旅行・地域

2008/06/14

【ツアーな人々】マナーの悪いHISの添乗員

Tour以前とりあげた旅行会社についての記事で、それぞれ一長一短あり優劣はつけられないと書きましたが、ツアーに参加したことはありませんが、印象の悪い会社が一社あります。それはHIS社です。
昨年秋中央アジアからの帰国便で、HIS主催のツアーと一緒になりました。満席だったためか、私たちのツアーもHISのツアーも参加者の座席がバラバラになっていました。こうした場合、同行者と席が離れた人同士が譲り合って席を交換することは良くあることです。これが座席の条件が似ていると良いのですが、片方は通路側でもう一方は中央部などという場合は、条件の悪い方の席に移動して貰うのは遠慮して避けるのが普通です。

私たちのツアー参加者の一人が通路側の席に座っていると、HISの30代位の男性添乗員がきて、友人同士の席が離れてしまったので、席を換わって欲しいとのお願いです。あいにく相手の席は窓際で、満席の機内で長時間移動の場合は通路側が良いのです。しかし頼まれたことでもあり、席換えに応じようとしていましたが、次の一言で断りました。
そのHIS添乗員はこう言ったのです。「本当はこの席、私たちのグループの席なんですよね。」

添乗員が事前に航空会社に座席のリクエストを出すことはありますが、特に満席の場合要望通りに席が確保できません。私はいつも通路側を希望していますが、希望通りになるのは2回に1回です。
それを希望通りに席が取れなかったといって、席に座っている人に「ここは私たちの席」と言うことは、嫌み以外の何者でもありません。
頼んだ方も断った方も、お互い気まずい思いをしなくてはなりません。
一体HISはどういう添乗員教育をしているのでしょうか。

添乗員が自分の客を大事にするのは当然ですが、他のグループの人に対しても、悪い印象を持たれないことも大切です。
契約社員の添乗員が多いとしても、旅先では添乗員は旅行会社の顔です。私も、たまたま旅先で見た添乗員の印象が良かったので、次の時はその旅行会社を選んだことがあります。
私の経験では男性添乗員にハズレ無しですが、どうもこのHISだけは例外だったのでしょうか。

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2008/06/13

【ツアーな人々】女性客の黒装束

Tour江戸時代の俳人・去来の句に「何事ぞ花みる人の長刀」があります。侍は花見にも帯刀して来るなんて、なんとまあ無粋なことよと、町民が武士を嘲笑ったものです。
どこでどんな格好をしようと自由ではありますが、夏季の海外ツアーでの日本人女性客の服装はどうも頂けません。
夏場、多くの女性観光客は帽子にサングラス、長袖のシャツにスラックスと手袋、更には傘をさす人もいます。これが明るい色なら未だしも、全身黒装束という女性も少なくありません。ホコリを嫌ってかマスクまでしていると、まるで強盗にはいるのかと訝るような姿です。あのまま銀行に入ろうものなら、捕まりますね。
なにか見ているだけで暑さが増して、クラクラしてきます。
こういう姿が集団で歩くのですから、あちらの方からは随分と奇異に映るでしょう。

ヨーロッパの現地ガイドに夏に傘をさしている人がいるかと訊いたら、大半が日本人で時々韓国人がいる程度だということでした。
紫外線防止が目的なのでしょうが、紫外線は日本人だけ当たるわけではありません。どこの国の人にも平等に当たりますし、むしろ紫外線のリスクは白人に比べアジア人は小さい。

紫外線について、最近余りにもリスクばかり強調され、効能が無視されているような気がします。紫外線には殺菌作用、ビタミンDの形成作用、骨や歯を強化する作用などがあり、治療にも使われています。
反面、皮膚がんや白内障を引き起す原因にもなり、要は「ほどほど」が大事でしょう。
私が子どもの頃は、家庭でも学校でも天気の良い時は屋外でできるだけ日光を浴びることが奨励され、就学前なら男の子も女の子も、パンツ一丁で表を飛び回っていました。その当時育った人が、とりわけ紫外線の健康被害を強く受けたという症例を聞いたことがありません。
1週間や10日程度の旅行で日光を浴びたからといって、リスクだけが増大するとは到底思えません。

紫外線に対する極度の警戒心は、どうも化粧品会社などによる広告宣伝に乗せられている、つまり洗脳されているのではないでしょうか。「色白美白」が美人の条件などと信じ込まされて。
「水道水が危ない」などと吹き込まれて、せっせとミネラルウォーターや浄水器を買わされているのと同じです。そんなに水道水が危険だったら、今のお年寄りはとっくに死んでいます。日本の水道水の品質基準はとても厳しく、ミネラルウォーターの基準の方がはるかに緩い。衛生面からいえば、水道水を飲んでいる方が安全です。

郷に入っては郷に従え、海外の短期の旅行の時ぐらい完全武装は止めて、涼しげな夏姿で観光したらいかがでしょうか。

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2008/03/18

【ツアーな人々】だからあなたは嫌われる

Tour海外旅行の団体ツアーというのは、グループの人数が少ない時で10名程度、多くなると40名近くになることがあります。そうした集団が1週間から2週間、一緒に行動するのですから、そこには小さな「世間」が生まれます。
どうせ一期一会、せめて旅行期間中は楽しくやって、いい思い出を残そうと思うのですが、なかなかそういきません。
面白いことに多くの場合、グループの中に必ずリーダー格の人が一人現れ、団体を仕切り始めます。仕切り役の人がいる方がグループがまとまるとい良い面もあるのですが、時にリーダー格が二人現れたりすると派閥が形成されて、食事のテーブルも完全に分かれてしまうことがあります。
人間ですから、どうも虫が好かないということは往々にしてありますが、中にはいがみ合いがエスカレートして、いい歳をしてつかみ合いのケンカにまでなり、ツアーの雰囲気をぶち壊す「困ったさん」も出てきます。
歳を重ねると人間ができてくるどころか、却って感情の抑制が利かなくなる人が多く、正に人間の「業」ですね。

団体ツアーの「困ったさん」はこの他に、自己チュウの人があげられます。他人の迷惑など一切おかまいなく、自分の楽しみだけで行動する人に出会います。個人旅行にすれば良いと思うのですが、こういう人に限って旅行の最終日に、「皆さんとお別れするの、寂しいわ。」などと言い出し、周りを呆れさせます。自覚していないのですから、救いようがありません。

団体ツアーで嫌われる人に、「自慢する人」があげられます。実はこの人たちが一番評判が悪いんですが、これがどのツアーにも、一人や二人、必ずいるんですね。
現役時代に一定の社会的地位にいた人又はその奥さんに、そういう方が多いんです。社会の第一線から退くと、なかなか自分の栄光を披瀝する機会がなくなります。そうするとツアーで出会った他人に、それを誇示したくなるのでしょう。
自慢話は、さらに子どもや孫にも及びます。有名校に通学している、一流大学を出た、海外留学した、一流企業に入社した、外資に就職している、企業で重要なポストに就いている、海外で勤務している、まあ次から次と自慢のタネは尽きません。下手をすると、旅行中に同じ話を何回も聞かされます。「前に聞きましたよ」とも言えず、いかにも初めて聞いたフリをするのも辛いものです。

「息子は結婚して家を建て、自宅にはお手伝いさんがいて、逗子に別荘を持っているんです。」などと聞くと、この息子、よほど悪い事をしてるんだろうと、ついつい勘繰ってしまいます。
「孫は、いつもファーストクラスを利用してるんですよ。」と聞かされ、それならエコノミーで旅行しているお婆ちゃんの方はどうなのよ。たまにはお婆ちゃんにもファーストクラスをプレゼントしたらと、そう思ってしまいます。
そんな話に毎日付き合わされていると、日本へ戻ったらそいつらの息子だの孫だのの所へ行って、横っ面を張り倒したくなりますね。

昔から、「自慢高慢馬鹿のうち」という諺があります。本人が自慢をすればするほど、周りからはバカにされるんです。何のことはない、自らの愚かさ加減を、世間に公表しているわけです。
これは団体ツアーに限ったことではありません。特に年配者は、心しなくてはいけないでしょうね。

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2008/01/29

お知らせ

現在「HOME-9(ほめく)別館」にて、イエメン旅行記を掲載中です。
かつてのアラビアの文化や習慣を、今も色濃く残しているイエメンの魅力を、文章と写真で紹介します。
興味にある方は、ご覧下さい。

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2008/01/26

【ツアーな人々】ここにもアメリカの横暴

Entry先日ある旅行社の女性添乗員から聞いた話です。
彼女は主に中東方面を担当していますが、たまたま南米のツアーに添乗することになり、途中アメリカ国内の都市で乗り継ぎになりました。
アメリカ国内で航空機を乗り継ぐ場合、一度アメリカへの入国手続きをしなくてはなりません。入国といってもトランジット専用ですから、手続きが終わればそのまま空港内の待合室を通って、次の飛行機に搭乗するだけです。
この添乗員がパスポートを提示すると、直ちに別室に移され、係官から「入国は認められないから、日本へ帰れ。」と命じられました。理由は中東諸国への渡航が多いというだけのことです。
彼女は中東への渡航は添乗員としての仕事のためであり、私的な旅行ではないことを説明しましたが、取り合ってくれない。
ツアーのお客は既に全員手続きを終えて乗り継ぎの航空機に搭乗していて、ここで添乗員が日本へ引き返すわけにはいきません。必死に係官を説得したところ、「今回だけは許すが、次回からは絶対に入国させないからな。」と脅され、ようやく乗り継ぎができたということです。
この添乗員は今後、米国行きあるいは米国で乗り継ぐツアーには一切添乗できなくなったので、とても困っていました。

これとは別に、JTBの女性添乗員から聞いたところによりますと、彼女が担当したツアーで過去に2名の客が米国への入国を拒否され、日本へ帰されてそうです。
一人はやはり中東への渡航が多いという理由で、もう一人は全く心当たりがなく、強いていえば若いときに反米デモ(日本国内)で一度逮捕されていることしか思いつかないと言っていたそうです。これが事実なら、日本政府が国内の逮捕歴データを、米国に渡しているという事になります。

一体なぜこのような横暴が許されるのでしょうか。
友好国である日本人旅行者や添乗員が、米国を訪問したり、乗り継ぎだけでアメリカを通過するのに、中東への渡航が多いという理由だけで入国拒否されるのは、極めて不当です。
アメリカ人が日本へ入国する際に、特定の国の渡航歴だけで入国を拒否されることは有り得ないでしょう。
パスポートの第一頁には、次のことが書かれています。
「日本国民である本旅券の所持人を通路故障なく旅行させ、かつ、同人に必要な保護扶助を与えられるよう、関係の諸官に要請する。日本国外務大臣」
アメリカの入国審査係官は、こうした日本政府の要請を拒絶したことになります。

百歩譲って、アメリカ政府が中東への渡航歴のある人間は入国させないという方針であるならば、そのことを関係国に通知すべきです。
そうすれば少なくとも、入国審査で追い返されるというような事態は避けられます。

日本の旅行者の多くは、相手国を分け隔てすることなく、友好的な立場で海外に出かけています。訪問したからといって、相手国の政府の方針を支持するわけではありません。
私は現在の米国政府の方針には批判的ですが、アメリカは好きな国です。
我が国の外務省も、日本人がアメリカ入国に際し不当な扱いを受けぬよう、米国政府に申し入れる必要があるでしょう。

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2008/01/06

【ツアーな人々】消えた添乗員

Tenjouinもう3年経ったので時効でしょうから、旅行会社は実名で「クラブツーリズム」。添乗員がツアー途中で消えたというミステリーです。
他の旅行会社の方に訊くと「あり得ない」そうですから、珍しい出来事のようです。

あるパッケージツアーで、女性添乗員も現地ガイドも手際が良く、ツアー自体とても充実していて二重丸の旅行でした。
帰路は途中バンコクでトランジットとなり、後はバンコクー成田の飛行で帰着という段階でした。
伏線は少しありました。バンコク空港で添乗員が挨拶したのですが、終わった後女性客の一人が「なんだかお別れの挨拶みたいだったわね」とつぶやきましたが、私もそういう印象を持ちました。

搭乗時刻になって出発ゲートに参加者全員が揃ったのですが、肝心の添乗員の姿が見えません。搭乗が始まったので、遅れてくるのかと思って私たちツアー客は先に搭乗しました。
たまたま私の隣のシートが添乗員の席だったのですが、空いたままで飛行機が離陸し始めたのです。別の席に座っていたという可能性はありましたが、このフライトは満席と聞いていたので考えにくい。
それでも相手はプロですから、きっとどこかにいるんだろうと思いつつ、成田空港に着陸となりました。

海外ツアーでは、成田到着の1時間前くらいになると、必ず添乗員は参加者のアンケート用紙の回収と、到着後の注意を行うために回ってきます。
またこのツアーでは、ガイディングレシーバー(添乗員やガイドの説明をイヤホンで聞ける器具)が配られていたので、その回収が行われる筈でした。失くした場合は7千円支払うことになっていたので、この回収は絶対に必要なことです。
結局着陸まで添乗員の姿はなく、到着ロビーや預け入れ荷物(スーツケース)を受け取り、通関の場所にも彼女は現れなかったのです。
参加者は集まって、何か事情があったのだろうから後日連絡があるでしょうという事で、そのまま解散となりました。

この添乗員がバンコクから搭乗しなかったことは明白で、それも予定行動だったと推定しています。
バンコクでの搭乗時に空港で呼び出し放送が無かったところを見ると、事前に予約をキャンセルしていたと思われます。
どんな事情があったのか分りませんが、職務放棄であるのは間違いありません。

その後、添乗員本人から何も連絡がなく、もっと不思議なのは旅行会社「クラブツーリズム」からも全く説明や連絡が無かったことです。
ツアーが終了したのに、アンケート用紙もガイディングレシーバーも回収されていないのですから、旅行会社は気付く筈です。
こちらから連絡する筋のものではないので、今日に至るまで一切連絡を取っていません。

国内海外を含め「クラブツーリズム」を利用してきましたが、この件があってから同社の管理体制に多少疑問を感じています。
結果的には、その後同社のツアーには参加していません。

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2007/10/09

【ツアーな人々】当世海外買春事情

Kaishun先日、ウズベキスタンのタシケントで宿泊した一流ホテルで、ツァーの男性が勧誘を受けていました。一人は従業員から、「シングルですか、ナイトレディはいかが」と勧められました。もう一人は、部屋の玄関ドアが開かなくて苦闘していたら、ミニスカートの美しい女性が近付いてきて、親切に開けてくれたまでは良かったのですが、「部屋に入ってお話しませんか。」とお誘いがあった由。二人ともお断りしたそうですけど。
特にアジアの国々では、日本人男性と見れば売春の勧誘がありますが、ウズベキスタンまでそうなったのかという所でしょうか。

今回のツアーの同行者の中に、この手に詳しい人がいて、次の理由で日本人が好まれるのだそうです。
①金を持っているので金払いが良い
②海外で買春するのに抵抗感がない
③淡白なので短時間で済む
④臆病である
妙に納得してしまう解説ですが、最後の「臆病」というのは、金銭トラブルが起きても、日本人なら強く主張しないという意味でしょうか。
そういえば、先日フィリッピンで美人局にあって脅され、大金を振り込んだ芸能人がいましたっけ。

魚心あれば水心と言いますが、特に日本人がターゲットになっているには、それだけの理由があるのでしょう。勿論、日本人以外の外国人でも、買春は行われています。
アジア方面のツアーだと、ツアー客の男性の中に、買春が目的だという人に出会うことがあります。添乗員に女性を世話してくれと頼むツワモノもいるそうですから、驚きです。
中には、〇〇ヶ国の女性と経験したなどと、自慢する男性もいます。おバカですね。
なにも団体ツアーでと思いますが、旅行代金が安いですし、夜間は完全自由行動なので支障がないのでしょう。
かつて旅行会社の中には、女性付きツアーの売り物にしていた会社もあったとか。最近は見掛けなくなったそうですが。

世の奥様の中には、海外の買春なら黙認するという人がいるそうです。亭主のスーツケースの中に、コンドームを入れてくれる奥さんもいるそうですから、世の中分かりません。
でも大多数の男性にとっては、海外ならバレナイという安心感があるのでしょう。
高齢化社会を迎えて、最近は70才を越えても、せっせと海外買春に出かける元気の良いオジイサンもいます。

私の想定では、海外での買春は、観光客よりビジネス客の方が、率が高いと思います。
海外出張すると、ある時は客先から、ある時は自社の出先の駐在員から、女性が紹介されるケースがあります。客先だとなかなか断りにくいという事があり、又こちらが複数の場合、自分だけ断るのもチョットなあという具合に、お付き合いで買春してしまうケースもあります。
一度客先から女性をあてがわれて断ったら、その社長から「何が気に入らないのか」と訝られ、気まずくなったことがありました。
余り断ってばかりいると、周囲から「女に興味が無いのか」と、変人扱いされる場合もあり、辛いところです。
推定ですが、長期に海外出張した男性の8-9割は、買春していると思われます。

企業の海外駐在員からは、仕事は日本からの出張者接待が主で、飲ませて抱かせてと、「まるで女衒ですよ」というボヤキの声も時に伝わってきます。
相手の役職に応じて女性をあてがうというのも、楽な仕事ではないでしょう。

売春の勧誘が最も激しいのは、今や中国でしょう。国営ホテルでも、毎晩部屋に戻ると途端に電話がかかってきます。時には部屋を直接訪れ、勧誘してきます。
ホテル側と結託しているのは、間違いありません。しっかりと、室料の追加チャージを要求してくるホテルもあるそうですから、油断なりません。
かつての韓国、タイ、フィリッピンなどのお株を奪ってしまいました。

街に出ても誘惑はあります。
どの国へ行っても、「淫売屋」などと公然と看板を掲げている国はありません。
表向きマッサージ店であったり、カラオケ店であったり、かつての台湾のように理髪店(ブラックバーバー)であったり、様々です。我が国は浴場(ソープランド)ですね。
インドで、ホテルの地下がディスコになっていて、交渉が成立するとそのまま上階の部屋に直行するという、売春宿を見たことがあります。

以前、中国で上海領事館員が自殺する、あるいは自衛隊員が機密情報を漏らした事件がありました。その度に政府は「中国のカラオケ店に通い」と説明していましたが、あれは不正確です。
正しくは、彼らがカラオケ店の看板を掲げた淫売屋に通っていて、それを中国公安当局が買春をネタにして本人を脅した、これが真相であり、政府の説明は言い逃れです。

こうした光景に、「日本の恥だ」とマユをひそめる人もいます。
確かにソノ気が無い人間にとって、勧誘されるのは不快でしかありません。
出来れば買春の意志が有・無のワッペンでも付けて、「無」の人に対しては一切勧誘を禁止して貰うと良いのですが、どうでしょうか。

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2007/05/26

ツアーな人々(旅行の鉄人たち)

Eromana海外ツアーで一緒になった人と、挨拶代りに最初に交わす会話は、たいていが「どの位旅行されています?」です。
その「どの位?」は、渡航回数や訪問国の数を意味しますが、やはり興味の中心になるのは、過去にどの国へ行ったのかです。

普通にパッと頭に浮かぶ外国の名前をあげると、大体50-60ですから、60ヶ国程度訪問したとなると、ああ世界各国に行きましたねということになるわけです。
ここ1-2年のツアーで、訪問国が100ヶ国を超えるという人に数名会いました。ここまで来ると、名前を聞いたことあるなという程度の国も含まれてきます。
周囲も、やあすごいですねぇという反応になります。

仕事で頻繁に海外に行った人を除くと、普通は定年過ぎてから、あるいは子供が独立してからようやく自由に旅行できるようになります。
仮に定年60歳で、2ヶ月に1回、1ヶ国の割合で旅行に行ったとして、100ヶ国に達するのは17年間掛かりますから、容易なことではありません。
実際には、同じ国を何回も訪れたり、1回で数カ国訪問するケースもありますので、そうしたことが相殺され、100ヶ国超を達成した人の年齢は、概ね70代後半です。
男性の場合、その辺りで平均寿命に到達しますので、旅行の上がりが人生の上がりになるわけです。

費用も大変です。
1ヶ国平均20万円とすれば、100ヶ国では2000万円。夫婦で旅行していれば、倍の4000万円。ご夫婦でいつもビジネスクラス利用という人もいますから、旅行費用だけで1億円くらい掛かることになり、さてはご自宅に金の生る木でも持っておられるのかと、ついつい邪推してしまいます。

全世界制覇を目標にしている方も複数いました。
現在国連加盟国が192ヶ国なので、先ずはそれを目標にしようという意気込みですね。
しかし実現は容易ではないでしょう。
普通の旅行社が取り扱っているツアーだと、およそ140カ国位が限界だそうです。
そうなると、小回りの利く小さな専門旅行会社に企画して貰うことになりますが、最低6-7名の人数が集まらないと、ツアーが催行されません。
行き先がマニアックになってくるので、人集めが難しくなるようです。
それ以前に、今の時点でイラクやアフガニスタン、北朝鮮(経済制裁以前はツアーがありましたが)へどうやって行くかという問題があります。

そういう人々同士、結構情報交換をしているようで、現在192ヶ国制覇を目指している人の人数は日本全体で150名程度と推定されているようです。
つまり日本の人口当たり100万人に一人の割合、1ppmですから貴重な存在です。

しかし世の中、上には上がいるもので、例えば「世界制覇カウントダウン!」というHP(http://plaza.rakuten.co.jp/mugutoshi/)がありますが、この運営者は既に訪問国180ヶ国に到達しています。
更に、「荻野洋一のずんずん世界紀行」のHP(http://www.rom-in.jp/ogino/ogi_top.htm)で、荻野さんのプロフィールを見ると、
“1966年以来、現在までに訪れた国は日本を含め全ての独立国(194カ国)と地域で合計242。世界最多国訪問の日本記録を持つと同時に、世界のすべての国と地域(およそ250カ国)へ行くというギネスブックの世界記録にも挑戦中。”
と紹介されています。
この他、ご夫婦で世界204ヶ国を周ったというHPもあります。
ここまで来れば、鉄人と呼んで良いでしょう。

無論、訪問国数を追い求めるだけが旅行ではありません。本来は自分の楽しみで、行きたいところへ行くというのが本筋です。
旅行好きの方の中にも、特定の国しか行かないという人もいます。楽しみ方は、人それぞれですね。

この他、風変わりな旅行をしている方のサイト「世界の『珍』名所 大集合」(http://ankyo.at.infoseek.co.jp/chinmei.html)というのがあります。
世界には、「スケベニンゲン」とか「チンコ川」、「シリフケ」、「オナラスカ」といった、珍しい名前の場所があります。
国内にだって、「馬鹿川」とか「ヤリキレナイ川」といった珍名があるのですが、このサイト運営者は、そうした国内外の珍名の場所を個人で訪れて、その紀行文を書いているところがスゴイ。

特定のしかも観光地でない場所を、ピンポイントで訪問するのは、とても大変なことです。バヌアツ共和国にある「エロマンガ島」に行くなんて、フツーは誰も考えませんからね。
この方こそ、究極の酔狂な旅行者と言えるでしょう。

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2007/04/06

意味不明な空港での保安検査

Hoankensa海外に出かける方で、空港での保安検査(セキュリティチェック)で不便、あるいは不快な思いをした方も多いと思われます。
帽子も靴も上着もベルトも時計も全て外し、ポケットの中の携帯電話や小銭や鍵や筆記用具まで取り出して、それでも警報が鳴ってボディチェックを受けることがあります。
ある男性は、女性検査官にパンツの中まで手を入れられ、局部を触られたと言ってました。こんな検査なら、私としては大歓迎ですけど。

液体も持ち込み禁止、これも困った問題です。飲料水から化粧品、歯磨き粉までが対象とされるというバカバカしさです。

最近は、手荷物のバッグの中味まで調べられるケースが増えてきました。
預け入れのスーツケースの中に異常な反応があると、本人立会いのもとで検査を受けることになります。
先日の南米からの帰国便で、ツアー客のお土産のコーヒーに麻薬犬が反応し、大騒ぎになりました。こんな犬は直ちにクビです。
「煩わしいけど、安全のためなら仕方ない」という声もありますが、私は異議を唱えたい。

先ず、有効な検査を行っているのかという疑問です。
これも先日のツァーの参加者ですが、ポケットにセラミック製のはさみを入れて搭乗していました。いつも持ち歩いていて、過去に保安検査で1回も引っ掛かった事が無いと言ってました。勿論、凶器にもなり得る大きさのものです。
爪切りでさえ機内持ち込みが禁止されているのにも拘らずです。
こうした大きな盲点があるような検査を、いくら繰り返しても意味がありません。

国内の地方空港ですと、稀に保安検査の係員が誰もおらず、フリーパスで搭乗できる場合があります。乗客に負担を掛ける以前に、自らの“抜け”を無くす努力が必要です。

これも最近の傾向ですが、海外の国内便でもパスポートをチェックする空港が増えました。
本人確認は必要なのでしょうが、パスポートの中味を1枚ずつめくって見ている係員がいます。あれは一体何をチェックしてるんでしょうね。全く無意味だし、時間の無駄です。
5人乗りの遊覧飛行機に乗るのに、なぜパスポートの中味のチェックが必要なんですか、ワケワカラン。

もう一つ近頃の流行りは、飛行機を降りてからの手荷物検査です。
預け入れスーツケースのⅩ線検査をやって、何がどうなるんでしょう。
見たことがないものだと、「これは何だ?」「どうやって使うんだ?」などと、興味津々です。
彼らの時間つぶしにつき合わされのは、真っ平です。

こうした無駄な検査は、セキュリティを名目にした失業対策事業ではないかと推量します。
質の良くない人間が、小さな権力を握ると、ロクなことはない。

トランジット(乗り継ぎ)で、いったん乗客を降ろして、保安検査を行ってから再び同じ飛行機に乗せるという例が増えています。
以前から米国では、トランジットの場合でも必ず入国審査を行います。他国から来て他国へ出て行く人間を、なぜわざわざ入国させるのでしょうか。
旅行者の指紋を採取し、顔を写真撮影し、過去の海外渡航歴を記録する、どうも個人情報の収集が目的かと思われます。
渡航歴の中に反米国家が含まれていると、トランジットの場合でも入国審査官から事情聴取される場合があります。
ただ通過するだけの人間が、どこの国へ行こうと大きなお世話であり、干渉する権利はない筈です。

ヒューストン空港で、トランジットの保安検査が1ヶ所だったため渋滞し、2時間以上並んだまま待たされてことがあります。
その間トイレにも行かせないという横暴さで、さすがに乗客が怒り出して、保安要員と激しくやり合う場面がありました。
テロ対策を口実にした、アメリカの人権侵害は目に余る。

これだけ全世界で毎日保安検査を行っていますが、それでテロリストが捕まったとか、テロが未然に防げたという話を、あまり聞きませんね。
効果は上がってるんでしょうかね。

私は少々アタマにきて、3月の旅行では数ヶ所の空港で、海水パンツにT-シャツ1枚でビーチサンダルという格好で、保安検査を受けました。
もし警報が鳴ったら、全裸になってやろうと思ったんですが、さすがに鳴りませんね。
キン属探知機も、私のキンには反応しなかったということです。

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2005/08/17

海外と日本のホテル

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先週末京都ロイヤルホテルに2泊したのですが、日本のホテルの快適さを改めて認識しました。で、今回はホテルのお話。でも色っぽくはないですよ。
海外旅行で、たまには高級ホテルに泊まるのですが、格式ばかり高くて、設備やサービスはイマイチというところが多いのです。
海外でホテルの部屋に入ったら、先ずトイレが流れるか、蛇口からお湯が出るか、タオルは揃っているかを点検するのが、クセになりました。

数年前、米国ワシントンDCで、最高級ホテルと言われている“リッツ”に泊まった時は、フロントでいきなり“あなたの予約は、既にキャンセルされてます。”と言われ、唖然としたことがあります。そんな筈はないというと、部屋は空いてるから泊まれるという答えでした。自分達のミスは絶対に認めないんですね。まあ、これはホテルに限ったことではありませんが。
サンフランシスコのニッコーホテル、JAL直営で日本人には人気があるそうですが、チェックインを済ませて部屋に入ったら、シャワールームの配水管修理の真っ最中でした。もう間も無く終わるというので、街に出て時間をつぶしましたが、日本のホテルでは考えられないことです。

ホテルで最も重要なのは、トイレ、バス(シャワー)、ベッドです。海外のホテルでしばしば経験するのは、この設備の使い勝手が良くない。先ずトイレ、ペーパーホルダーの位置が、妙に使いにくい。便器の真後ろにあったりして、こっちは体操選手じゃあないんだから、身体は180度に曲げられません。
便座の位置が高いのも困る。座ったときに、足が床につかない。便座がフニャフニャ軟らかいのも、身体が安定しない。
余談ですが、海外の男性用小便器というのは、どうしてああ背が高いのかしら。私の身長は公称165cmですが、殆どの国で、爪先立ちして用を足しています。外国人でも身長が低い人は大勢いるのですから、日本のように低くすべきです。便器の高さだけは、“低は高を兼ねる”です。

バス(シャワー)では、排水の悪いところが多い。シャワーを浴びている時に、足下に水が溜まってくるのは、とても気色が悪い。あと、風呂の栓が閉まらず、結局バスタブが使えないことが多い。旅行中、ゴルフボールを持ち歩く日本人が多いのは、そのためです。
シャワーが固定式で、ハンディタイプのシャワーが付いていないものが多い。部分洗いができないのは、やはり不便です。シャワーの噴出し口が詰まっていて、お湯が真直ぐに出ないなんていうことも、珍しくない。
もっとひどいのは、ボイラーの容量不足で、シャワーの途中、お湯が水に変わってしまうことです。冬なら風邪を引きます。

さあ、寝ようと思うと、電気のスイッチが全て on と off だけ。日本ならビジネスホテルでも、ベッドサイドのライトは調光器がついてますけど。スイッチを切れば真っ暗で何も見えず、つければ明るくて眠れない。
海外では多くのホテルがそうで、あれは不便を感じないのかしら。

こうした当たり前のことが、当たり前にできているところが、日本の強みでしょう。
正に痒いところに、手が届くようにです。
人が便利さを追求する限りは、海外での日本製品の優位性は、これからも揺るがぬものと思います。

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2005/07/13

ツアーな人々(買い物編)

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“ツアーな人々”の記事に、多くの方々からコメントを頂きました。その中で、なをぞさんの投稿に、買い物のことが書かれていたので、番外編として採りあげてみたいと思います。

先日ある添乗員から聞いた話ですが、日本人が海外旅行に行き始めたころ、最初の海外旅行ブームのころは、ショッピングでのコミッションが収入のかなりの部分を占めていたそうです。同僚の中には、ヨーロッパ周遊ツアーで、1回百万円の見入りがあった人がいたそうです。もちろんこの他に、旅行会社や現地代理店の取り分があるわけですから、相当なマージンを取っていたんですね。
海外旅行が大衆化されるに従い、そうした派手な買い物をする客がいなくなって、収入がガタ減りだそうですが、それでもショッピングは、旅行会社の利益と、添乗員の薄給をカバーしているのは、間違いないでしょう。

団体ツアーに夫婦で参加している人を見ると、大概の夫婦は奥さんが買い物に熱心で、旦那はそれを横目で見ているというパターンが多い。
女性の海外旅行の楽しみは、買い物と食事がトップだそうですが、男には余り興味がない分野です。
概して女は太っ腹になり、男はケチになる傾向があるようです。目の色を変えて買い漁るのを、店の片隅に集まって、「また要らないものを買っている」「何が楽しいのかねえ」などと、男達がブツブツつぶやいているというのが、一般的な光景です。
かくいう私も、その一人。

でも、妻以外の女性が沢山買い物をしたときは、大いに誉め上げることにしています。「やあ、いいじゃあないですか、良くお似合いですよ」とか、「やはりこういうものは、現地でしか買えないですからね」などと、持ち上げます。
なに、今時日本で手に入らないものなどありませんよ。
現地でしか手に入らない? それはきっと、日本では必要ないものですね。
そう思っていても、決して口に出しません。
なぜなら、そういう方々が、結果として私の旅行費の一部を負担してくれているのですから、大事なお客さんです。

現地ガイドが、「ここの国の名産で、他では売ってません」「この店の品物は信用できます」「日本円もOKです」、決まり文句です。
でも、数年前に中国に行った時に、阪急交通社の添乗員が陰で、「現地ガイドがあんなこと言ってますが、この宝石の原石は、中国では採れません。全部よそからの輸入です。それに、ニセモノも多いですから、注意してください」と、忠告してくれました。いい人ですね。阪急、大好きになりました。
でも、お金を使うということは、最大のストレス解消法でもあります。
派手に散在する人には、暖かい目を向けましょう。

ショッピングで、唯一楽しみなのは、現地の人が行くマーケットと、スーパーです。
その国の人がどういう生活をしているかが分かるし、物価水準が分かります。
スリランカで、セイロン紅茶ティバッグ100個入りで、70円で売っていました。まとめ買いして、隣近所に配りましたが、こういうショッピングなら、大歓迎ですね。

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2005/07/08

ツアーな人々(おまけ)

海外のパッケージツアーでは、日通旅行の1回を除き、JTB、クラブツーリズム、阪急交通、新日本トラベル各社をほぼ均等に利用していますので、各社6-8回は使った計算になります。この内、明らかに添乗員のレベルが低かったは、新日本トラベルです。この会社、せっかく一味違った企画を持っているのに、モッタイない。
他社のツアーに参加して、最も多く聞く声は、「阪急交通で、嫌な思いをした、もう懲りた、二度と利用しない」です。私のように、「阪急、別に問題ないですよ」という意見は、少数派です。

でも前回の記事に寄せられた、タケチャンマンさんの次のようなご意見を聞くと、これは見過ごせません。
“私が現地の状況に詳しい数カ国だけでの話しですが、阪急交通社の使っているバス会社の評判は良くないケースが多いと言わざるを得ません。”
同様の意見は、他の掲示板にも見られます。
もし、コストダウンのために、安全に眼をつむっているようなら、JR西日本の二の舞になります。阪急交通は、こうした疑問について、利用者にキチンと回答すべきでしょう。

次はタケチャンマンさんの、旅行コストに関するコメントです。
“問題は安いツァーの場合、どうやってコストを下げる努力をするかです。
食事のレベルを下げる、レストランと交渉して少食な日本人向けに食事の量を減らす、ホテルの格を下げる、観光地から離れた田舎のホテルに泊める、(中略)安全上問題があると噂されているようなバス会社を使う、色々なコストの下げ方があります。”
正にこの通りです。安いツアーでは、この全てを含んでますから、覚悟が必要です。

激安ツアーでは、悲惨な話を聞きます。ハワイに行ったら、海岸から遠く離れたホテルに泊められ、「ここは、本当にハワイか?」とか。ニューヨークに着いたら、「このホテル周辺は、大変危険なところですから、外に出ないように。」と注意され、ついにホテルから一歩も出られなかったとか。
こんなんじゃあ、何のために旅行に行ったのか、分かりませんね。

前回の記事で漏れたことを追加します。
現地ガイド、これも旅の良し悪しに大きく影響します。
理想は日本人でその国が大好きで、長年暮らしている人です。そういう人は、その国の良さを一生懸命説明してくれるので、こちらも相手国に愛情を感じます。
でも、チェコの日本人ガイドは、横柄で不親切でした。そのせいか、チェコは余り良いイメージがないのです。
台湾のガイドは現地の人でしたが、日本の統治下で教育を受けたため、日本語がベラベラ。しかも、小説は古典から最新の作品まで眼を通し、日本の新聞も毎日読んでいるという、実に研究熱心な方でした。日本の文化について語られると、こっちが赤面するほどです。
このガイドは日本贔屓で、しかも大の中国嫌い、中国の悪口を一杯しゃべってくれました。こうした人が頑張ってるうちは、台湾は中国に返還されませんね。

コメント頂いた、うさぎさんのブログで紹介されていた世界地図ですが、赤く塗ってるところが、入国したことがある国です。
我ながら、何だか幼稚園児みたいですね。
worldmap


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2005/07/07

ツアーな人々

tour
7月6日ドイツ南部で、トラックの荷崩れで、バスに乗っていた日本人ツアー7名が、重軽傷を負いました。旅行会社は阪急交通社で、以前にもペルー、エジプト、ギリシャなどで事故や事件にあっています。会社の体質に何か問題が・・・、と思われる向きもありますが、JTB社員の方に聞きましたら、全く関係なく単なる偶然でしょうと言ってました。死者が出なかったのは、不幸中の幸いでした。
こうした事故が起きると、直ぐに海外旅行は危険だと、短絡的に発想する方がいますが、日本にいても事故や事件にあうことがあり、要はどちらの確率が高いかで判断する必要があります。

海外渡航が30回を越え、その大半は団体ツアーです。旅行会社は特定せず、色々な会社のツアーに参加してます。結論から言うと、会社によるレベルの差は殆どありません。高いツアーは待遇が良いし、低価格が売り物のツアーは、当然サービスが悪い。
何事も、値段は正直なのです。
旅行者も、事前に価格を比較しておいて、参加するツアーのグレードと、受けられそうなサービス内容を想定しておいた方が良いと思います。

掲示板の中には、“阪急交通社”のスレッドを立て、同社主催のツアーを批判しているものもあります。
私の場合、過去記憶に残る優秀な添乗員に2回出会いましたが、2回とも阪急でした。一人は移動中のバスで、その国に関わる沢山の知識・エピソードを説明してくれ、全く退屈しませんでした。もう一人は、参加者の中に、情緒不安定な障害を持った方がいたのですが、献身的に対応していました。
こういう添乗員に出会うと、それだけで旅行が楽しくなります。
阪急の添乗員に、「添乗員一流、ホテルは三流」というと、苦笑いしていました。
逆に、ハズレ添乗員は若い女性に多い。現地ガイドに任せっきりで、何もしない。特に。現地ガイドが男性だったりすると、こいつらデキテんじゃあないかと、疑いたくなるような言動の添乗員もいます。

ツアーで私の場合、添乗員以上に悩まされるのは、むしろ参加者です。長い場合は、2週間も同じカマの飯を食うかけですから、アタリハズレは旅行の楽しさを大いに左右します。
毎日愚痴や文句ばかり言っている人、出された食事にマズイを連発する人、他人との接触を拒む人、甚だしくジコチュウな人、他人の悪口を言いふらす人、いずれも迷惑です。確率として、1ツァーに一人くらいの割合でいます。こういう方々は、是非個人旅行に行かれることを、お勧めしたい。
アタリの参加者では、自らが目と足に障害を持ちながら、ブラジルの障害者施設でボランティアを続けてこられた方と同じツアーになったことがありますが、話を聞くだけで心が洗われます。この時のツアーには、もう一人、身体障害者の方が参加していましたが、他の参加者全員が手分けして、お二人の行動を手助けしました。私が経験したツァーで、最も参加者のまとまりが良かったツァーでした。

添乗員から見て、困ったお客さんを聞きましたら、やはり理不尽な要求をする人を挙げました。結構多いのは「毎日雨ばかりで、なんとかならないの。」だそうです。
お客さん、何ともなりませんぜ。雨季に行きゃあ、雨に降られますぜ。
日程を検討する段階で、相手国の気温と降水量のデータくらいは、事前に調べておくべきでしょう。
南フランス地方を巡るツアーで、「どこ行っても田舎ばかりで、面白くない」と、文句を言われた添乗員がいました。田舎を回るツアーなんですから、仕方がないですよね。
滅多に観光客が行かないような遺跡ツァーで、ホテルが快適でないと不満を述べる人もいますが、そういう方はリゾートに行かれた方が良いでしょう。

旅行といえども、楽しさを左右するのは、結局人ですね。

段々馴れてきて、ツァーの目的やグレード、添乗員や参加者の質を判断して、そのツアーの中での“自分の位置取り”を決めるようにしています。そうすると、大概は楽しい旅行が出来るようになりました。

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