・インドで乗ったタクシーがバスに追突され、イエメンでは乗っていた四駆の側面に対向車が衝突。いずれも車は壊れて走行不能となったが、幸い受傷せずに済んだ。どちらも警察の車が到着するまで30分近くかかり、もし大ケガを負っていたら、いっかんの終りだと思った。
・イスタンブールでは宿泊したホテルで乱射事件があり、イスラエルでは自爆テロ、イエメンでは観光した場所で外国人を狙ったテロがあったが、いずれも私のいた一日後に起きた。大きな犠牲が出たと後から聞いて、他人事とは思えなかった。

「憎まれっ子世に憚る」の諺通りなら、嫌われ者は長生きするのかも知れない。
それとも悪運が強いのかも。

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2009/08/04

だから議員はやめられない

あるツアーの添乗員から聞いた話。
数年前、この添乗員が担当したヨーロッパのある国のツアーで、旅客の一人がパスポートを盗まれてしまった。帰国の前日の自由時間のとき、ホテルを出たとたん数名の男に囲まれ旅券を奪われたものだ。
翌日に帰国を控えているので、最寄の日本大使館なり領事館なりに届け出て必要な申請を行うパスポートの再発行手続きを行うのだが、これが正式のパスポートとなるとかなりの時間がかかる。
そこで急ぐ場合は「帰国のための渡航書」を申請・取得することになるのだが、これでさえ最低一日はかかる(休日や祝祭日を挟むとさらに延びる)。
もう一つ、「帰国のための渡航書」はあくまで"日本への入国"を特別に認める公文書であるという性質上、その発給を受けた国を出国して日本に入国するまでの途中に、他の第三国に入国することができない。
このツアーの帰路は、一度他の国に移動し、そこから日本への帰国便に乗るという旅程だったため、「渡航書」が利用できないことが分かり、ツアーメンバーと一緒の帰国は断念するしかないという結論になりかけた。

ところがその参加者の中に民主党E参議院議員と懇意にしている人がいて、それなら私がE議員に頼んでみましょうという事になった。
電話でE議員に連絡をとると、早速日本大使館から本人に連絡があった。
大使館に出向くと係官から丁重に扱われ、驚いたことにその場でパスポートが再発行され、手渡されたそうだ。
さらに出発地までの航空券をも手配してくれて、難なく当初の予定通り帰国できた。
議員の知人が同じツアーの参加者に口利きしただけでこの待遇、国会議員の力はこれほど強いのかと、その添乗員はビックリしたと言っていた。

この話で思い出したのだが、2007年末に川田龍平参議院議員夫妻がプライベートで米国に出かけようとして、夫人のパスポートが失効していることに気付いた。
川田議員が外務省に電話を入れたところ、翌日には新しいパスポートが発給されたというものだ。しかも年末の休み中にもかかわらずだ。
議員が電話をすれば、何の手続きもせずに直ちにパスポートが発給される、まるで夢のような話ではないか。

野党議員でさえこの特別待遇なのだから、与党議員ともなれば相当な特権を振り回せるのであろうことは想像に難くない。
これだから、議員は三日やったらやめられない。
何としても議席にしがみつく。
それも出来れば与党の議員でありたい。
そんな思いを込めて、現在この炎天下に日夜、事前運動が繰り広げられている。

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2009/03/08

人物写真の愉しさと難しさ(改訂)

シリーズで掲載している「街角で出会った美女」が、予想以上に好評のようです。
画像は全て過去の海外旅行で撮りだめしてあった写真からピックアップしたもので、ガイドブックや雑誌のグラビアとは違ってアクチュアルなものです。
海外旅行での写真というと殆んどが風景の画像で、どれをとっても似たりよったりの写真になります。極端にいえば、現地で絵葉書を買っても、あまり構図は変らないということにもなりかねません。
わたしも海外へ行き始めたころは風景写真ばかりで、今から振り返るともったいない気がします。
これに対して人物写真は自分しか撮っていない、オンリーワンの魅力があります。
それと風景写真と比べ、人物写真は撮影した時の情景を鮮明に覚えていることが多く、後から画像を見ながら思い出に浸ることが出来るという利点もあります。

その反面、人物写真は風景と比べて難しい点がいくつかあります。
第一は、一発勝負で撮り直しがきかないということです。パッとその場で撮りますから、背景だのライティングだのという条件は一切考慮できません。ここが風景写真と決定的に違うところです。後から確認してみて、写真の出来が悪くガッカリすることなど、しょっちゅうです。
第二は、相手の了解が要るという点ですが、これは実は大きな問題です。誰だって見ず知らずの人からカメラを向けられ写真を撮りたいと言われれば、たいがいは断るでしょう。子どもを写す場合も、近くに親がいれば許可がいります。またアラブなどイスラム諸国では、基本的に女性の写真は撮れません。
第三は、上記とも関連しますが、被写体の人と何らかのコミュニケーションが必要だという点です。
たどたどしい言葉で挨拶をしたり、相手を誉めたりして、ようやく笑顔の写真が撮れるのです。
ツアーでの観光中に素早く撮影するので、けっこう苦労します。
第四は、観光地で人物を撮るとき、間違えて外国人を撮らないようにせねばなりません。せっかくの写真が、その国の人で無かったというのでは何もならない。周囲の状況からその点を確認することが必要です。
それだけに会心の人物写真が撮れたときは、喜びも大きいわけです。

撮影で、最も好きな構図は母親が子どもを抱いている写真です。
世の中にあるもので、母と子の愛情ほど気高く美しいものはありません。
西洋絵画で一番多いテーマは恐らく「聖母子」でしょう。いうまでもなく聖母マリアがイエスキリストを抱いた像ですが、この姿は時代や地域を越えた普遍的なものです。
わたしも各国で出来る限り、母子をカメラに収めることにしていますが、これも実際には難しく、成功しているのはごく一部です。

下の写真は、エクアドルの首都キトで撮った母子です。
画像を見ていると、自然にこちらの顔もほころんできますね。

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  (クリックで画像が拡大)

次の写真は、コロンビアの首都ボゴタで撮った母子です。
女の子はまるで人形のように愛らしいですね。

Photo
 (クリックで画像が拡大)

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2009/01/23

そもそも空港での「液体物持込」検査が無意味だ

昨年12月に警察庁キャリア官僚の男性警視が、海外旅行で成田空港から出国する際、航空機内へ100ミリリットル以上の化粧水入り容器を持ち込もうとして制止されて女性検査員と口論となり、トレーを投げ付けていた事件がありました。
この件で、千葉県警は22日、暴行容疑で増田貴行警視(36)を千葉地検に書類送検し、また同庁は同日付で停職3カ月の懲戒処分とし、同警視は辞職したと発表しました。
トレーを投げたり暴言をはいたりした事は確かに悪いですが、この背景として空港での保安検査の際の、機内への液体持ち込み制限が無意味であるという問題があるのではないでしょうか。警察庁の職員だったのでそうした事情に詳しく、だから制止されたのでキレタ、その辺りが実情だと推測されます。
当ブログでは以前からこの点を指摘していますが、 もう一度ここで整理してみたいと思います。

先ずこの制限がなぜ始まったのか。
2006年8月10日に明らかになった「英国での航空機爆破テロ未遂事件」を受け、12月7日国際民間航空機関(ICAO)は、2007年3月1日までに国際線で適用すべき暫定的な保安措置として、液体物の機内持込制限に関するガイドラインを各締約国に通知しました。
日本ではこの通知を受けて、国交省航空局監理部が国際線への導入を決め、2007年3月1日より日本から発着する全ての国際線で液体物持込制限が実施されています。

その「英国での航空機爆破テロ未遂事件」ですが、どうやら液体爆弾の使用が計画されていたとのことです。物質についても公表されていないようですが、可能性の高いのは過酸化アセトン(以下、略称AP)と考えられています。
APは衝撃、炎、熱などを加えられると容易に爆発する性質があります。 爆発させる時、少量でしかも非密閉下における場合の爆発は大きな炎の塊になるだけですが、密閉下か多量に存在した場合は炎を一切出さず、爆発します(爆轟)。この性質が爆弾に利用されるわけです。

では具体的な検査のルールですが、成田空港を例にとると(他も同様)次のようになっています。
・100mlを超える、あらゆる液体物の客室内への持ち込みは禁止です。手荷物検査場で破棄していただくことになりますので、あらかじめ航空会社にお預けになる手荷物にお入れ下さい。
ただし、以下の物品の持込は可能です。
(1)100ml以下の容器に入った液体物で、容量1リットル以下のジッパーのついた再封可能な透明プラスチック製袋に余裕をもって入れられている場合
(2)医薬品、ベビーミルク/ベビーフード、特別な制限食等の場合
“あらゆる液体物”には、ジェル類(歯磨き粉、ヘアジェルなど)、エアゾール、スプレー類も含まれます。

処が、例外があるんです。出国手続き後の免税店などの店舗で購入されたお酒、化粧品類等の液体物は上記の制限にかかわらず客室内へ持込可能なのです。
全く同じ品物を、空港の免税店で購入したものはOK,他で購入したものはダメ、これでは理屈が通りません。
恐らく空港内の土産物店から懇願されて、彼らの利益のためにこうした例外規定を作ったのは明らかです。

【問題その1】
最初に指摘しておきたいのは、なぜ100ml以上が制限されているのか、99mlならなぜ問題が無いのかかが不明確です。更に持込個数が1個とされているならともかく、容量1リットルの袋に入るだけ持ち込めるという根拠が分からない。
それに預け入れ手荷物は無制限とされていますが、液体爆弾をスーツケースなどに仕込んだ場合、安全は確保されるのでしょうか。
私にはどうも液体爆弾そのものを検出するしか、危険を避ける方法は無いように思えるのですが。

【問題その2】
こうした安全のルールは全世界で一斉に実行されなければ意味がありません。1つの国でも、1つの空港でも例外があれば、そこを狙って仕掛けてくるからです。
しかし実際には国によって対応はマチマチで、通達通り実姉した国もあれば、つい最近になって実施した国、中には未だに完全に実施していない国もあります。
これでは効果がない。
国内便への対応も各国バラバラで、乗り継ぎを考えれば国内、国際を問わず同一の基準で行うべきでしょう。

【問題その3】
実際の検査を見ると、更に問題があります。
液体物を手荷物に入れていた場合、殆んどがフリーパスになっています。因みに私は500mlペットボトルをバッグのサイドポケットに入れて検査を受けるのですが、上半分は完全に見えているにも拘らず、検査官からチェックを受けるのは数回に1回です。バッグの中に入れた場合は100%そのまま通過です。
つまりこの検査は自己申告が前提で、完全に実施するためには、搭乗者全員の手荷物を空けて検査するしか方法がありません。しかしそうした空港は極めて少数で、普通はX線検査で異常がなければ、手荷物を空けてチェックすることはありません。
爆弾を仕掛けるような人間が、自ら申告することは有り得ないわけで、そうすると一体この液体物検査というのはどういう意味があるのでしょうか。
安全を証明させるためにペットボトルの液体を飲ませる空港もありますが、飲ませてから廃棄する係員もいて、彼らの退屈しのぎのイタズラに付き合わされる破目になります。

【問題その4】
例外規定が国によってアイマイです。
日本を含めて多数の国は、検査を行う空港の免税店で購入した液体物のみ、機内持込が認められています。他の空港で購入したものは廃棄させられます。そのため乗り継ぎの際に、前の空港で機内持込が認められた液体も廃棄の対象となります。
これは安全より、空港の土産物店の利益を優先する姿勢に他なりません。
また南アのヨハネスブルグ空港にように、例外規定を恣意的に運用し、検査係員の判断で持込の有無が変えられる例もあります。ブランド物の化粧品や洋酒が取り上げられてしまう。その反面、ペットボトルなどは見向きもされません。恐らくは、取り上げた商品を再び土産物店に買い取らせて小遣い稼ぎをしているのでしょう。
日本はともかく、海外の検査係員には質の悪い人間がいることは確かであり、例外規定が悪用されています。

【問題その5】
その国の空港内で購入したという証明は通常、包装とレシートにより判断されていますが、これも偽造しようと思えば簡単に出来るわけで、犯罪の抑制にはならないのです。

結局、液体物爆弾の持込を阻止しようとすれば、本来はその液体爆弾そのものを検出できる検査を行うか、又は全ての乗客の手荷物と預け入れ荷物を空けて中味を検査する(イスラエルのテルアビフ空港のような)しか方法がありません。
それをやらないで形だけのチェックで済ませているから、煩雑の割には実効性の無い検査を、日々旅行客に強いているというのが現状だと思います。

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2008/11/05

「世界の絶景ベスト10」の掲載案内と新シリーズの予告

海外旅行が好きで時々出かけていましたが、この20年で訪問国が60ヶ国になりました。およそ世界の3分の1を周った計算になります。
今まで訪れた観た観光地の中で特に優れていると思われるものをピックアップして、「世界の絶景ベスト10」ということでまとめて見ました。たった60ヶ国で何が世界だというお叱りがあるかも知れませんが、その辺りはご勘弁のほどを。
各ジャンルそれぞれに10ヶ所、合計50ヶ所の絶景を選んで、別館で掲載しています。
(1) 「文化遺産・遺跡」編
(2) 「文化遺産・建物」編
(3) 「自然遺産」編
(4) 「街並み」編
(5) 「聖地」編 上
ご興味のある方は、ご覧ください。

又、各国の「街角の美女」シリーズと銘うって、これから不定期で順次掲載してゆきます。
よく雑誌のグラビアや旅行ガイドにキレイな女性が載っていますが、あれはその国の女優やモデルを使ったもので、そんな人がぞろぞろ歩いていません。そこへいくと当方は、街角で出会った女性のスナップなので、リアリティがあると自負しています。
なかには、どこが美女かと言われる向きもあるでしょうが、それは美的感覚の相違だと思ってください。

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2008/01/29

お知らせ

現在「HOME-9(ほめく)別館」にて、イエメン旅行記を掲載中です。
かつてのアラビアの文化や習慣を、今も色濃く残しているイエメンの魅力を、文章と写真で紹介します。
興味にある方は、ご覧下さい。

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2007/05/26

ツアーな人々(旅行の鉄人たち)

Eromana海外ツアーで一緒になった人と、挨拶代りに最初に交わす会話は、たいていが「どの位旅行されています?」です。
その「どの位?」は、渡航回数や訪問国の数を意味しますが、やはり興味の中心になるのは、過去にどの国へ行ったのかです。

普通にパッと頭に浮かぶ外国の名前をあげると、大体50-60ですから、60ヶ国程度訪問したとなると、ああ世界各国に行きましたねということになるわけです。
ここ1-2年のツアーで、訪問国が100ヶ国を超えるという人に数名会いました。ここまで来ると、名前を聞いたことあるなという程度の国も含まれてきます。
周囲も、やあすごいですねぇという反応になります。

仕事で頻繁に海外に行った人を除くと、普通は定年過ぎてから、あるいは子供が独立してからようやく自由に旅行できるようになります。
仮に定年60歳で、2ヶ月に1回、1ヶ国の割合で旅行に行ったとして、100ヶ国に達するのは17年間掛かりますから、容易なことではありません。
実際には、同じ国を何回も訪れたり、1回で数カ国訪問するケースもありますので、そうしたことが相殺され、100ヶ国超を達成した人の年齢は、概ね70代後半です。
男性の場合、その辺りで平均寿命に到達しますので、旅行の上がりが人生の上がりになるわけです。

費用も大変です。
1ヶ国平均20万円とすれば、100ヶ国では2000万円。夫婦で旅行していれば、倍の4000万円。ご夫婦でいつもビジネスクラス利用という人もいますから、旅行費用だけで1億円くらい掛かることになり、さてはご自宅に金の生る木でも持っておられるのかと、ついつい邪推してしまいます。

全世界制覇を目標にしている方も複数いました。
現在国連加盟国が192ヶ国なので、先ずはそれを目標にしようという意気込みですね。
しかし実現は容易ではないでしょう。
普通の旅行社が取り扱っているツアーだと、およそ140カ国位が限界だそうです。
そうなると、小回りの利く小さな専門旅行会社に企画して貰うことになりますが、最低6-7名の人数が集まらないと、ツアーが催行されません。
行き先がマニアックになってくるので、人集めが難しくなるようです。
それ以前に、今の時点でイラクやアフガニスタン、北朝鮮(経済制裁以前はツアーがありましたが)へどうやって行くかという問題があります。

そういう人々同士、結構情報交換をしているようで、現在192ヶ国制覇を目指している人の人数は日本全体で150名程度と推定されているようです。
つまり日本の人口当たり100万人に一人の割合、1ppmですから貴重な存在です。

しかし世の中、上には上がいるもので、例えば「世界制覇カウントダウン!」というHP(http://plaza.rakuten.co.jp/mugutoshi/)がありますが、この運営者は既に訪問国180ヶ国に到達しています。
更に、「荻野洋一のずんずん世界紀行」のHP(http://www.rom-in.jp/ogino/ogi_top.htm)で、荻野さんのプロフィールを見ると、
“1966年以来、現在までに訪れた国は日本を含め全ての独立国(194カ国)と地域で合計242。世界最多国訪問の日本記録を持つと同時に、世界のすべての国と地域(およそ250カ国)へ行くというギネスブックの世界記録にも挑戦中。”
と紹介されています。
この他、ご夫婦で世界204ヶ国を周ったというHPもあります。
ここまで来れば、鉄人と呼んで良いでしょう。

無論、訪問国数を追い求めるだけが旅行ではありません。本来は自分の楽しみで、行きたいところへ行くというのが本筋です。
旅行好きの方の中にも、特定の国しか行かないという人もいます。楽しみ方は、人それぞれですね。

この他、風変わりな旅行をしている方のサイト「世界の『珍』名所 大集合」(http://ankyo.at.infoseek.co.jp/chinmei.html)というのがあります。
世界には、「スケベニンゲン」とか「チンコ川」、「シリフケ」、「オナラスカ」といった、珍しい名前の場所があります。
国内にだって、「馬鹿川」とか「ヤリキレナイ川」といった珍名があるのですが、このサイト運営者は、そうした国内外の珍名の場所を個人で訪れて、その紀行文を書いているところがスゴイ。

特定のしかも観光地でない場所を、ピンポイントで訪問するのは、とても大変なことです。バヌアツ共和国にある「エロマンガ島」に行くなんて、フツーは誰も考えませんからね。
この方こそ、究極の酔狂な旅行者と言えるでしょう。

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2007/04/06

意味不明な空港での保安検査

Hoankensa海外に出かける方で、空港での保安検査(セキュリティチェック)で不便、あるいは不快な思いをした方も多いと思われます。
帽子も靴も上着もベルトも時計も全て外し、ポケットの中の携帯電話や小銭や鍵や筆記用具まで取り出して、それでも警報が鳴ってボディチェックを受けることがあります。
ある男性は、女性検査官にパンツの中まで手を入れられ、局部を触られたと言ってました。こんな検査なら、私としては大歓迎ですけど。

液体も持ち込み禁止、これも困った問題です。飲料水から化粧品、歯磨き粉までが対象とされるというバカバカしさです。

最近は、手荷物のバッグの中味まで調べられるケースが増えてきました。
預け入れのスーツケースの中に異常な反応があると、本人立会いのもとで検査を受けることになります。
先日の南米からの帰国便で、ツアー客のお土産のコーヒーに麻薬犬が反応し、大騒ぎになりました。こんな犬は直ちにクビです。
「煩わしいけど、安全のためなら仕方ない」という声もありますが、私は異議を唱えたい。

先ず、有効な検査を行っているのかという疑問です。
これも先日のツァーの参加者ですが、ポケットにセラミック製のはさみを入れて搭乗していました。いつも持ち歩いていて、過去に保安検査で1回も引っ掛かった事が無いと言ってました。勿論、凶器にもなり得る大きさのものです。
爪切りでさえ機内持ち込みが禁止されているのにも拘らずです。
こうした大きな盲点があるような検査を、いくら繰り返しても意味がありません。

国内の地方空港ですと、稀に保安検査の係員が誰もおらず、フリーパスで搭乗できる場合があります。乗客に負担を掛ける以前に、自らの“抜け”を無くす努力が必要です。

これも最近の傾向ですが、海外の国内便でもパスポートをチェックする空港が増えました。
本人確認は必要なのでしょうが、パスポートの中味を1枚ずつめくって見ている係員がいます。あれは一体何をチェックしてるんでしょうね。全く無意味だし、時間の無駄です。
5人乗りの遊覧飛行機に乗るのに、なぜパスポートの中味のチェックが必要なんですか、ワケワカラン。

もう一つ近頃の流行りは、飛行機を降りてからの手荷物検査です。
預け入れスーツケースのⅩ線検査をやって、何がどうなるんでしょう。
見たことがないものだと、「これは何だ?」「どうやって使うんだ?」などと、興味津々です。
彼らの時間つぶしにつき合わされのは、真っ平です。

こうした無駄な検査は、セキュリティを名目にした失業対策事業ではないかと推量します。
質の良くない人間が、小さな権力を握ると、ロクなことはない。

トランジット(乗り継ぎ)で、いったん乗客を降ろして、保安検査を行ってから再び同じ飛行機に乗せるという例が増えています。
以前から米国では、トランジットの場合でも必ず入国審査を行います。他国から来て他国へ出て行く人間を、なぜわざわざ入国させるのでしょうか。
旅行者の指紋を採取し、顔を写真撮影し、過去の海外渡航歴を記録する、どうも個人情報の収集が目的かと思われます。
渡航歴の中に反米国家が含まれていると、トランジットの場合でも入国審査官から事情聴取される場合があります。
ただ通過するだけの人間が、どこの国へ行こうと大きなお世話であり、干渉する権利はない筈です。

ヒューストン空港で、トランジットの保安検査が1ヶ所だったため渋滞し、2時間以上並んだまま待たされてことがあります。
その間トイレにも行かせないという横暴さで、さすがに乗客が怒り出して、保安要員と激しくやり合う場面がありました。
テロ対策を口実にした、アメリカの人権侵害は目に余る。

これだけ全世界で毎日保安検査を行っていますが、それでテロリストが捕まったとか、テロが未然に防げたという話を、あまり聞きませんね。
効果は上がってるんでしょうかね。

私は少々アタマにきて、3月の旅行では数ヶ所の空港で、海水パンツにT-シャツ1枚でビーチサンダルという格好で、保安検査を受けました。
もし警報が鳴ったら、全裸になってやろうと思ったんですが、さすがに鳴りませんね。
キン属探知機も、私のキンには反応しなかったということです。

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2005/07/13

ツアーな人々(買い物編)

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“ツアーな人々”の記事に、多くの方々からコメントを頂きました。その中で、なをぞさんの投稿に、買い物のことが書かれていたので、番外編として採りあげてみたいと思います。

先日ある添乗員から聞いた話ですが、日本人が海外旅行に行き始めたころ、最初の海外旅行ブームのころは、ショッピングでのコミッションが収入のかなりの部分を占めていたそうです。同僚の中には、ヨーロッパ周遊ツアーで、1回百万円の見入りがあった人がいたそうです。もちろんこの他に、旅行会社や現地代理店の取り分があるわけですから、相当なマージンを取っていたんですね。
海外旅行が大衆化されるに従い、そうした派手な買い物をする客がいなくなって、収入がガタ減りだそうですが、それでもショッピングは、旅行会社の利益と、添乗員の薄給をカバーしているのは、間違いないでしょう。

団体ツアーに夫婦で参加している人を見ると、大概の夫婦は奥さんが買い物に熱心で、旦那はそれを横目で見ているというパターンが多い。
女性の海外旅行の楽しみは、買い物と食事がトップだそうですが、男には余り興味がない分野です。
概して女は太っ腹になり、男はケチになる傾向があるようです。目の色を変えて買い漁るのを、店の片隅に集まって、「また要らないものを買っている」「何が楽しいのかねえ」などと、男達がブツブツつぶやいているというのが、一般的な光景です。
かくいう私も、その一人。

でも、妻以外の女性が沢山買い物をしたときは、大いに誉め上げることにしています。「やあ、いいじゃあないですか、良くお似合いですよ」とか、「やはりこういうものは、現地でしか買えないですからね」などと、持ち上げます。
なに、今時日本で手に入らないものなどありませんよ。
現地でしか手に入らない? それはきっと、日本では必要ないものですね。
そう思っていても、決して口に出しません。
なぜなら、そういう方々が、結果として私の旅行費の一部を負担してくれているのですから、大事なお客さんです。

現地ガイドが、「ここの国の名産で、他では売ってません」「この店の品物は信用できます」「日本円もOKです」、決まり文句です。
でも、数年前に中国に行った時に、阪急交通社の添乗員が陰で、「現地ガイドがあんなこと言ってますが、この宝石の原石は、中国では採れません。全部よそからの輸入です。それに、ニセモノも多いですから、注意してください」と、忠告してくれました。いい人ですね。阪急、大好きになりました。
でも、お金を使うということは、最大のストレス解消法でもあります。
派手に散在する人には、暖かい目を向けましょう。

ショッピングで、唯一楽しみなのは、現地の人が行くマーケットと、スーパーです。
その国の人がどういう生活をしているかが分かるし、物価水準が分かります。
スリランカで、セイロン紅茶ティバッグ100個入りで、70円で売っていました。まとめ買いして、隣近所に配りましたが、こういうショッピングなら、大歓迎ですね。

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